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ここまでやれば絶対に見られる!「インスタ見ました」を実現する集患導線設計
noteをご覧いただきありがとうございます!
歯科医院のインスタ運用専門家の杉浦と申します。
簡単に自己紹介をさせていただきますね。
私は2022年4月からインスタコンサルとして歯科のインスタ集患を実現するにはどうすれば良いのかを1年10ヶ月以上にわたり研究してきました。
お仕事させていただいた歯医者さんが少しずつインスタ集患に成功し、その成功要因を分析して、インスタ集患の取り組みとして必要な事と不要な事を切り分けてノウハウ化しました。
その後、作ったノウハウに再現性があるのかを確認するために、矯正歯科のお客様にモニターでインスタの投稿代行をさせていただいた結果、投稿開始2ヶ月目でインスタ経由で矯正治療の患者さんを獲得。
その後は広告運用一切なしで半年で8名矯正相談を獲得し7名治療開始という結果を出すことに成功。
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半年後に広告運用を開始すると、週1投稿でも毎月矯正相談を獲得しながら、診療圏の見込みとなるフォロワーを大きく増加させる事にも成功し、歯科のインスタ集患のノウハウを確立しました。
歯医者さんが集患のためにインスタを活用しようという動きは近年かなり大きくなっておりますが、
間違った運用をしてしまったり、見てもらう為の取り組みを行わないと時間を大きく無駄にしてしまう事になります。
時間単価の高い歯医者さんが貴重な時間を無駄にしないように、日本口腔インプラント学会専門医のドクターさんと協力しながら歯科のインスタ集患ノウハウを発信させていただいてます。
このnoteが役に立つ人
![](https://assets.st-note.com/img/1688800919071-OKKeYbkcKt.png?width=800)
結局、インスタは一生懸命発信しているけれども手探り状態なので、闇雲に運用していてインスタが全然見られていない歯医者さんがとっても多いのが現状です。
なぜインスタが見られていないのでしょうか?
それは「見られる導線を作ってないから」です。
導線作りは投稿作り以上に大切
どんなに良い投稿を作ったとしても、それが診療圏の方々に届いていなければ「集患」という観点では価値はゼロに等しいです。
この導線設計をやらずにインスタの発信だけをやっているので、多くの歯医者さんが時間を無駄にしてしまっているのです。
そして、歯医者さんのインスタアカウントで陥りがちな事に、同業の方のフォロワーがたくさん増えてしまう事も挙げられます。
本来であれば診療圏のフォロワーを増やさないといけないのに、同業の方のフォロワーばかりが増えているのが歯医者さんのアカウントでとても多いです。
そもそもインスタで歯医者探すの?
先ほどのお話を歯医者さんにすると、
「診療圏のフォロワーを増やす方法なんてあるんですか?」
「そもそもインスタで歯医者を探す風潮ってあるんですか?」
と聞かれる事がとっても多いです。
結論から言うと、
「診療圏のフォロワーを増やす方法は存在するが、インスタで歯医者を探す人は増加傾向にあるもののまだ少数派」というのが私の回答です。
「じゃあ、インスタはコスパ悪いのでは?」
そう思うかもしれませんが、冒頭でお伝えした通り私はインスタ広告を使う前から"インスタで医院を認知した"矯正治療の患者さんを獲得してます。
何度も言いますが、これが実現できているのは徹底した導線づくりを行っているからです。
では、次から本題に入ります。
究極の導線作り(その1): ホームページ
ホームページを見る方というのは、基本的にはGoogleから検索してホームページにたどり着いた人が多くの割合を占めているはずです。
Googleからたどり着いたという事は、少なからず何かしらの歯に関する症状で悩んでいたり、現在進行形でどの歯科医院にするのかを検討している段階の人という仮説を立てる事ができますよね。
つまり、ホームページの中にインスタグラムを見てもらうための導線づくりというのは絶対に手を抜いてはいけないのです。
「ホームページにインスタのリンクなら既に貼ってるよ」
そんなあなたにご質問です。
リンクやアイコンだけ貼って満足してませんか?
