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皆との別れ そして妊娠

まだ私は誕生日が12月やから15歳。ミナミに行き誰かカモを探していた。金が無いから恐喝のカモを探しては路地に引っ張り蹴るひたすら蹴りをお見舞いした 。初めての経験の感想は⇨なんや喧嘩て簡単やな これで喧嘩の腕を上げて行ったらそれこそ今の 私でも1人で生きていけるやん!て感じて 気の強さにはまぁ親に感謝したし 怖いもの知らずの私は 、まだ大人からしたら たかが子供に裏道に来んかい!て絡まれるとは思いもしなかったはずやから 多分 身体でも売る 売春かな?と鼻の下を伸ばして のこのこ 腕を子供に掴まれて まさかの路地に連れた瞬間に膝を力任せに前から思いっきり 蹴りを食らうと痛さで 膝は折れて地べたにしゃがむから すかさず 両手で服を掴かまれたと思ったら膝で顎に蹴り上げられるなんて 予想もしない 素早い瞬間に ビックリする誰もが必ず驚いたしその忘れられない顔だった。今でも喧嘩は先手必勝!が私のモットー!!たまに 大人相手はかなり力が必要で 身長156の私はかなり覚悟が必要やから 次からターゲットをダサい家出少年少女にした。

ミナミに遊びに来るんやし金はあるやろし ね。また 大学生らしき弱々しい男を探しては金的で瞬殺していた(笑)
金を掴むと煙草を買い また獲物をさがす。 寝るには 昔は駅のベンチとかで寝れた。昔は眠れたのです。
飯は まぁパンを1日1つ食い後の金はジュースに煙草や!!

これしか生きる道が無かったから必死に恐喝していた。
コツも掴んだ。後は気合い全開!

恐喝していて まぁたまには当時はIBが流行っていたから そいつらによく出くわす。年回りが似てる奴らには 仲間にならへんか?!と声をかけまくる。皆が家出少女ばかり。
気が強い奴だけをスカウトみたいに喧嘩しながら こいつは使える!仲間にしよ!と

20人ぐらい集めた。そして皆で組み愚連隊を結成した。歳が上の奴らはとにかく住処が欲しいから住み込みの喫茶店で働かせてアパートをget!

仕分けた。働く奴ら 恐喝組み
掃除洗濯組み 飯作成組にした。
当然私は恐喝組み! でも そうも全員が毎日食べれる金を手に出来ないから やはり喫茶店で働いた。
シンナー臭いウェイトレスです(笑)
いつしか 全員でバイトして 風呂はたまにしか銭湯にも行かず(笑)飯は1日に1人ポテチとコーラだけ(笑)
冬は暖房もくるむ布団毛布も無くて寒いし夏は死にそうやった。
2部屋の文化住宅に 逃げる奴も居たから最後には5人ぐらいで生活していた。
朝は弱いから遅出のバイトして 金は皆でカンカンに入れて 家賃と光熱費を必死に払いながらシンナーを吸いながら なんも無い家やったけど そこには愛があった。
金もなんとか貯まりだしたし
皆で同じスーツを万引きしたり購入したりで揃えた。

真っ白なロンタイスーツダブルロングタイトスカートね 。後ろに長いスリット!!かなり いかつい!👍

中はサラシを胸に巻き竹刀持ち歩き皆でミナミの千日前から心斎橋まで練り歩きカモを見つけると路地に連れ込む ディスコは顔パスや!!

中でも恐喝組みは2人組にして
ヤーさんを引っ掛けて3Pに誘い風呂に入れたら財布取りダッシュで逃げる! これは仲間と相談して決めたが最初は 怖かったが やがてそれはコツを掴み慣れてきた。

『優子ー!はしれー!後ろ見るなー早くー!』てなかんじ。

はぐれたら 心斎橋の決めた場所で落ち合う。ヤーさんは金あるから狙いにした。怖くは一切無かった。

愚連隊の仲間での約束は身体は売らない。シャブはしない。打たれそうなら逃げる。なるべく2人組で行動する。でしたが

ヤーさんでも 感のええ奴はさきに風呂にが通じない奴もいた。
酒を呑ませて(酔わないと恥ずかしいからとか言うて)酔わせて逃げる。金は諦める。 最低なクソな生き方をしていた。


弟が心配やし電話したら偶然弟が出た泪が溢れた。大丈夫かとか聞いてると私に電話があって相手が私に電話番号を伝えるようにと弟に伝言していた。

名前を聞いて笑えた だってそいつは教護院の奴やからwww

まぁ電話したら 会いたいて言うからミナミに来いやー!て言うた でアパートに連れていった。
付き合いたいとひつこく迫られた。SEXは13ですましているが喧嘩がすきでオトコにはまだ興味なかった。

とりあえず別れて帰した。皆にそれを報告した。頭が抜けたら、うちら生きていけないと言われたが
なんやろ なんか初めてのまぁ男になる訳やんな.......で!
男を選んで仲間には、お前ら 生き抜けよ!!必ず掟は破らずやぞ!身体は売るな❗薬物はシンナーだけ!女や我より弱い奴にはもう手を出したらアカンで!約束やで!とうちが次の頭を優子に決めて私は脱退して?引退?抜けて まぁまぁな男と付き合うかと 忍びないけど皆には生きるすべは頭に入れていたし心配やけども そいつらにも任して愚連隊は卒業❗

で そいつに電話した。そいつはテキ屋のバイトをしていた。住み込みやから そこに転がり込んだ。
まだ16の冬でしたが
そいつとの間にまさかのまさかな事態になるとは当時はかんがえる頭すら無かった

直ぐに別れた。 なんか帰りたくなったくそババアの家にです,やはり弟と暮らしたいからだった。

くそババアが家には入れん!そのアタマはなんや!そのアホみたいなアタマをなんとかしぃ!てボロクソに言われて切れた。

無理やり殴って家にもどり近所の茶店でバイトしたが、まだ シンナーを辞めれずでシンナー吸いながら歩いて仕事に行くと叱られた 。
でも私のスタンスは変わらない
ママは優しい人やった よ
で 気がついた生理がない?!
まぁええわって忘れた。
何ヶ月か経ち妙にお腹が少し大きくなりだした。まさか?妊娠?

なんかそれが怖くて言えなかった。ママにすら打ち明けられなかった。でもお腹の中で動いていた。ママに初めての言うた

『なぁママ うちのお腹中でなんかが動いてるねん どないしよ助けて』

直ぐにママは産婦人科に連れて行ってくれた やはり妊娠でしたしかも5ヶ月やから堕胎は無理やから陣痛を薬で起こして出産みたいに出して……と言われた

育てたい!嫌や!て懇願したけどまだ私は16やし くそババアがなんて言うかとかママに説得されてその夜に風船を入れて入院したが泣いていた。

名前をつけないとって
かんがえた……ももちゃんにした。頭の中でももちゃん ごめん 育てたいけど大人があかんて言うねん ももちゃん。抱きたいよて泣いたな。
まだ今でも手を合わせているけど それはママと私しか知らない出来事!

一睡も出来なかったし泣いていたから目が腫れた。分娩台に上がり
点滴された。陣痛なんかない
うちの上に看護師が乗りお腹を押すかなり痛かった泣きそうやった

あまりにも痛いから さけんだ
『いややー産みたいから辞めて!痛い!』にも無視
かなりの力でやられて何時間かして ももちゃんが産まれたら 『見せて!!』に『あかん!見たらあかん!女の子やでサヨナラしなさい!』と叫ばれた

泣いた 泣いた なんで見せてくれない私の子どもやのに泣いた立ち直れなかった、
病院にはママも来ていた。

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