銀行員は中小企業診断士になりやすい!養成課程に会社のお金で参加できる!
銀行は一次試験に通過した社員を会社の費用で中小企業診断士養成課程に参加させ、中小企業診断士の資格を確実に取得させることが多いです。
銀行をはじめとする金融機関は中小企業支援のために中小企業診断士を社内で育成しないと、金融庁に目をつけられることがあるのです。
そのため、一次試験に合格した銀行員がいると中小企業診断士養成課程を使い、銀行に所属する中小企業診断士を増やします。
もし、あなたが銀行員ならば行内の制度を調べましょう。
養成課程に関する制度が定められていれば、
中小企業診断士試験一次試験のみに合格することで
中小企業診断士を取得することが可能です
参考
二次試験が免除される中小企業診断士養成課程とは|資格GEEKS
銀行・信用金庫・保証協会は特に力を入れている
地方銀行・信用金庫・信用保証協会は社員を中小企業診断士養成課程に参加させる制度が整っていることが多いです。
信金勤めの友人が、
養成課程への参加制度が規定になかったが、一次試験に合格し上司に直談判し、制度を新しく作ってもらい参加できた。
ということを聞ききました。
この事例だと会社からのプレッシャーがすごいことになりそうですが、中小企業診断士が金融機関に必要とされているということはわかりますね。
ただ、デメリットがあることもあります。
それは、参加する前に念書を作成するパターンです。
養成課程に参加したあと○年間は会社を辞めません
自らの意志で退職した場合は学費をお返しします
という内容で念書を作らされる場合もあるみたいです。
会社の費用なのだから仕方ないかもしれませんが、独立を考えている場合は要チェックですね。
ちなみに、金融機関が参加させる養成課程は「中小企業大学校」です。
独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する学校で、中小企業診断士養成課程だけでなく、様々なビジネス系のコースが開かれています。
中小企業大学校養成課程の費用は200万円以上します。
さらに、半年間の養成課程に参加している間も給料を支払うことになるので、あなたを参加させる金融機関側の負担は想像以上に大きいものになります。
一次試験しか通過してない中小企業診断士ってレベル低くない?と言われる可能性
中小企業診断士は一次試験よりも二次試験が難しい試験です。
一次試験だけしか通過していなくても中小企業診断士になれてしまう養成課程に通うことが逃げだと感じる人もいます。
2ch(5ch)では「妖精さん」という蔑称があるくらいです。
ただ、逃げ・レベルが低いと考えるのは間違いです。
たしかに試験を通過せずに中小企業診断士になれるのはズルく見えるかもしれません。
ですが、養成課程は養成課程で、二次試験では経験できない壁を超えることが必要になります。
二次試験通過組は約15日間の実務従事を経て中小企業診断士になります。
それに対して養成課程では数カ月もの間、実際に中小企業に対して支援を行います。
チームで活動するのですが、方向性が一致しないと議論は夜通し続けることになります。
それも数カ月間もの間です。
中には根をあげて自主退学するケースもあります。
これらのことを考えると、
中小企業診断士養成課程で二次試験を避けたからといって楽な道ではない
ということがわかりますね。
まだ、時間をかけて能力を育てるので、中小企業診断士としての質も担保されます。
銀行員には一次試験対策に特化したテキストがおすすめ
一次試験のみで診断士になれるのなら費用は抑えたいですよね。
TACやLECみたいにな予備校に参加すれば30万円程度しますが、これは二次試験対策まで含めた金額なので、一次試験だけで良いよなると確実にコスパが悪いですからね。
中小企業診断士試験の特徴の1つが「科目合格制度」です。
一次試験の合格要件は「受験した科目の平均得点が60点以上 かつ 40点以下の科目が1つもない」です。
7科目もあるので全ての科目を一度に勉強するのは正直難しいですよね。
科目合格は最大3年かけて一次試験に取り組める制度です。
高難易度の資格試験ですが、時間をかけて戦略的にとりくめるのが一次試験の良い部分です。
ただ、中小企業診断士試験は3回受験する場合は3回最新のテキストを買うのが常識です。
なぜなら、時事問題や法律の改正を出題してくる試験なので、古いテキストで間違った知識を身に着けたり、新しい情報が抜け落ちているというのは致命的だからです。
でも、毎年テキストに30万円も払うのって現実的じゃないですよね?(予備校の場合)
正直そこまでお金はかけられない人も多いでしょう。
そんな人にオススメしたいのが私も使った「診断士ゼミナール」です。
詳細は↓
診断士ゼミナールのガチレビューと口コミ・評判【実際に使った!】|資格GEEKS
約5万円~と格安で受講できるコスパの良さだけでなく、
診断士ゼミナールは「3年間受講延長制度」が特徴のテキストで、1回購入すれば3年間最新のテキストが貰えるというメリットがあります。
中小企業診断士試験対策に特化した会社である株式会社レボだからこそできる、診断士試験のニーズをわかっている制度ですね。
おわりに
銀行員は自己負担なしで養成課程に参加できることも多く、他よりも優位な立場です。
一次試験だけ突破できれば中小企業診断士になれるというのは圧倒的なメリットです。
TACやLECなどの予備校は二次試験対策に力を入れているから値段も高いと言えます。
せっかく二次試験を回避できるのですから、テキストには余計な費用をかけずにコスパよく勉強したいものですね。
参考
診断士ゼミナールのガチレビューと口コミ・評判【実際に使った!】|資格GEEKS
金融機関の社員はタダで中小企業診断士養成課程に参加できる!|資格GEEKS
スタディング中小企業診断士のレビューと評判・口コミを調査!|資格GEEKS
中小企業診断士を取得する本当のメリット・デメリット|資格GEEKS
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