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幸せなまちってなんなのよ


ここ最近、悩んで悩んでどうしようもなくて
自分の将来キャリア仕事、暮らし、色々なことに迷走している

なぜこんなことになったのかというと
自分が正しいと思って進めているまちづくりが
本当に地域にとって正しいのか、ありがたいのか
わからなくなってしまったこと。

最近、下町に引っ越しをした。
狭い路地に野良猫がいて、昭和か?と思うような商店街で八百屋のおじさんが叫んでいて、安い銭湯で番台のおばちゃんに話しかけられる。圧倒的な町中華の数。
わたしは洗練されていない雑多なこのまちが気に入っていて、意味もなく外に出て散歩をしたりしている。

そこで思った。自分が今正しいと思って進めているまちづくりは、自分が気に入って住んでいるまちと相反するものだと気づいた。
防災と安全性、利便性を語って広い道路をつくること。『そういうもん』だと思っていたし、必ずくる大地震で全てを失う前に、やるべきことだとも思う。
だけどそれって本当にみんながハッピーになるまちなのかな。

こんなことを思ったらコンサルタント失格だなと思いつつ、いろんな人の話を聞いたり、本を読んだり、まちを歩くたびに思う。

そんなもやもやを抱えているタイミングで、会社の卒業生の先輩に声をかけてもらって、ある講座の説明会に参加した。
そこで聞いた言葉
『よーくよーく考えると、本当に地域のためになっているのか』

地域のためってなんなんだろうか。
防災性が高まること?車が安全に通れること?
わたしはそれは『大きな幸せ』だと思う。

じゃあ『小さな幸せ』ってなんなんだろうか。
自分が目指すまちってなに?


11/10の追記:
このnoteの存在は友達にも会社の人にもあまり話していないが、ひょんなことから会社の上司にばれた(本名でやってるし、写真とかも載せてるし、そりゃばれるか)
この記事を読んだ上司が「地域にとって幸せなまちとはなにかを考えて取り入れる余地が密集事業にはある」と言っていた。
「やらなきゃいけないこと」と「地域が望むこと」を少しでも近づけて、一緒にやっていくしかないんだと思う。
そのためには、まず、ちゃんと地域を知って地域の人の考える「価値」を見出さないとな。


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