22/09/03 プロレスリングNOAH N-1 VICTORY2022 GRAND FINAL 観戦記風備忘録

注:後で写真貼ったり文を整えたりします

1
ルチャドールらしい丁寧なレスリングを展開。
もともとそんなに飛ばない2人だけど、次の試合やウルフ兄弟の試合が場外弾連発したので、そことのコントラストが大会全体を通せばいい方に傾いたと思います。

2
今日の試合で帰国するグリーン&ロジャースのタッグ屋としてのチームワークがバッチリ。グリーンがN-1出場中もロジャースはダークマッチやアンダーカードを勤めていい状態でこの日を迎えられたかな。場外弾もどんどん出てくるなかで、最後はしれっとモリスがタイガードライバーで勝利。稲葉はモリスのために一歩引いてたのだろうけど霞過ぎ。退場時のロジャースの生声挨拶はグッときました。Please come back!

3
一発逆転男小峠らしい、受けて耐えてからの絶妙なタイミングのキルスイッチで勝利。正規軍の活躍が目立った試合展開で、YO-HEYとHAYATAで何かありそうな雰囲気はあったけど試合後もリング上では何もなし。吉岡は生で観るとホンマにスゴいスピードで動いて鋭さを感じる一方で進がなんかピリッとしてないというか変なことしてないのにノリにくいのがなぁ…

4
中盤の北宮のサイトースープレックスで船木が戦線離脱するハプニング?があってザワつく雰囲気でしたが、他のメンツがリカバリーして成立してました。その中でヨネが強さ怖さを見せてくれる安心感って矛盾してるみたいだけど成り立つのが彼の良さだと。中嶋の勝利で決着したところで船木が蘇生して北宮に襲い掛かるも再びサイトースープレックスをもらってしまいさらにボコられてしまうはめに。船木が持つナショナル王座戦が決まりそうです。

5
杉浦&小島というプレミアムタッグに稲村は善戦してました、もちろん谷口も。誤爆から杉浦が小島に攻撃したり、喝を入れるストンピンクをしたりともあったけど小島がウエスタンラリアット一撃で稲村を吹っ飛ばして勝利。稲村のラリアットを一発でもくらわしてほしかったな

6
みんな大好きウルフ兄弟のシングル戦。最初こそレスリングで独特な極め方したりしてたけど、場外弾が出始めると一転。トペ・スイシーダでどんだけ飛ぶねん⁉︎てなりました。あとチョップ合戦があってすごい破裂音出してましたが、ちょっと冗長だったかも。NOAHの戦い方にアジャストしようとしてたのかもしれませんが、もっと普段通りの戦いを見たかったかな。最近の中継のゲスト解説に入ったNOSAWA論外がワグナーの試合で本場の戦い方をしてほしい旨の発言があったけど、この2人にもそれは当てはまりそう。

7
惜しくもN-1敗れた5人に、ビザの都合で出場できなかったサッチャー、海外帰りの丸藤、そしてカシンという豪華なメンツの試合。前半はカシンがいつもの場荒らししつつも杉浦軍ペースに、最後は豪腕ラリアットをサッチャーが捕まえて脇固め(フジワラアームバー)で勝利。潮崎は負傷したのか心配

8
流れてしまったタイトル戦がようやく実現。試合はEitaの左脚への集中攻撃を中心に展開、小川&リディの脚攻めの引き出しの多さで小技でも退屈しない。個人的にはEitaの良いところが出せないまま終わってしまい、完封されたといっても過言じゃないかも。最後はリディが腕を取りながらの片エビ固めで押さえ込んで勝利。小川とEitaの間で決着しなかったので、2人の抗争はまだまだ続きそうです。試合後に小峠&吉岡が挑戦表明をし…ようとしたところで王者組が攻撃して阻止、さてさてどうなるやら。

9
グレートムタ大阪ファイナルに加えてグレート-O-カーンとタッグ結成ということで、これが目当てで来たお客さんも多いのでは(来る道中、ムタTシャツ着用の方を結構見かけました)拳王は竹刀持参でリングイン。ムタ組はNOSAWA、Oカーン、最後にムタと1人ずつ入場。拳王とOカーンの事前にメディア通じてできた因縁のやりとりも気になったが、やはりムタなんですよ。組み合う前に毒霧のデモンストレーションをすれば、フラッシングエルボーのキレも健在、客席を脅かしたと思いきやお客さんの手持ち扇風機で涼を取る姿で大ウケをとる。Oカーンが強さを誇ってもムタとは役者が違うんだなと実感。そんな相手ペースゆえイライラが募った拳王はOカーンに竹刀で滅多撃ちに、さらにファイヤーキックを狙うがムタが逆に火炎攻撃、征矢には毒霧(赤)で分断するとNOSAWAのシャイニング論ザード、ムタの閃光魔術、そしてOカーンのエリミネーターのフィニッシャー3連発でタダスケから勝利。喜びも束の間、Oカーンにムタが毒霧、魔界と帝国の同盟は儚く崩れたのでした…

10
試合開始から約20分間レスリングの攻防、途中ロープワークが入るのを除けば取るか取られるかの攻防がずっと続きます。この手の戦い方ならトップ級の力を持つだろう鈴木に清宮がついていけてるのがスゴい。お客さんがリングに集中してるのか、いい取り方に拍手が時々起こるだけで静まり返ってました。そこから鈴木の猛攻で清宮の腰(レスリングの攻防でのボディシザーズ等が効いている)にダメージを蓄積させる、特にエプロンへのワンハンドバックブリーカーや雪崩式ダブルアームスープレックスは強烈な一撃でした。さらにロイヤルストレッチや正調ダブルアームも決めるが清宮は肩を上げ続けます。そしてドラゴンスクリューからシャイニングウィザードと直伝武藤殺法を出すことに成功、フィニッシュは鈴木の首を持ちながらのシャイニングウィザード2連発、30分を超える激闘に終止符を打つことに。
トロフィー贈呈のあと、清宮は拳王を呼び込みGHCヘビー級のベルトに挑戦表明するが拳王は無言でリングから立ち去る。ここはどうなるのか今後に期待。最後は満員のお客さんに感謝の言葉を述べてシメました。
ここまでゴリゴリにレスリングするとは思ってなかったけど、その攻防に集中することができて一切退屈しませんでした。(没入と表現したかったが、カメラのバッテリー問題でそこまでいけなかったと感じてます)

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