ゲーム覚書:メギド72の協奏について
たまにはゲームの話でもしようと思う。
メギド72についての説明はこの際省く。最近は有名になってきているし。もし未プレイで戦略を組み立てるのが好きだったり、村が焼け落ちるのを眺めるのが趣味だったりする人がいたらぜひ手を伸ばしてみてほしい。が、この記事はそういう趣旨の元に書かれていない。単にしかなのメモ書きだ。残念だったな。
さてこのゲーム、メギドを組み合わせて勝算を掴んでいくのが醍醐味のひとつと言っていいだろう。運営側ではタクティカルソートなどと呼称しているようだ。
この記事で話題にしたいのはそんなタクティカルソートのニューカマー、『協奏』である。
協奏とは?
雑に纏めるのであれば、こうだ。
・スキルをきっかけに発動する特殊な状態。強化解除は通用しない。
・協奏状態下では音楽に纏わるスキル・奥義で音符が溜まっていく。
・音符の数によって様々なバフが発生。5個以上になると『大協奏』状態となり、スキルの性質変化や強力なバフが発生する。
もっと詳しく知りたい方は各自公式のポータルを参照してほしい。私のうろ覚え知識を見るよりはよほどわかりやすく書いてあるだろう。
ともあれ重要なのは『大協奏』である。この状態になるとアタック強化とスキル強化が発生し、雑にフォトンを割り振っても敵が消し飛んでいる。すごい。
このタクティカルソートで面白いのは、既存のメギドたちをも組み込んでいることである。協奏状態そのものを提げたメギドが現れたのはごく最近。だが、それによって新たな戦略を手に入れたメギドたちが増えたのだ。画期的といえよう。
が、これは覚書なのでそこまで深く突っ込むつもりはない。今回はその『協奏』を持ち込んだメギドたちについてフォーカスしてみようと思う。
協奏の発端その1:サタナイル
指揮者というわりと珍しいモチーフのメギド。現在開催中のイベントストーリーをクリアすることで加入する。ので、まず彼女で協奏状態を試すモンモンも多いだろう。
彼女の特徴は概ねこんなところ。
・協奏状態によって攻撃力が強化される特性
・「音符があるとき自身にチャージフォトン追加」「音符の数が増えるほど味方のダメージ軽減」というリーダー向きの特性
・入手性が高い
なにしろ指揮者である。基本的には味方のサポートが中心。何がなくともスキルフォトンを与えよう。楽団がいないことには指揮者は指揮者でないのだ。
楽団が演奏を始める……つまり、バルバトスが笛を吹いたり、ジズが笛を吹いたり、クロケルがシャカシャカ棒をシャカシャカし始めたら彼女は一気に攻撃的になる。特性のおかげで音符が増えれば増えるほど攻撃力があがるのだ。最大は50%……音符が五個の時点、すなわち大協奏が始まってからとなる。
大協奏状態が始まるということはどういうことか。つまり、アタックとスキルが強化されている。その状態から放たれる奥義は相当な威力となるのだ。いや、最初見たときはびっくりした。
ちなみに彼女、リーダーにすると音符が一つでも場にあれば毎ターン無条件にチャージフォトンが追加される。放っておいても最速3ターン(協奏状態の開始→楽器スキルで音符一つ→2ターン目からチャージフォトン追加)で奥義だ。こうなるともう手がつけられない。あの音符馬はなんなんだ。
だが注意してほしい。彼女は指揮者である。つまり、以下のようなディスアドバンテージがある。
・自身で音符を作り出すことができない。
・リーダーにすると前衛ワントップとなりがちであり、気をつけないとすぐに落とされる。
一番重要なのはこれだ。彼女は協奏状態を作り出せるが、自分で演奏はできない。つまり、音符稼ぎは味方に頼らなければならないのだ。ヴァイガルドには弾き振りという文化はないのだろうか。
また、リーダーにする場合でも注意が必要だ。彼女のマスエフェクトはスナイパーであれば誰でも恩恵を受けることができる、という今までにない第一条件となっている。これを裏返すと、サタナイルが前衛に一人だけという態勢になりやすい。そして彼女は決して打たれ強いわけではない……集中攻撃を受けてしまえばひとたまりもないだろう。
