見出し画像

動画を配りたい時の考察 2023

動画を配布したい場合に最初に思いつくのが、DVD、ただ、DVDは画質が汚いと聞いたことがある出来れば綺麗に渡したい。

そんな要望が多いこの頃ですが、配布というと、受け取る側の環境も大切です。独りよがりな物を配布してもみることが出来なければ意味がありません。

時代はネットだよ、Youtubeに上げてリンクをLineでまわせばいいじゃん!

とか、若者でしたらそんな感じでしょう。

1.人に配布するとは

人に配布するということは、最底辺にあわせなければ、最底辺の人は見ることが出来ません。渡した人が見れなくてもいい前提で配布物を作るのであれば何も考えずに好きな物を作れば良いだけです。

ただし、配布した物をもらった人が見れなければ、壊れているのか、そもそも見れないのかということを配布した人が知っている必要があると思います。そうでなければ、配布側も配布側も何も解決できません。


2.DVD-VIDEOが未だに生き残っている理由

今時SD画質で動画撮影している人は皆無で、なんなら4K映像で撮影を行っています。せめてフルハイビジョンでは人に配りたい。これは作り手からするとまっとうな欲望です。

ただ、配布にあたっては受け取り側に環境が無いとみることが出来ません。ということは、なるべく多くの人が見ることが出来るで有ろう最大値ということでDVDという結論になる場合が多くあります。

DVD-VIDEOはDVDプレイヤー、DVDRecorder、Blu-rayプレイヤー、Blu-rayRecorder、一部のゲーム機(特にsony製)、PC(※別途ソフトが必要な場合が有り)

と、汎用性が高いです。

3.ハイビジョン動画配布の2選

ハイビジョンと言えばまず先に思い浮かぶのはBlu-ray
ただ、Blu-rayはDVDプレイヤー・DVDRecorderで再生出来ない、PCでもBlu-rayドライブの普及率が低く、また、Blu-ray再生ソフトの普及率もDVDに比べ圧倒的に低い。DVDに比べるとかなり制限がされます。

mp4動画をDVDに収録
こちらは規格が合えばDVDプレイヤーでも再生出来るためBlu-rayに比べ汎用性がありますし、PCではほぼ再生が出来ます。
残念ながら全てのDVDプレイヤーで再生出来るわけでは無い。この一点が残念な条件になります。

結論:ハイビジョンディスクはDVD-VIDEOよりも視聴可能領域が狭い。

この前提でよければハイビジョン動画の配布が可能です。

4.ネットで動画配布のメリットとデメリット

ネット経由の場合は個人情報保護や動画流出というリスクが物よりも大きいことにあります。また、ダウンロードや保管の知識、所有権など、配布先に同じぐらいの知識レベルが無いとうまく伝わらない。

例えばYouTubeはアップロードした人に動画削除の権限はありますが、受取手にはダウンロード権限は無いですし、動画もクラウド上にしか無いのでサービス会社の意向でデータが消えてしまうリスクもあります。

ネットでダウンロードもPC経由で保存スペースが確保されていればいいのですが、スマホでダウンロードとかした日にはあっという間にメモリーいっぱいとか。データのかわし方を知っている人がどれぐらい存在するのか。


5.配布型ディスクの提言

ずばり、DVD-VIDEOとDVD-ROMの2枚を作る。ほんとコレに作ると思う。
DVD-VIDEOで汎用性を持たせて、DVD-ROMでハイビジョン動画を見させる。

たまにそれに気づく人いるけど、どうやって一般化するのか。

DVDとBlu-rayでは無いんだよな・・・わかりやすいではあるけど。


さて、そろそろ終わるか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?