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今年初めてのキャンプファイヤー

今、僕が勤務している箱根のホテルには、宿泊棟の目の前がちょっと高台になっていて、そこにちょっと広めのスペースがあり「高台ひろば」と名をつけている。

砂というか細かい砂利の地面で、学校のように校長先生が話ができるような朝礼台もある。ちょっとした校庭のような感じのスペースだ。

学生団体の宿泊となると、この「高台ひろば」は朝のラジオ体操や、朝礼に使われたり、夜はキャンプファイヤーにも使うことができる。

この時期は、首都圏の学校、特に私立の学校が、新1年生のオリエンテーション研修でよく来てくれる。

昨日、宿泊した学校も夜にキャンプファイヤーが行われ、大きな炎を前に、生徒たちは元気に踊ったり歌を歌ったり、大はしゃぎで楽しそうな時間だった。

この時期の夜の箱根だったが、風もなく特別気温も下がっていたわけではなかったので、それほど寒さは感じられなかった。

まわりにあるソメイヨシノも咲き始めたので、夜桜の写真も撮れた。
気持ちのいい中でキャンプファイヤーができた。

ホテルとしても、今年初めてのキャンプファイヤーだった。

小学校のキャンプファイヤーでは校長先生が白いシーツをまとって、「火の神様」になって、だいたい次のような言葉を述べる。

『今日は皆さんに4つの火を差し上げよう』
『1つ目は、信頼の火。信頼関係の中で人は力を発揮できるのです』
『2つ目は、友情の火。多くの人と友達になり、仲良く協力して生活していきましょう』
『3つ目は、意思の火。自分で決めたことは最後までやり遂げる強い心を持ちましょう』
『最後の火は、希望の火。人は生きていくうえで様々な困難に出会います。どんなことがあってもあきらめないでください。明るい明日を信じて希望にを胸に力強く生きていきましょう』

子供に限らず、大人でもメラメラ燃える「炎」を見ると何か気持ちが高揚する。



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