過去に戻りたい自分を分析すると、今必要なものが見えてきた話
今回は少し耳の痛い話。
はるさんは「昔は良かったな・・・」と思う大人にはならないと20歳のときに決意して、それを実行してきたとのこと。
何か選択に迷うようなときは、自分にとって難しい、ストレッチがかかるような方を選んできているといった内容。
僕にとっては正直、心に来る、痛い話だった。
というのも、僕はよく「昔に戻れたら・・・」と妄想するからだ。
ただこれを深掘すると、今の自分に必要なものが少し見えてきたので、同じような方の参考になるかもしれない。
★★★
過去に戻りたいと思うのは、今現在の状況に満足していないから。(フリーターだし、もうすぐクビになるし)
だから過去の選択をやり直せば、うまくいくんじゃないかと考えてしまう。確かに今なら、自分に合った選択肢を取りやすくなると思う。
が、それと同時に頭によぎるのが、本気で何かに取り組んだ記憶がないことだ。(はるさんはこれをストレッチをかけると表現していた)
中・高の部活も
大学受験勉強も
大学生活も
営業職も
セラピストやってたときも
何か不完全燃焼というか、やりきった感がどこにもないのだ。
もちろん営業職をはじめ、やってみてわかった「全く向いていない」こともあった。そこに関しては、ストレッチをかけられなくてもしょうがないと思う。
が、他のところはもうちょっと頑張れたんじゃないだろうか。もっと出来るところで、手を抜いているんじゃないか。
だからおそらく、過去に戻って選択をやり直したとしても、僕は同じような状況になる気がしている。
挑戦が足りないから
ストレッチをかけないから
現状で満足して、それ以上を目指さないから
その結果が今の自分なのだ。
★★★
と、ここまで考えてブルーになったわけだが、多分それがわかっているからこそ、今年の漢字を「挑」に選んだのだとも思う。
使い古された言葉だけれど、今の自分は過去の積み重ねでしかない。
だから、昔に戻りたいとつい考えてしまう人は、これならいけそうという場で「挑戦」して、ストレッチをかけていけるといいな、と思う。
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