見出し画像

不得意なことを続けた先には

声が好きで聞いている、ひうらさとる先生のVoicy。(漫画は読んだことがないんだけれど)

フリッツ・ハンセンという家具メーカーの日本支社長の方との対談会。
メインは子育ての話なのだが、その中で興味深いことを話していた。

詳しい背景は聞いてみてほしいが、簡単にまとめると

・娘さんが得意でない勉強を頑張ってやっていたら、彼女の良さが消えてしまった
・家の雰囲気が悪くなり、家出までしてしまう
・話し合って受験勉強をやめた結果、娘さんの良さがまた見えるようになった

このVoicyを聞いていて思い出したのが、僕が昔していたリラクゼーションの仕事だ。

接客も施術も得意ではなかったが、他にやりたいことも見つからなかったから、6年ほど続けていた。
しかし6年も続けているのに、接客も施術も全然うまくならない。入社一年目の新人が、僕よりお客さんから指名されている。

できない自分を責め続けた結果、心を壊した。

自分の努力が足りないから、我慢が足りないから。そうやって無理を続けると、その代償は大きい。

他の人がどうあれ、世間から良しとされるものであれ、不得意なことは不得意なのだ。無理に続けても、ろくなことはない。

それよりも、大した努力をしていなくても、なぜか褒められること、感謝されることを突き詰めていった方がいいのかもしれない。

当たり前すぎて気づかないだけで、既に持っているものがある気がしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?