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【#0 HSPの語らい】〜HSPは個性〜

「変わってるね。」
「不思議ちゃんだよね。」

あなたが僕と同じ繊細な気質を持っているなら、今まで何度も耳にしてきた言葉かと思います。

僕自身、それが原因で『自分は普通の人より劣ってるんだ…』と思い、必死に周りの人に合わせ、繊細な気質を隠しながら生きてきました。

共感して頂ける方も多いかと思います。

そんな"繊細な気質"を持つ方のお力に少しでもなりたいと思い、本noteを執筆しました。

※本noteは僕(@shika_hsp)が、けんとさん(@kent_sensai)たかやんさん(@takayan_kokoro)と共にTwitter上で開いたSpaceを文字に起こし、読みやすいように補足していったものです。本noteを執筆するにあたって、根拠を明確にするためにHSP提唱者であるエレイン・アーロン博士のお言葉をお借りすることが多くなります。

今回はSpaceを始めるに当たって、以下の目次の内容でお話ししました。最大で約60名以上の方が聞きに来てくださり、嬉しい限りです。

本noteのハートマーク(スキ)を押していただけると、大変励みになります。気になる部分を拾い読みして頂けると幸いです。


1.過去の経験、経歴

しかちゃん

学生時代、とにかくはみ出しものにならないように周りに合わせ、カメレオン人間に。「気にし過ぎ」「変わってるね」と普段から言われるため、『自分はおかしいんだ…』と自己否定感が募る日々。人間関係を模索するもアッパー系コミュ障に。大学にて詐欺に騙され人間関係リセット症候群発動。集団から嫌られ、フラれ、誰も味方が居なくなり一人ぼっちに。鬱っぽくなり休学。書店でたまたま手に取った本から"HSP"という言葉を知り、理解する事で10年間悩み続けたモヤモヤが一気に晴れた。今までの自分を認め、自分に必要な沢山の本を読み、生きやすくなり、人間関係が嘘のように好転した。更に、ポジティブになり、自己肯定感が上がった。

たかやんさん

23歳でうつ、31歳でうつ再発。"HSP"と言う言葉を知り、驚くほど生きづらさと苦しみが軽減した。そこから自分を理解していくことを決意。結果『ありのままの自分で良いんだ。』と思えるようになった。頼ることが苦手だったけど、自分を少しずつ出せるよう努力した。すると人に恵まれ、支えてくれる人が出てきた。

けんとさん

昔から、人と居すぎると疲れたり、人からどう思われてるかを気にしすぎたりして『生きにくいなぁ…。』と感じていた。今年の夏、自分がHSPだと知ってから、やっと自分を許せた。自分を"変え"たり"否定"するんじゃなくて、"理解"して『自分に寄り添って生きてこう』と決意した。


2.本Space(note)があなたに提供するもの

1.”社会が求める普通”がしんどい人にだって、HSPについての理解や知識があれば自分を守れるし、誰にだって能力を活かせる場所があることを知ってほしい。乗り越える力は本人にしかないけど、「きっかけ」を作り、一人でも多くの方が"生きやすく"なる。そんな場所にしたい。

2、非HSPの方でHSPを理解したい方にも聞いて欲しい。パートナー、友人、会社の部下などにHSPがいれば、接し方一つで能力を発揮させてあげられる。


3.信念、夢

しかちゃん

"HSP"の認知を広め、『HSPが能力を発揮しやすい世の中』にしたい。現在の認知:心配性、人が怖い、恥ずかしがり、抑制的。それは周りから見たり比較された時の印象であって、実際にHSPの方の心の中はこうで無いことが多い。HSPは20%、5人に1人いると言われているのに、これまでは「変わってる人」としか理解されてこなかった。それも納得できて、非HSPとは脳の作りが違うから、少数派として丸め込まれてしまうのも仕方がない。だからこそHSPとはなんなのかを僕は広め、非HSPの方には「こうゆう人もいるよね。」と感じられるようになって、世の中でHSPの人が力を発揮できるようになって欲しい。

また、「生きづらい、世の中理不尽だ」と感じるHSPの方の人生を変えたい。僕自信、この言葉に出会うまでは世の中が理不尽に思えてしかたなかった。「変わってるね」と言われては「自分ははみ出しものだったんだ…」と自己肯定感が下がり、自分が嫌いでしょうがなかったし、諦めていた。けれどHSPという言葉に出会い、HSPの特性から自己理解を深め、『これ、HSPだからだったんだ!』と自己否定感を払拭でき、徐々に自己肯定感が上がってきた。自己肯定感が高いとこんなにも毎日が楽しい。ということを、是非いろんな方々に味わってもらいたい。

