![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96122153/rectangle_large_type_2_fd574a6ec1c820b4486f2673e1484df7.jpeg?width=1200)
山採り榊ができるまで 和歌山県 すさみ町 前田さん
みなさん、こんにちは。
時雨です。
本日は「山採り榊ができるまで」の一連の流れをご紹介します。
スーパーや花屋さんで売っている榊がどのように作られているのか、和歌山の榊農家の前田さやかさんの農園に見学に行きました。前田さんの榊農園は無農薬、山採りなので、一般的な榊農園とは趣旨が異なります。
協力していただいたのは、
前田さやかさん
![](https://assets.st-note.com/img/1674270646423-EcKDhR4xKv.jpg?width=1200)
祖母が榊農家をしていて、その後祖母は引退。すさみ町で榊農家を受け継いでいます。
【見渡す限りの大自然】
前田さんの榊農園は見渡す限りの山です!
![](https://assets.st-note.com/img/1674270647453-ALGMJlx7Iy.jpg?width=1200)
◆ 山の下見
![](https://assets.st-note.com/img/1674270648556-O073r1hCUL.jpg?width=1200)
最初にやるべき作業は山の下見です。榊はその日、その時によって状態が違います。山を歩き、榊の状態を見比べ、榊を収穫する場所を見極めます。また、榊の木の上にほかの木の葉っぱがついてしまうと、榊の葉が悪くなる原因になるので、手作業で取り除きます。
◆ 伐採
![](https://assets.st-note.com/img/1674270649304-I6eimfIxg7.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1674270648411-JrygQBZyLx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1674270648355-GAOP4U16lY.jpg?width=1200)
榊の大きな枝をのこぎりで切り、その後ハサミで切り分けます。切り分けた榊はかごに入れていきます。かごがいっぱいになったら、下の作業所に戻して、伐採作業を繰り返します。
◆ 選定
![](https://assets.st-note.com/img/1674270647258-5o8xKIZ2pW.jpg?width=1200)
汚れた葉、虫に食べられた葉などを目視して、手やハサミでとりのぞきます。また、榊のサイズを揃えていき束にしていきます。熟練の技が必要な作業です。
◆ 縛る作業
![](https://assets.st-note.com/img/1674270648488-wfNEfPFaoT.jpg?width=1200)
ゴムで縛って完成です。
これまで多くの国産榊を見てきましたが、極上の榊です。
動画はこちら↓↓
【前田さんの榊農園見学 前編】
生産者から見た国産榊と中国産の違いについてなど、榊についての対談動画です。
【前田さんの榊農園見学 中編】
和歌山駅付近からすさみ町の榊農園まで移動します。
前田さんが普段行っている神社にもあわせて参拝します。
【前田さんの榊農園見学 後編】
山の下見、伐採、選定、縛る作業まで、榊がどのように育っていて、どのように出荷していくのか、作業を全て見させていただきました。
■ 前田さん問い合わせ先 mividalocachan@yahoo.co.jp
※前田さんの榊が欲しいという方は前田さんにお問い合わせください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?