演奏スキルを持つメギドもスナイパーが多いため、気をつけないとビフロンスさんやカスピエルあたりの列スキル持ちトルーパーに一網打尽にされてしまうことも考えられる。難しいところだ。
ともあれ、演奏が始まれば縦横無尽に活躍してくれるのがサタナイルだ。リジェネする前のバルバトスで回復したり、クロケルにシャカシャカしてもらったり、プロメテウスにライブしてもらったりして音符を貯めていくのがいいんじゃないかなあ。
協奏の発端その2:Rバルバトス
そして協奏を持ち込んだもう一人のメギドがいる。笛をギター(かな、あれ)に持ち替えた吟遊詩人、ヨハ……もとい、バルバトスである。
おおよそのリジェネバルバトスの特色はこうだ。
・協奏状態と同時に音符を作り出せる
・大協奏状態になると、スキルと覚醒スキルが全体攻撃に
・リーダー時、2ターン目までスキルフォトンが確定追加
Rバルバトスの最大の強みはここだろう。彼は仲間を協奏状態にするのと同時に、音符を作り出して場を盛り上げることができる。なぜなら吟遊詩人だからだ。
そして盛り上がりが最高潮に達し、大協奏状態となると彼は嵐を呼ぶ。具体的にはスキルと覚醒スキルが全体攻撃となる。覚醒攻撃に至っては、無効化バリアを貫通する特性を持った攻撃が三回ブチかまされる。大協奏なのでもちろんスキル強化済みだ。相手は演奏を楽しむどころではなくなるだろう。
「でもフォトンの巡りは運が絡むし……スキルフォトンが出てこないかも……」ポルダーガイストやドゥームとのイクサを繰り返してきたモンモンたちであれば、こうした不安も出てくるだろう。だが吟遊詩人はサービスを欠かさない。Rバルバトスはリーダーにするだけでどこからかスキルフォトンを持ってくる。もはや彼のリサイタルを止められる者はいない。
詰まるところ、味方との連携が重要となるサタナイルとは違い、Rバルバトスは単体で役割を持つことができる。雑に言ってしまえば彼にスキルフォトンを割り振っておけば敵は一掃できるだろう。かつての彼の軍団は音楽を楽しむ連中だったようだが、この戦い方を見るに相当恐ろしい連中だったのではないだろうか。
が、吟遊詩人とて万能ではない。彼とて「ヨハン!お前のお父さんは○○だったよ!」と指摘されてしまう側面もある。こんな感じだ。
・スキルの倍率が低いため、硬い相手には通用しにくい
・素早さが並であり、他の演奏スキル持ちメギドとの連携立ち上がりがやや遅くなる
・ガチャでしかこない
先ほど、無効化バリアを貫通して云々という話を出した。これは事実だ。しかし……私もちょっと誤解していたのだが……これは防御無視攻撃ではない。Rバルバトスのスキル攻撃倍率は決して高くなく、しかも彼はラッシュタイプであるため防御力を無視して攻撃できるような手合いではない。つまり、硬い相手には効果を発揮できないのだ。
また、彼はそこまで素早くない。バフを盛るにはちょうどいい特徴になるのだが、味方と協力して早く大協奏状態まで持っていきたいという場合にはここが文字通り足を引っ張る。演奏スキル持ちメギドたちはだいたい彼より足が速いのだ。なので、協奏状態を始めるのが遅くなり、どうしても音符の数を溜める時間がかかってしまう。この点にも気をつけた方がいいだろう。
しかし、なにより大事なのはここだ。リジェネバルバトスはガチャでしかこない。まあ他のメギドにも言えることだが、そもそもアジトに来てくれなければ力を借りることもできないのだ。悲しい現実である。リジェネレイトなのでゲーム開始時のスタートアップガチャやメギド確定ガチャでも来ない。大人しく今後くるかもしれない引換券とかを待つとかしよう。主役は遅れてやってくる。
終わりに
この記事では本当に触りだけまとめた。本来であれば演奏スキルを持つメギドとか……なんか音符を作れるようになったオーブとか……そういうのを絡めて説明すべきなのかもしれない。だがしない。私はセンセイではない。
これを読んでくれたモンモンたちが、協奏状態に興味を持ってよりよい戦略とかを考えてくれるのをしかなは楽しみにしています。よろしくね。
(追伸:画像とかは面倒なのでつけてないです。そのうちつける日がくるかもしれない)
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