本気でゼルダの伝説を学びたい人が必ず読むべき教科書
はじめに
こんにちは!ゼルダの専門家、ミルと申します。
さて今回はゼルダの伝説の詳しい資料集や裏設定の情報がまとまっている書籍をご紹介したいと思います。今回ご紹介する4つの書籍は全て公式から発売されているものですので、100%信頼できる情報です。
1つ目がハイラルヒストリア、2つ目がハイラル百科、3つ目がハイラルグラフィックス、そして4つ目がマスターワークスとなります。
最初の1冊目がゼルダの伝説25周年の時に発売されたものでこちらの反響が大きくなり、後に追加で3冊発売されたという運びですね。
ハイラルヒストリアだけ個別で、残り3冊は第1〜3章となっています。では1つずつご紹介します。
ハイラルヒストリア
1つ目がなんといってもこちらのハイラルヒストリア。副題がゼルダの伝説大全。こちらの本で初めて公式からゼルダの伝説の時系列について発表されました。今まではゼルダの伝説は2つの時系列が存在されるという説がファンの間では定説でしたが、この本によって公式から時系列は3つに分岐すると発表され衝撃が走りました。
この本自体は25周年記念に発売されたものですので、ほとんどの資料はその当時発売されたスカイウォードソードの資料となっています。開発デザインだったり裏設定とか没デザインとかですね。
スカイロフト、フィローネの森、大地の神殿などの神殿や街のデザインなどが掲載されています。
この本で一番面白いところはやはりハイラル全史。
時系列について徹底的に解説された箇所が面白いところです。しかし、こちらのハイラルヒストリアが発売された後に出るハイラル百科で公式が発表する時系列が更新されていますのでハイラルヒストリアの情報は少し古いものとなっています。
時系列に関しては非常にわかりやすくまとまってはいますが、情報が古く歴史が更新される前の古い情報も入っていますが、ベーシックな時系列を学びたいという方には非常にオススメの本となっています。
そして本書の後半にはスカイウォードソード以外のゼルダの伝説の資料集、デザイン集、ボツ資料とかもあります。コンセプトアートだったりラフ画などが掲載されています。
それらの資料も非常に面白い読み応えがあります。最後にはスカイウォードソードの漫画も載っています。ゼルダの伝説の漫画を書かれている姫川先生の特別書き下ろし32ページの漫画も必見です。
ハイラル百科
次にご紹介するのがハイラル百科です 。表紙が非常に特徴的で豪華なデザインとなっています。個人的には何か一冊だけ買いたいという方にはこちらのハイラル百科をおすすめします。
こちらが最も時系列について丁寧にまとめてあったり、開発の裏側や登場するハイリア人ゲルド族のような種族についての解説、ハイリア文字やカカリコ村などの村や町の解説、マスターソード等の武器やアイテム、敵などデザインなどなど、本当に百科事典のようなすべての情報がぎっしりと詰まっています。
めちゃくちゃおすすめです!ハイラル百科です!
歴代ゼルダの伝説のそれぞれの物語や世界観についてもわかりやすく文章でまとめられていますし、人物相関図が載っていたりするので本当に楽しめます。さらにゼルダの伝説の奥深さを知るためにはこの一冊がBEST。
それぞれの開発資料や開発の裏話、デザインの理由や背景とかがたくさん載っていますのでゼルダファンなら必見、必読、必買!
一冊だけ買う余裕があるなら必ずこのハイラル百科を買いましょう。
ハイラルグラフィックス
その名の通りグラフィック集です。イラストが載っています攻略本とかに書いてあるものだったり、ゲームソフトのパッケージの表紙のデザインとかが全て詰まった公式のイラスト集です。パッケージでは日本バージョンと海外バージョンの比較とかも見れます。
文字はほとんどありません。
一応最後に「イラストから読み解くゼルダの伝説ヒストリー」という対談記事が載っていますが数ページのみで、他はすべてのグラフィックですね。敵キャラクターだったりリンクのデザイン、イラストもあればゲーム内のデザインもあったりもします。
開発資料段階のラフ画とかも掲載されています、登場人物だけではなくアイテムや武器などのデザインが全て詰まっています。
個人的にはお金に余裕がない人は最後に買うべき本だと思います。買わなくてもいいかなと笑
デザインやグラフィックなので大体はインターネット上に転がっているものがメインです。というかほぼインターネット上に転がってる画像を集めた本になっていますのでわざわざ買う必要もないのかな。。。
パラパラとめくって楽しいですが、これといって新しい発見とかはないですね。
マスターワークス
そして最後にご紹介するのがマスターワークスという白い表紙が印象的な資料集です。こちらはゼルダの伝説ブレスオブザワイルドに関する情報がメインです。厚さ5cmぐらいの分厚い本でハードカバー仕様。
ご紹介したすべての本はハードカバーですね。ハイラル百科、ハイラルグラフィックス、そしてこのマスターワークスは全て5cmぐらいの分厚さで、最初に紹介したハイリアヒストリアだけ3cmぐらいの厚さですね。こちらもハードカバーです。
このマスターワークスはブレスオブザワイルドの情報がメインですのでブレスオブザワイルドしかプレイしたことがない人はこの本が一番楽しめるかと思います。
内容はイラストやデザインがメイン。ただそれぞれデザインイラストや画像が載っているだけではなくて開発ヒストリーとかちょっとしたコラムがたくさん掲載されていますので、「なぜこのキャラクターはこのデザインになったのかとか」、「何でこの町はこういう風なデザインになっているのか」、「何がデザインの元となっているのか」というのがコラムやインタビューなどで判明しますので非常に楽しめます!
ブレスオブザワイルドは謎の多い作品となっていますので、それらの謎を解くようなヒントが掲載されているので個人的には非常に魅力的に感じています。例えば忘れ去られた神殿なとこはゲーム内に登場しますが、その存在意義については不明な点が多かったりもしますよね。
しかしこのマスターワークスを見ることによって忘れ去られた神殿とはどういうデザインで何をモチーフにして設計されたのか、存在意義は何なのかみたいな解説が書いてあります。
またストーリー中では触れられていなかった遺跡やイーガ団の裏話などもぎっしり詰まっていますのでブレスオブザワイルドの裏設定やもっと深い知識を知りたい方にはめちゃくちゃおすすめの本書となっています。
おわりに
今回ご紹介した4冊ですがもちろん僕はすべて持っています笑。しかも英語版ももっています笑。
おすすめ順的には
ハイラル百科>マスターワークス>ハイラルヒストリア>ハイラルグラフィックス
の順番です。
初めて買った時は大学生の時で、買うためにバイトをして手に入れたのを覚えています。
また最初に発売されたハイラルヒストリアは日本語版が品切状態だったので英語版のみしか手に入らず英語を一生懸命読んで、ゼルダの伝説を学んだという記憶があります笑
今は販売が再開されているので日本語版のハイラルヒストリアも手に入れやすい状態にはなっています。しかし今買うのでしたらハイラルヒストリアよりかはハイラル百科の方が情報が新しいですし、情報量も多いので非常におすすめ。
価格的にも結構高いので学生さんとかには少し厳しいかもしれませんが高校生だったら親に頭を下げて頼み込んででも買う価値あり!バイトしてる人でもバイト代を貯めて買う価値あり!働いてる人は今すぐにポチるのが当たり前なぐらいの、それぐらいゼルダの伝説が大好きな人には非常に価値のある4冊となっています。
絶対に楽しめることを保証します!
ぜひぜひご購入を検討してみてくださいね 。
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