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苺の花が咲かなかった理由と対処法

庭の一部をミニ畝化して野菜を植えているので、「家庭菜園 de 庭」と「仮定菜園 de 庭」と「家庭菜園 de  garden」とどれを今耕して育てているエリアの総称とするかを迷っている。別の名前にするかもしれない。

ホームセンターで苺の苗を4つ買った。3つは種まきしたハーブの空きエリア
に植え付け、残り1つは同じベリー系のほうが育ちやすいのでは?とブルーベリーエリアの空スペースに植え付けた。

3つのうち、2つは苺の花を咲かせて小さい実をつけてくれた。その中で大きい実、苺パックなら小さいほうかもしれないが、まぁまぁその中に入っていても違和感のないくらいの大きさの実も3つくらい発見している。

3つのうち空きエリアに一番近い端の1苗は葉ばかりすくすく成長し、なかなか実がつかなかった。何日も続くので葉ばかり苺苗だとさえ思った。ブルーベリーエリアの苗も。原因として、苺はph5から6くらいの中性土壌でよく育つそうで、ブルーベリーエリアはほぼピートモス仕立てなのでphは2~3ということだった。それだけブルーベリーは酸性土壌を好むらしい。最近道路でみた大きな雑草と同じ種類の、これまた大きな雑草がブルーベリーの木の苗元にびっしりロゼッタ様に張り巡り育っていたので、バリバリと引き抜いたら根にからみついたたっぷりのピートモスがこそげた。そういえばピートモスがだんだんへこんで少なくなってきている。ブルーベリーも苺と一緒に苗を購入して植えたばかりだったが、奮発してピートモスも購入したおかげで1年目から沢山の実をつけてくれていた。

苺の苗にとれば、中性でなく酸性土壌でずっといるので安心できないというところだろう。しかし、中性にするとブルーベリーの成長を阻害するだろうからそのまま葉を存分に成長させて、結果、ブルーベリーのグランドカバーのようになっているが、何か工夫が必要だ。

3つの苗の空エリアには最近小松菜を植えたけれど、それでも土だけのエリアが隣接するような形になっている。ちなみに、苺エリアはヒバの葉や雑草で草マルチを作り、雨や水やりによる苺への土はねや、虫防止にしているが、小松菜の発芽が起きるまで土だけにしていて、小松菜の発芽後もナメクジが草マルチに隠れるので、小松菜エリアと隣接する苺苗にすれば、側面だけが寒々しい土で、正面、背後、反対側の側面は草マルチなので、土の温度が違ってくるわけで、根っこにすれば冷たい飲み物と暖かい飲み物や食べ物を交互に食べているような感じだろうか、体感としても草マルチのしていない側だけが寒々しい、もしくは蒸し暑いとなっていると思ったので、小松菜エリアで苺苗に係る部分だけは、草マルチを敷いてみることにした。

すると、数日後に花が咲き、実をつけてくれていた。草マルチでなめくじ被害はあるものの、実をつけるためには、草マルチは有効だったということになりそうだ。ただ、草マルチの草について、ナメクジが好物な野菜の葉や草は当然さけるべきなんだろう。しかし、ダンゴムシもナメクジも好む葉っぱも苺の苗の周囲になら使えたが、さすがに好物の野菜は誘引につながりそうなので、まだtryしていないが、おとり作戦🐤として実験してみよう。

ブルーベリーエリアでも草マルチは施していたので、草マルチだけの問題ではなく、苺の苗の花が咲かない時の対処法は「土の土壌が中性であること + 草マルチ」なんだろう。

更に、草マルチの草は、たとえば雑草引きをした直後の草だとナメクジやダンゴムシの群がりにつながる。雑草引きをした後、適当に束ねて防草シートの上に重ねて干していたら、1晩目の夜は2,30匹のダンゴムシと、20匹くらいのなめくじで覆われていたので、2,3日干してからつまり藁状態にしてからカットしてパラパラ蒔いて敷いた方が隠れ蓑を提供するこどにはなるものの、土だけよりもいいような気がしたのでそうしてはいる。しかし、ハーブの枯れたのを即座に草マルチにしてみたら、案の定ダンゴムシとナメクジの2,3日温床に放っていたが、結果的に、その下の土がフカフカになっていることは無いだろうかと思い直し、これもまた良し(尚良し?)何だと発見。ただし苺の苗の周囲に限ると言ったところだ。

後から分かったことだが、花が遅咲きだった2つの苗は同じとちおとめだった。単純に日照時間の不足の問題だけだったのかもしれないが、土壌のphと草マルチの有無も無関係ではないと思った。

そして、花が咲かないと焦ったのは、残り2つが先に咲いたからで、苺について全くよくわからないこともあり、指標をその2つの苗の成長でしか測定というか判断していなかったからで、少し範囲を広げれば、比較型の教育というか判断は遅咲きの場合もあるので危険だと改めて実感。苺に戻ると苗を見比べるのではなく、苗自体をみてあげようと少し反省。隣の芝生は青いと言ったが、隣の苗が青いとなっていたようだ。

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