たかやんさん

2度のうつを経験。自殺未遂も経験。さらに生きづらさを抱えて生きる。でもそんな中でも可能性はあると信じている。その可能性は誰しもが持っているもの。ただきっかけが見出せていないだけ、そんなきっかけを、僕の敏感な力を利用して一人でも多くの方の力になれるようになる。さらに可能性を見出し、「生きる」を感じ、経済的にも精神的にも「生きる」を作ることが僕の大きな夢。これが結果的に自信となり、人への可能性となる。人の痛みがわかり、人にも寄り添える人が増えれば社会は良くなり、子どもたちへの教育が充実し、社会全体が良くなると考えている。その第一人者になる。まずはこんな自分でもできることを見せることから。帰るまでが遠足ではないけど、スペース後少し心が軽くなり、自己肯定感がぷち上で、持続性がでてくる。やはり乗り越える力は本人にしかないけど、「きっかけ」を作り、一人でも多くの方に、生きやすいと思える場所にしたい。

けんとさん

自分を刺激から守ってくれる「自分の部屋」という最高の場所で、直接誰かを助けられて感謝されることで賃金を得て、そのお金で貧乏で家族仲が悪くなった我が家に笑顔を取り戻したい。いつか出会える新しい家族とはずっと仲良く笑える家族で居たい。そのためにまずは自分が笑える誇れるそんな仕事をしていきたい。守れるものを全部守るのが夢。日本社会の息苦しさに囲まれて毎日すり減って、気持ちが下がってる方に僕らの考え方、生き方を知ってもらって「無理しないでいいんだ」「こんな生き方もあるんだ」「この人達みたいになりたい」そんなビジョンを見せて、次のSpaceにも来てもらって、毎回『なんか参加して良かったな!』と思わせられるHSPの集会所、隠れ家のような空間にする。


4.質問箱 

・悩み「悩んでるんですが、こういう時どうしてますか?」
・あるある「これってHSPだからですか?私だけですか?」
・非HSPからの質問

以上を募集しました。回答が絞れる質問は、僕が代表してお応えさせていただきます。


ーーーSpaceで回答した質問ーーー

質問①

しかちゃん

興奮してひたすら傷つく状態を抜け出すこと、フィルターを通して悩んで「悩んで意味あるか」「改善すべき点は自分にあるのか」を自分に問いかけること。をしています。

けんとさん

27歳になった今でもあります。
自分への大ダメージを避けたい気持ちが強いので、怒られた内容に対して、本当に自分だけが悪かったのかを洗い出し、自分が悪くなかった箇所と自分が悪かった箇所を比べて、総合評価してから再度落ち込みなおします。

たかやんさん

ストレスなどの負荷がかかったときに対応できるように、常にメンタルの状態を保っておく。
どうしても切り替えれない時は休息時間を多く取るようにしています。

質問②

しかちゃん

いい意味で素直なので、「ピュア」って呼び方、かわいくて良いですね ^ ^

けんとさん

ピュア、凄くステキです。
僕は好きな表現なので広がって欲しいです。

たかやんさん

一番、しっくりくるワードですね。これから使いたい。

質問③

しかちゃん

ピザ

けんとさん

焼きそば

たかやんさん

今日は、忙しくバタバタしていたので、焼きそばですwww
食の発信を見てくださっていることを加味しての、質問だと思うので軽くいうと....
メンタルに良い言われている食事を摂るようにしています。納豆とバナナは欠かさず食べています。
忙しいなかでも、一品をメンタルに良いと言われるものを取り入れるようにしていますね。

質問④

しかちゃん

僕自身伝え方を誤り、フラれる一つの理由となった過去があります。ネガティブな面も伝え、しっかり話し合う時間を取る事をお勧めします。周りの人にも特に伝えていません。

けんとさん

HSPと言ってから、僕は楽になりました。
これから、「ずっと一緒に居たい」「ずっと一緒に居てくれるかもしれない相手」に自分を隠すことほど辛いことはないと思います。

理解してくれるかどうかは、自分で悩んで答えが出ないなら大好きな人を信じるしかないのかなって。

僕は、HSPってなんなのかを見せたうえで自分の苦悩とか、今までどういう心情だったのかを伝えました。

そしたら、「確かにHSPっぽいね!書いてあるやつ、思い当たるもん!」とすぐに理解してもらえて、相手の女性に恵まれてるんだと思いました。

打ち明けたときの気持ちは恋人に聞いたことないですが、普段の会話のように普通に終わりました。
凄い人です、ほんと。

友人も全然気にしない人なので、「あんまよくわかんないけど、けんとはけんとじゃん!」って言われて、周りの人間にほんと恵まれてる…ってなりました。

たかやんさん

私は、パートナーからHSPを教えてもらった身ですが、話せる時間は取りました。もちろん全てを理解してもらうことは困難ではありますが、理解してくれようとしました。そのために自分を、伝えるように心がけています!!