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よくあるのが、こういうヘッダーメニューにアイコンだけ貼ってるケース。
これでは、患者さんがよっぽどあなたの医院に興味を持っていない限り開いてくれる事はないと考えておきましょう。
多少のアクセスは入ると思いますが、どうせやるなら効果の高いやり方をやった方がいいですよね。
そのためには
インスタにはどんな情報が載っているのか?
インスタを見る事で何が分かるのか?
これらをしっかり盛り込む必要があります。
ホームページからの導線作りは2通り
ホームページからインスタを見てもらう為の有効な施策は2つあります。
オリジナルのバナーを作って、トップページすぐと、全ページのフッター手前に設置
プラグインを使ってインスタグラム自体をフッター手前に埋め込む
フッターとは、ホームページを一番下までスクロールした時に出てくる所できちんと作られたホームページなら全ページに必ず存在します。
このフッターの手前にインスタへの導線を設置することで、ホームページのコンテンツを読み終わった後に自然にインスタが表示されます。
なので、ホームページの内容を読み終える度に自然とインスタへ誘導する事ができるのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1688800917960-9c45cO9wuA.png?width=800)
私のホームページは自分の手作りデザインなので拙いですが、これはプラグインを使ってインスタを埋め込んだケースです。
私のホームページは全てのページにおいて、一番下のフッターエリアまでスクロールすると必ずこの2つのインスタが出てきます。
これを皆さんにもやっていただきたいのです。
フッターの理解ができたら、あとはインスタをホームページに埋め込むのか、オリジナルのバナーを貼り付けるのかを選択します。
【バナーがおすすめのケース】
バナーは、インスタへのリンクを埋め込んだ画像1枚の読み込みで済むので読み込み速度への影響も小さいです。
そのため、SEO対策をしていたりSEOを意識している方はこちらのほうがおすすめです。
バナーには、インスタの投稿のサムネイルをデザインの中に盛り込んだり、スタッフさんの写真などを入れて親しみやすさを持たせたデザインがおすすめです。
【インスタの埋め込みがおすすめのケース】
インスタを埋め込むメリットは、ホームページから投稿へダイレクトにアクセスできるので、ホームページの訪問者の方が興味を引く投稿が表示されていればインスタへのアクセス率の向上が期待できます。
ただ、バナーに比べると読み込みに時間がかかるのでサイトが元から重たい方やSEOを意識している方にはおすすめできません。
この2通りのやり方のうち、どちらかを必ず行ってホームページの訪問者にインスタを見てもらう導線を必ず作っておきましょう。
究極の導線作り(その2):GBP
GBPはGoogleビジネスプロフィールのことで、営業時間や電話番号、口コミといったビジネスに関する情報を載せる場所のことです。
このGoogleビジネスプロフィールには、至るところにインスタグラムの導線を設置することができます。
商品設定の区画
最新情報の区画
GBPの一番下に表示されるプロフィールの区画(Googleに認定された場合)
Googleにおける歯科医院検索の主流は、Googleマップを使った検索が多数を占めており、
Googleマップから認知された場合はこのGoogleビジネスプロフィールが検索結果に表示されます。
また、医院の指名検索でもGoogleビジネスプロフィールが表示されます。
このGoogleビジネスプロフィールにもインスタグラムへの導線を設置する事でインスタグラムへ誘導することができます。
一つずつ解説しますね。
最新情報の区画
![](https://assets.st-note.com/img/1688800917162-Gy3YKGOv7T.png?width=800)
Googleビジネスプロフィールの最新情報は、
GBP上のいわゆるブログ的なポジションを担う区画になります。
ここには、既に投稿した過去のインスタグラムの投稿を流用することでGoogleからインスタへの流入を促すことができます。
◆テキスト部分⇒キャプション文をハッシュタグを抜いてコピペ
◆写真の部分⇒インスタで使った画像を流用
◆ボタンのリンク⇒インスタの投稿のURLを貼る
インスタの投稿さえできていれば、ここにコンテンツを流用できるのでやらない手はありません。
最新情報の更新はMEO順位にも影響すると言われていますので、必ずやりましょう。
GBPの下部に表示されるプロフィールの区画
![](https://assets.st-note.com/img/1688800917092-0AJzi1tmJh.png)
この区画は、私たちが設定して反映させられるものではありません。
これは、Googleが各SNSのアカウントを医院の公式アカウントと認定した場合に自動的にGoogleビジネスプロフィールに反映されます。
どういうプロセスで認定されるのかは公開されておりませんが、
![](https://assets.st-note.com/img/1689486822732-d7JeSvy0QU.png?width=800)
といった、Googleに対して公式アカウントである事をこちらから示すようなアクションを行うことが有効ではないかと示唆されています。
いつ頃登録されるのかは不明で、時間の経過と共に定期的にチェックするしかありませんので、ここは気長に待ちましょう。
こちら3月某日にGoogleビジネスプロフィールの管理画面から、各種SNSへのリンクを設置できるようになりました👍
これもすぐにできることなので、さっさと設定しちゃいましょう!
