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ストリップ観劇にハマった経緯

 Noteデビュー記事として、私がストリップ観劇にハマった経緯を書いてみようと思う。


 昨年は広島の横川シネマ という雑色性ミニシアターによく通った。好んで観たのはノンフィクション系の映画。


 昨年7月15日、「ニューヨーク公共図書館」という映画の上映を横川シネマの入り口で待っていたら、直前に上映していた「彼女は夢で踊る」初回上映が終わってお客さんがどっと出てきた。その回は舞台挨拶で多くの出演者が登壇していた。しばらくするとお客さんと一緒に出演者であろう方々が映画館の入り口で待つ私の前に現れた。
 出演者はオーラが違ったので、すぐどの人が出演者かわかった。後日映画を観てその方々のお名前がわかった。加藤雅也さん、岡村いずみさん、矢沢ようこさん、横山雄二さんだった。矢沢ようこさん、岡村いずみさんは一目見て華のある綺麗な方だなと感じた。そんな出演者を横に見ながら、目的の映画を観るために映画館に入ったことを思い出す。


 8月4日、自由な時間があったので、先日と同じ映画館で映画を二本観た。「彼女は夢で踊る」「YUKIGUNI」この順番に観たのだが、当時観たかった映画の本命は後者で、前者は広島が舞台の作品だから観てみようという感じだったと思う。その時の映画の感想は広島第一劇場、取り壊される前に一度行ってみたいという軽いものだった。


 しばらく時が経ち、横川シネマの中の方がTwitterで、広島第一劇場の香盤表をたまにretweetしていることから、香盤表をチェックしていたら11月下旬に映画に出演されていた矢沢ようこさんの名があるのを見て、意を決して劇場に。ついに11月27日ストリップ観劇デビュー。


 最初は日本のストリップ劇場ってどんな感じなんだろうという気持ちで、劇場でのルールや流れを全く知らなかったことから、ポラロイド撮影に参加する余裕もなく、周りのお客さんが撮影しながら、踊り子さんと会話している様子を観察?させてもらった。この日はただただ手拍子や拍手で一緒に楽しませてもらった。矢沢ようこさんを筆頭として踊り子さん綺麗だなぁ、こういう世界があるのか~と1回目を観終わって劇場を後にした。


 広島第一劇場の舞台袖下手には次週10日間の出演者の大きな案内板がある。その香盤案内が私にとってストリップの沼に入り込む要因となった。そこには「浪花のプリティー舞姫! 望月きらら」と書いてあった。どんな踊り子さんなんだろう、と望月きららさんのSNSを家でチェックして、翌週再び劇場に足を運んだら、スクールガールという演目で、にじみ出る明るさ、客さばきの上手さにあっという間に魅了された。


 ポラロイド撮影で「はじめまして。ポラ初めてです。」と言ったことは今でも覚えている。望月きららさんから「これからもっともっとストリップにハマって下さい。」とお言葉を頂いたこともあり、しばらく地元の広島第一劇場に通って、いろんな踊り子さんのステージを観てから推しの踊り子さんを決めようかなと思い、現在も広島第一劇場に週一回程通っている。
 当然、推しの筆頭格は望月きららさんなのだが、いろんな踊り子さんの演目を観れば観るほど、推しをひとりに絞り込むことが難しいと感じる。


 ストリップ観劇のきっかけは「彼女は夢で踊る」という映画で、ハマるきっかけは望月きららさんの演目の楽しさがきっかけといったところでしょうか。


 ストリップ劇場に行く前のイメージはなんだか怖い人たちが多い場所なのではないか、といったダークなイメージしかなかった。
 しかし、実際に劇場に行ってみると、常連さんが踊り子さんに敬意を持って接しており、ストリップの素晴らしさを少しでも理解してもらいたいためなのか、新たに通い始めたお客さんにも優しいと感じた。もちろん女性客にも。
 そして劇場の投光係(照明や音声の係)がミスをした時は優しく皆で声をかけていた。まさに大人の社交場という言い方が相応しいと感じた。映画を観る前に想像していたイメージとは正反対だった。百聞は一見に如かずとは正にこのことだと思った。


 ストリップを観始めて、いろいろ思うことや変わったことがある。これらはおいおい書いていこうと思う。