新卒から国家公務員(人事院)【国家公務員の採用と離職者数】
『人事の心得~わたしの生き方~Vol.03 心に情熱の火を宿して(林 美穂さん)』,人材通信,2024/04/16,https://jinzai.mypecon.com/?p=4799,(アクセス日:2024/9/12)
人事院とは、
"人事院は、公務員を支える仕事ができます。28万人ほどいる国家公務員に直接アプローチができる唯一の場所です。"とのこと。
国家公務員が約28万人。この数字は多く感じるでしょうか?それとも少なく感じるでしょうか?
私は多いなと感じました。
そんな国家公務員全体をもっと輝かせるために人事院に入庁したという林さんの熱い想いに心打たれました。
今回は、国家公務員の採用人数と退職人数について調べてみました。
国家公務員の人数
e-Statという独立行政法人統計センターが運用管理している、日本の政府統計に関する情報をまとめたサイトから「一般職の国家公務員の任用状況調査 / 給与法職員、任期付職員、任期付研究員:府省別・項目別総集計表」で調べてみました。
一昔前は85万人ほど国家公務員として働いていたそうですが、郵政民営化や国立大学の法人化などで現在は約28万人とのことです。
女性職員の割合
Xで井上伸@雑誌KOKKO(@inoueshin0)さんという方が61年前からの国家公務員数をグラフ化されていました。
その中でも女性職員の割合に驚いていました。
1963年 19.6%
2019年 20.7%
2022年 22.9% (e-Startより)
1963〜2022年までで3.3%増
えっ、でもちょっと待って?国家公務員の女性の割合が約40%!と大々的にニュースになっていた気がするけど…と思って調べてみると、その年の"採用者"の人数の話でした。
離職人数
2022年の離職者数は21,474人でした。
この人数には定年退職、辞職、任期付き任用の任期満了、特・地・公等へ出向、免職、死亡も含まれています。
離職の辞職で出向者を含まない人数は、4,553人でした。
採用人数
2022年の採用者数は22,130人でした。
そんなにも?と思いましたが、2.1万人退職するので採用数も多くなりますよね。
この人数には、出向先から戻って来る人や再任用、任期付き採用なども含まれているので、選考採用としては12,101人となります。
国家公務員全体での数字になるため、省庁によって偏りはあると思いますが、自分が思っていたよりも女性の職員は少なく、採用/離職者も多い印象を受けました。
働き方改革や人事院での研修により働きやすい職場になるといいなと思います。
このnoteでは、
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