![](https://assets.st-note.com/img/1711447755736-ddCRpJkwNO.png?width=800)
究極の導線作り(その3):各ポータルサイト
歯科関係のポータルサイトはたくさんありますよね。
ドクターズファイル
メディカルドック
EPARK
各地域のお勧め医院紹介サイト
といった各ポータルサイトに、インスタのURLが掲載可能かどうかを確認して可能であれば依頼しましょう。
地域の医院紹介サイトは掲載費用が無料から有料のところまであると思うので、有料の場合は月間どのぐらいのアクセスが入っているのかを確認すると良いと思います。
どのぐらいのアクセス数だったら良いのかという基準は、リスティング広告のクリック単価を基準にすると良いでしょう。
皆さんの地域の「地域名 歯医者」といったキーワードのリスティング広告のクリック単価(CPC)が、1クリック100円だったとすると、
掲載料月額20,000円の場合は最低でも月間200アクセスはないとコスパは悪いと言えます。
クリック単価が分からない場合は、UberSuggestというサイトで無料で検索できますが、出てくる金額はあくまで目安として捉えてください。
このように、集患施策として認知される可能性のある取り組みはリスクの低いものから全て検討し、
そこにインスタへのリンクを設置できないかという考え方を徹底的にしみこませてください。
究極の導線づくり(その4):ハッシュタグ
今まではインスタ以外の媒体からインスタへ流す導線づくりでしたが、
インスタ内で認知⇒プロフィールへ誘導する導線設計も欠かせません。
そこで重要になってくるのがハッシュタグです。
この後ご紹介するのは、
私がインスタからの認知獲得⇒集患に繋げた独自の戦略です。
多くの歯医者さんがこのハッシュタグ選定を誤っているせいで、同業の方のフォロワーが増えたり認知が取れないと言った事態に陥っています。
まずはハッシュタグの選定の考え方から始めましょう。
ハッシュタグ選定の基本的な考え方
ハッシュタグから見込み患者さんへの認知を獲得するには、検索ニーズのあるハッシュタグを選ぶことがとても大切です。
矯正治療を例にするなら
「矯正を検討している患者さんならどんなタグで検索するだろう?」
この逆算思考がとっても大切で、多くの方が下記のような間違ったハッシュタグの選び方・付け方をしてしまっています。
◆専門用語のハッシュタグをつける
⇓
#歯列矯正 , #インビザライン , #iTeroなど
⇓
結果として同業の方ばかりに認知される
◆検索ニーズのないタグを付ける
⇓
英語のハッシュタグ, 医院名のハッシュタグ
⇓
そもそも見られていない
◆投稿件数10万件以上のタグを付ける
⇓
#歯科医院 , #歯医者さんなど
⇓
競合が多すぎて表示されにくい上にすぐに埋もれる
歯医者さんのインスタで同業の方が増えてしまうのは、同業の方しか知らないようなキーワードを入れてしまっているからです。
また、投稿件数の多いタグは確かによく使われていますが、そもそもそのタグから認知してくれた人が診療圏に住んでいるという保証はありません。
そうです。
歯科のインスタ集患で重要なハッシュタグの選び方は、
「投稿件数が少なくても現在進行形で歯科医院を探している診療圏に住む人が使いそうなハッシュタグを選ぶ」
これに尽きます。
集患のきっかけになる最強のハッシュタグ
ここでヒントになるのがGoogleの検索です。
例えば、品川区で矯正の歯医者さんを探す時にGoogleではどのように検索するでしょうか?
