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Photoshop DVDジャケット テンプレートの作り方 2022

商業系印刷物を作るにはIllustratorで作成するのがベストなのですが・・

映像系の人はほとんどの作業をPhotoshopでこなしてしまうため、Photoshopで印刷データを作るためのテンプレートの作り方をご紹介します。

出来上がりイメージ14mmのガイド


PhotoshopでDVDジャケットを作る 2022


1.とにかくテンプレートが大事。

■理由1、色の管理が出来てないとイメージ通りに印刷できない
RGBに慣れすぎていてCMYKの概念が薄い

■理由2、サイズがいい加減だと後で困る
後に切る(断裁)という概念がうすく実寸で作りがち


そんな事を忘れないためにもテンプレートから作ることは非常に大事ですね。


2.Photoshopでジャケットテンプレートを自作する方法

◎実寸+6mmのサイズでカンバスを作ります。
※断裁時に必要な周り3mmの余白を作る。商業印刷の決まり事なので深く考えない

例えば標準的なトールケースサイズ273mm×183mmの印刷物を作るには、6mm足して 279mm×189mmのカンバスを作ります。
解像度は300dpi
カラーモードはCMYK※ここRGBだと色が変わっちゃう場合があるので注意

で作成すると真っ白のカンバスができます。

ガイド線を引く(2工程)

どこに配置したら良いのかガイド線を引きましょう。2つの工程でひな形が出来上がります。

2-1.センター出しと裁ち切りラインのガイド作成

このガイドは一気に作れます。

ガイドを作る場所

ガイド作成の別ウインドウが出ます。

設定方法

2-2.背部分のガイドを作ります。

行とマージン、既存のガイドを消去のチェックを外します。
そうすることで、先程作ったガイドを消さずに新規のガイドを追加することだ出来ます。

出来上がりイメージ14mmのガイドが出来ました。

DVDジャケットは1枚の紙で「表紙」「背」「裏表紙」の3つの面をデザインします。特に背の部分はセンタリングが出来ていないと飾ったときに違和感があります。ガイドを作ってはみ出したり左右に寄ってないレイアウトをすることが重要です。

以上でガイドの作成は終わりですが、もう一手間加えましょう!


3.おまけ、実際の印字範囲を確認するマスクを作ってみましょう。

水色の線でガイドを装飾して実際の印刷イメージを確認しましょう。

ガイド線が邪魔な場合はショートカットで消しましょう!Winは「ctrl+:」でガイド線のOn、Offが出来ます。

さあ!これでPhotoshopのDVDジャケットのテンプレート完成です!



#Photoshop #自分で作るテンプレート #ガイド線の引き方講座


参考サイト(自分用)


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