[無料記事] 1人10万円の「特別定額給付金」を電子申請するつもりなら準備しとこう
【追記】マイナンバーカードの4種のパスワードについて追記しました。
全住民に10万円配る「特別定額給付金」の申請が5月中には開始されるらしい。つまりいまから1ヶ月くらいはある。
申請は郵送もしくは電子申請ということなので、じゃあ当然に電子申請するぜってなるよね。しかしマイナンバーカードってもう芸術的なレベルのクソ仕様なので、あらかじめ準備しとかないとストレスばかり溜まることになる。
「マイナポータル」で口座を指定するらしい
特別定額給付金の概要は以下に発表されてる。要は口座番号を伝えるだけでそれ以外は人間が実在してればいい。だから郵送申請でも手間はそんなにかからないんだけど、お役所側を助けるためにもできるだけ電子申請しようね。
特別定額給付金(仮称)の概要https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/gyoumukanri_sonota/covid-19/kyufukin.html
電子申請は「マイナポータルから振込先口座を入力した上で、振込先口座の確認書類をアップロード」って書いてあるよね。だから「マイナポータル」にログインできればいい。
↓マイナポータルのトップページはここ。IE縛りはないので安心して使える。
https://myna.go.jp/
マイナンバーカードは必須なので急いで申請
マイナンバーの通知カードでは電子申請はできない。ちゃんとカードを持ってることが必須。確定申告する人は持ってるだろうけど、それ以外の人は結構持ってないかもね。
マイナンバーカードは申請すると1ヶ月でできるとあるが、僕はもうちょい早かった。受領だけはお役所に行かねばならない。
で、大事な点。
マイナンバーカード申請にはマイナンバー通知カードと一緒に送られてくる23桁の申請書IDが必須
だよ。なので通知カード自体が見当たらないとメンドクサイ、てかやる気なくすよね。見つからなかったら区役所に電話して指示を仰いでくださり。
電子証明書の読み込みはICカードリーダで
マイナンバーカードをゲットしてもまだ足りない。マイナポータルにログインするには何らかの方法でICカードを読まねばならない。
方法は二通り。
1) パソコンにつなぐICカードリーダ
2) iPhoe7などのNFCが読み取れるスマホ
どちらかがあればマイナポータルにログインし利用開始ができる。対応機種は自分で探してね。きっとWebカメラみたいにぼったくり価格になるよ。
ちなみにマイナポータルはe-taxと異なり、Chrome・Safari・Firefoxにも対応してるのでちょっと安心だね。
ついでに4種類のパスワードについて語っておく
マイナンバーカードには用途の異なる以下4種類のパスワードがあり、それぞれ別のものを設定可能。
1.署名用電子証明書:書類提出用
2.住民基本台帳用:転入等手続き用
3.券面事項入力補助用:情報読出していい?の確認用
4.利用者証明用電子証明書:マイナポータルへのログインやコンビニでの住民票取得用
2~4は4桁数字なので同じにしてる人が多いから、たぶん皆さん覚えてるでしょう。しかしe-tax提出で使う1.は英大文字+数字という罠のような仕様なので、国民の99%が忘れてる(適当)。
特別定額給付金では4.だけわかればいいのだと思う。たぶんそう。
しかしもしも1.も必要となったら、これ数字と英大文字とが混ざった6~16文字なんすよ。覚えてる?
英語が大文字のみなんていうパスワード仕様は世界でも珍しいっしょ。もし小文字で登録しようとしてても大文字に勝手に変えられてるのよ。
だからITに慣れてる人ほど1.のパスワードを忘れてて、5回間違えて窓口送りの刑になってる。
マイナポータルにログインできれば他のパスワードは変更ができる。「同じものに変更」もできるから、その機能で確認しとくのをお勧めする。
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