◆品川区 矯正
◆品川区 矯正歯科
◆品川区 マウスピース矯正
このような組み合わせになることが多いと思います。
これをそのままハッシュタグに置き換えると、、、
◆ #品川区矯正
◆#品川区矯正歯科
◆#品川区マウスピース矯正
このようになりますよね。
実際にインスタグラムでどうなってるか見てみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1688800919726-24Gl2ytGDq.png?width=800)
あれ、投稿件数3件しかありませんね、、、
でも、これが逆にいいんです。
競合の投稿が全然表示されていないという事なので、
自院の投稿でこのハッシュタグを埋め尽くす事ができるわけですね。
そうしたら、このタグがしょっちゅう多くの方に見られてなくても数か月後、1年後とかでも矯正ニーズのある方がこのタグで調べたら100%医院の認知に繋がると思いませんか?
ハッシュタグから多くのインプレッションを取れれば正解というわけではないのです。
ここで、私が代行させていただいた歯医者さんのアカウントで使用しているハッシュタグの検索結果をお見せします。
![](https://assets.st-note.com/img/1688800920491-HhltiQOeK0.png?width=800)
他の医院の投稿も混じっていますが、
これなら絶対茶色いデザインの投稿が気になりますよね。
これはパソコンで表示しているので少ないですが、
スマホで見るともっとたくさんの投稿で埋め尽くされていると思います。
このようにして、診療圏に住むニーズのあるユーザーに認知してもらえる導線づくりをしているのです。
ただ、このハッシュタグ戦略は写真投稿では通用しません。
ただの写真投稿では他の医院の投稿との違いが分からないので、ちゃんと統一したデザインで埋め尽くす必要があります。
また、投稿を開いてもらっても中身がきちんと読みやすく他の投稿も見たくなるような構成になっていないと、
投稿からプロフィールに飛んでもらえる確率も下がってしまうので注意が必要です。
究極の導線づくり(おまけ):インスタ広告
インスタ内での医院の認知獲得に繋げる唯一の選択肢として、「インスタ広告」があります。
インスタ広告は、皆さんが一生懸命作った投稿を
◆広告を配信する地域
◆年齢
◆性別
◆ターゲットの興味関心
を指定して、インスタに広告費を支払って診療圏の人に投稿を拡散できる最強の認知獲得ツールです。
このインスタ広告は、あくまで認知獲得のきっかけにならないといけないので広告配信する投稿は、見る人にとって有益であったり、魅力的なものでないといけません。
広告で流れてきた投稿を見る
⇓
興味を持ってプロフィールへ
⇓
他の投稿やハイライトへ
⇓
ホームページor予約へ
というステップを診療圏にいる見込み患者さんに踏んで欲しいので、投稿を広告にかける前にプロフィールへ飛んでもらった後、
どのような順番でコンテンツを見て欲しいのかをこちらから示す必要があります。
そのために、「自分たちのインスタをどのように見てもらったら効率的なのか」というのを解説した投稿を作り、プロフィールに固定しておくのです。
導線づくりが終わったら次に行う事
まず最低限の取り組みとして、その1(ホームページの導線づくり)とその3(各ポータルサイト)の導線づくりが終わったら、投稿作りをスタートさせてください。
その2でご紹介したGBPの導線は、そもそもインスタの投稿がないと導線が作れないので少しずつ投稿しながら構築していきましょう。
そして、投稿する際には並行してその4で解説したハッシュタグを使った導線も一緒に構築しましょう。
最後に
インスタ広告で診療圏のフォロワーが増えるとお伝えしましたが、それはきちんとターゲットに刺さる高品質な投稿があってこそ実現できるものです。
歯科ジャンルは、美容や飲食ジャンルのようにユーザーがポジティブな気持ちで見たくなるようなジャンルではないので、求められるクリエイティブのクオリティも必然的に上がっていきます。
だからこそ、投稿内容に手を抜いたり、中途半端な内容になるだけでインスタ広告・集患の成功確率は大きく下がってしまいます。
皆さんが集患に繋げるための勉強会、講座なども不定期で行っていますので、詳しい内容を知りたい方は是非そちらも併せてご参加ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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