質問⑤

代表して回答させて頂きます。1996年にエレインアーロン博士が提唱したハイリーセンシティブパーソンの略称。人口の20%が該当していて、主に人より「深く考える」「五感の刺激に敏感」「感情を大きく感じる」「些細なことに気づく」といった気質を持っている、繊細さんです。

ーーーSpaceで回答しきれなかった質問ーーー

質問①

しかちゃん

初対面で話してみた感覚的に「あ、こうゆう感じの人だな〜」ってのは大体感じますし、その後深く話していってもそのイメージのままのことが結構あります。気が合いそうか合わなそうかで大体分類してます。

けんとさん

これ、僕も結構あります。
その時は「え、どうみてもこんな人だよ??」って、友人が気づかなかった時には、気づかなかったことに驚いてしまいます。

たかやんさん

正直、直感な部分があります。意図的に分類しているというよりかは、反射的にしてしまっているが、僕にとっては最適解です。そのため、その直感はよく当たります。深読みしすぎな時もありますが...(笑)

質問②

しかちゃん

今までHSPの気質で傷ついてきましたが、それを回避し、創造性、などの強みの部分を生かして秀でることです。

けんとさん

持っている能力を最大限に出せるように工夫する。HSPで敏感だから人より先に気づけることが多くある分、それで自分を守る。

たかやんさん

HSPの敏感さ、繊細さが、寄り添える力になれると自負している私がいます。
私はHSS型HSPなので、独自の発想や探究心を活かし、より個性が磨けるようにしていこうと考えています。

質問③

しかちゃん

この気質は生まれつきのもので、養育者によってその気質の活かし方が変わってくるとアーロン先生はおっしゃっています。僕も何人かのHSPの方とお話しする中で、環境や過去で性格や繊細な度合いは変わって来ているなと感じています。順化とかもあるので。もし小学生の担任の先生が人前に立たせて作文を読ませ"冷やかす"ような人なら、そこでトラウマになって刺激を避けるようになるし、人前でしゃべることを"褒める"ような環境で育てば、ある程度繊細な気質で聴く側を感動させられるような人間に育っていたと思います。

けんとさん

親の影響が強い部分はAC(アダルトチルドレン)が原因かもしれないので、調べてみても良いのかな?と思います。

僕自身が、親の感情に敏感で、自分に価値がないといけないという感情が働いてしまうので、同じような感情が湧くなら可能性はあります。

たかやんさん

僕の見解では、養育者の影響はあると思う。そこに気づけるか否かで、受けいれれる時間のかかり方などが変わってくる。僕は完全後者です。なかなか吐き出せなかった幼少期。大人になって、母親と話す機会を持って、受け入れることができました。

質問④

しかちゃん

普段思わないです。どう活かそう。という思考に切り替えますし、無理だったら諦めます。自分は自分でしか守れないので。と思っています。

けんとさん

基本的には、HSPを理由にしたくないと思っています。
でも、正直、HSPを理由にしないと解決又は一度その問題について考えることを終わらせられないことが多いので、客観的に見てHSPが理由だな。となった時は、それでいいかなって思うようにしてます。

たかやんさん

時々ある。HSPを知って、自分を受け入れることができたし、楽になりました。でも、それを人に押し付けるのは違うと思っているので、仕事面では特にHSP理由にしたくないと思ってしまいますね。

質問⑤ 

しかちゃん

先行して傷つき、頭がそのことでいっぱいになり、冷静になれず何も言い返せなることが多々あります。痩せている人に太ってるねと言っても傷つかないように、自己理解をしている部分や自己肯定感のある部分に冗談が飛んできた場合は、すぐに冗談と気づいて冷静に対処できるので、日々自分を好きになる努力はしています。

けんとさん

僕の考え方なんですが、冗談って双方にとって”冗談”にならないと成立しないと思ってて、言われた方が傷ついた時点で、相手の人が「冗談が下手だった」で良いと思います。
質問者さんは悪くないです。

たかやんさん

傷つくこともあるし、返せないことも私自身もあります。それでも、自分を責めないように心がけています。あの時こう答えればよかったと思うけど、それを次に活かせるようにしたりして、同じような場面に遭遇したら、「こう答えてみよう」と日々考えるようにしています。


ありがとうございました。右下のハートマーク頂くと嬉しいです。

次回のスペースは
【#1 HSPの語らい】〜繊細なあなたが、まず知るべきこと〜1月18日に予定しております。

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