雨女だけど結構悪くない

note48日目。
今日は90%雨予報だけど傘を持たず出ました。
だから、絶対に降るよ。

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そうなんです。
傘って持てば降らないし、持たなければ降るんです。
測り難きは人心。女心と秋の空。
なんか違うかな。

わたくし結構、雨女気味です。
そして天邪鬼的に翻弄される雨女のようなのです。
確実に雨！ならそれはそれで準備というものができるのですが、そうでもないのです。
確かに毎度雨ということはないのです。
でも、曇り予報で実際にはめちゃくちゃ良い天気、こんな日ににわか雨で降られたり、滅多に予約を取らない何かを約束した日に限って暗転の後雨だったり。

なんで今なん…
今日はやめてって…

そういう時に限ってなんです。

よく雨女は龍神様に愛されてるとか言いますよね。

🐉 : ベイビーがお出かけしてくれて嬉しいぜー
     歓喜の雨だぜー

みたいに喜んでくれてて嬉し涙大号泣なら
何だかもう私も嬉しい…
ってなるかもしれないのですが、どう考えてもちょっと違う気がするんです。

🐉 : 傘も持たずにお出かけかい？
　　珍しくウキウキしてるじゃーん
　　ざーんねんでしたー降らせまーす

思うにこんな感じなんです。
あくまでも私個人の見解ですよ…

気合いを入れて描いた外置きのチョーク看板は
必ずと言っていいほど書いたその日に雨がきます。
可愛いく描いたのに数時間でホラーバージョンです。

絶対にいじわるされてる気しかしません。

こんな風に意地悪だの言ってはいますが、悪いことばかりじゃないのです。

初あべのハルカスに行った時のことです。
ちゃんと休みをとって予約もしての観光です。
天気も確認もok、バッチリ晴れの日が続いていました。
せっかくだからと、展望台のまた上のヘリポートに行けるアクティビティに予約していました。
地上300メートルの外に命綱なしで行けるなんて最高やん！とすごく期待していたのです。

が、例の如く、です。
だんだん雲行きが怪しくなり始めます。

またかぁ。

ヘリポートに着いても景色は一面グレーです。
風も強くなってきて、雨粒がポツポツ。

同行スタッフさんの動きがなんだか慌ただしくなってきました。


お時間はやいのですが、天候が悪化してきたのでここで中止にしたいと思います…

ですよねー
みるみる風が強くなってきてるもの。

残念そうにしているわたしたちの顔をまじまじと見ながらスタッフさんが

髪がすごいことになってます

と。

よくよく聞いてみると、
雷が近くに来ているのだとか。
わたしには雷の音など全く聞こえませんが
髪の毛が逆立っています。
何もしていないのに、高速猛烈下敷きゴシゴシをやった時みたいに、髪がほわーっと立ち上がっています。

ヘリポートの降り口でスタッフさんが避雷針を指差しながらわたしたちを即刻退避を促します。

避雷針って、雷が落ちる時に雷を導くものかと思っていたのですが、
近くに雷があるだけでビリビリ鳴るんです。
避雷針を間近で見る事も貴重だし、ましてや雷様との対決の前に武者震いしている姿なんて、なんて素敵なの。
遠くの景色が見えることよりも何百倍もすごい経験させてもらえました。

なんでも「取様」と言いますが、ひねたわたしは「なんでもポジティブシンキング♪」なんてできないのです。

でも起こったことは全力で楽しめる方なのです。

不貞腐れて悪態つきつついても、起きたことを恨みさえしなければ良いこと楽しいことは起きると思っています。

さて、今日の龍神様との勝負ですが、どうなることでしょう。

予報に反してまだ降らないので、今のところわたしがやられています。

軒下に入れた看板も無事。
完全防水の靴も今のところ出番なし。
対策はどれも空振り。

最後まで読み合いは続きます。