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📀テレビ再生させる映像を作る場合のテロップ位置のまとめ 2020

◉安全範囲80%

まずはテレビ表示で絶対に文字切れしないエリア 白の部分。

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昔のブラウン管テレビを含んでいます。今は無いとは思うけど、絶対切れてはいけないものはこの白い中に表示させます。

◉重要情報範囲90%

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テロップを付ける場合はこの範囲内に納めるとほぼテロップ切れしません。

◉情報範囲93%

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映像が映ることを一応担保されてるエリア。この範囲に文字を入れることは多少リスクがあります。

◉ブラウン管テレビを意識しない場合の新基準

重要情報範囲95%

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どうしても下の方に文字を入れたい場合はこのガイドが参考値になりそうです。

◉ブラウン管テレビを意識しない場合の新基準

情報範囲97.5%

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表示に関して以下に勝手に解釈します。

安全範囲 絶対映る範囲。ここが映らないテレビは壊れてる。

重要情報範囲 メインのタイトルほど重要では無いけど映って欲しい範囲

情報範囲 この範囲を映るようにテレビを作らなければならない範囲。

ブラウン管テレビの時代は表示がテレビによりそうとうズレていました。その基準が80%、90%、93%のセーフエリアなのですが、今時のテレビはもう少し広く映像を映しています。新基準では95%は確実に映って、97.5%を写すようにしようという基準値であると解釈できます。

ということで、97.5以上に配置した文字の動画を作った場合は文字切れしているのは作った方の知識不足となりますのでセーフエリアについて研究してください。 95%か93%以内がおすすめかなぁ

ちなみに、この情報を得るためには、

こちらの、「アスペクト比1 6 : 9の画面におけるセーフティゾーン」という技術資料で確認できます。「4-TR-B04v3_0」という番号で¥4,114-です。

◉PCでは100%映像が再生できます。

PC再生ではセーフティーゾーンを考慮する必要はありません。映像を編集するのがPCなのでセーフティーゾーンの考え方が抜けがちになるのだと思われます。


おまけ

上記の透過画像をPingで作りました。編集時にレイヤーに置くと、どの程度のセーフティーエリアなのか確認が出来るようになっています。

ご要望があればダウンロード出来るようにします。

#テレビのテロップ #表示位置 #めいっぱい下げると文字切れする


2012年のブログから8年もう95%でいいような気はするよね。


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