司法試験の感想(後半)

こんにちは。司法試験です。
司法試験の感想(前半)の続きです。

~中日~
2日目終了後、宿泊先をチェックアウト。帰宅。
中日の朝、緊張が解けないのか、6時に目が覚めました。
頭がフワフワしたままです。
そうは言っても、刑事系と短答の勉強をしなければなりません。
午前中は刑事系。
辰巳の刑訴ヤマ当て講義を視聴。
伝聞、違法収集証拠排除、X線検査などなど。
判例も解説してくださる超良心的講義。
頼む、あたってくれ。
午後から短答の確認。
やばい、結構知識が定着していない。30か所限定で当日の見直しポイントを作成。1ヶ月前からやっとけばよかった…。
夕方、再度宿泊先にチェックイン。
もう来年はお世話にならなくてもいいようにしますので、の精神でルームキーを発行。
就寝まで、辰巳のハイローヤーとまとめノート確認。
ハイローヤーの予想はカメラによる撮影捜査の適法性など。うんうん、なるほど。
刑事系、特に刑訴は去年、設問1つまるまる白紙という大失態(試験時間を30分勘違いしていました。)。今年はそうはさせまい。

~3日目~
刑法開始。
ザッと設問確認。
明らかに書くべき論点が多い。
これは、私の悪癖が発動する可能性が高い。
急ぐ急ぐ。それでも間に合わない。
最後の1分を切る。
あと3行は書きたい。
頼む、間に合ってくれ…。
試験終了の合図。しかし、あと数文字書かなければ。
「ペンを置いてください!」試験委員の方から、注意を受ける。
なんとか、間に合った…。
やむを得ず、書きたい論点を一つ捨てました。
あれを書いてると、完全に途中答案。
悪癖回避はできたかなと思います。
刑訴開始。
設問を確認。
まさかの違法収集排除関係、カメラ撮影捜査の適法性…!?
辰巳あたってる!!
解法は頭に入ってる!興奮がとまらない。
時間内に書き終えた…。
しかし、周りの受験生も解けてると思う。違法収集は皆警戒していたところ。あてはめ勝負。
去年の雪辱は果たせたかなと思います。
宿泊先に戻る。興奮冷めやらぬまま、短答の最終確認。
なぜだ、ここにきて寝れない…。

~最終日~
ラスト科目、短答。
去年は130点ほど。
今年もこれくらいとりたい。
民法開始。
やばい…難しい…。
時間が足りない…。
半分解いたところで、あと25分。これはマズい。
司法試験委員会の良心か、なぜか後半は肢を切りやすい。
しかも、肢ア、イを解くだけで解答できる問題がいくつかある!
間に合った…。
しかし、出来は良くない。
憲法開始。
憲法毎度難しい。
微妙な肢が多いのなんの。
足きりだけは回避させてください。ただそれだけを祈りながら解く。
刑法開始。
なんだこの学説論理パズルは。多いよ。
ただでさえ時間やばい科目なのに、こんなパズル、焦る焦る。
残り20秒。解き終える。
しかし、ろくに検討せず解いた問題が複数。
おそらく、良くない。35点あれば御の字。

~試験終了~
やっと終わった。
正直、かなりしんどかったです。
答案を書いているときもよぎる、落ちるかもしれない、という不安。
落ちたらこの先の人生どうなるんだ。
周りはできているのか、この問題がわからないのは自分だけか?
タイマーは残酷にも進みます。
不安を払拭するには、書くしかない。
起案を進める、この不安を解消する唯一の手段。
頼む、司法試験委員会。答案を評価してくれ。

~最後に~
読んでいただいた方、長らくお付き合いありがとうございます。
ザッとこんな感じの感想です。
科目ごとの感想や、中日の具体的なこと、勉強方法など、いろいろ書いていきたいと思いますので、是非引き続き読んでください。

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