オシムさんの言葉
「あらゆる状況を想定して準備をし、適応できる能力を鍛えておかねばならない。
(中略)
この能力とは、自分の個性を変えすぎることもなく、自分自身を変装し適応させていく能力である。」
イビチャ・オシム「考えよ!」(2010 角川書店)
ジェフ千葉、そして日本代表の監督であったオシムさんが2010年南アフリカW杯前に出版した著書から引用した言葉です。
当時オシムさんのサッカーに興奮すると共に、その知性に刺激を受けていました。これはその中でも最も好きな言葉。
南アフリカ大会に挑む日本代表に、また日本サッカーに向けた言葉ですが、これはサッカーだけでなく、「自分が社会に適応するために」役立ってくれる表現だと感じました。
今の時代はどうかわかりませんが、「優先すべきは個人か集団か」、「自分とは何者か」という悩みを抱えた人々が沢山いる時代を生きてきた世代として刺さるものがあったのです。
適応とは変装なのだ。
とても心地よい表現でした。
noteを初めて更新するに当たって、まずこれが浮かんだので書いてみました。
ブログとは違うことを書いてみようと思います。
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