「書店ゼロ自治体」書店の役割とは / 2017/8/24 ホウドウキョク



今回のホウドウキョクでは、前回振りがあったので浴衣で出演しました(写真はレポート記事より)。
銀座から着てホウドウキョクに向かったのですが、観光客の方などに注目されるという経験をしました。まあ、花火とかあるわけでもなかったので、そりゃそうかなんですけどね。

さて、まず最初の話題として書店ゼロ自治体について。

「書店ゼロ自治体」が増加!最も書店が少ない地域は? 書店が1店舗もない自治体が増加している www.houdoukyoku.jp
番組の様子はこちらの記事で詳しく説明がありますので、浴衣姿の自分の写真も載っていることもあわせてご覧下さい。

書店ゼロということで、本を読むか?や本屋には行きますか?などの質問になりましたが、自分のコメントとして本屋には行くか?という質問は「買う買わないは別にして週に1度は本屋に行きます。今どんな本が売れているのか見にいく。お気に入りの書店は「六本木の青山ブックセンター」。特集コーナーって書店員の好みが出るんですが、六本木ならではの本が並ぶので楽しかった。本屋がなくなったからと言って本の売り上げが下がったというと、それはまた違う話で、電子では結構売れていてコミックスでは上回っている。雑誌は厳しいが、書籍でいうと電子書籍でカバーできている部分もある。」
と回答してみました。 出版不況は終わった? 最新データを見てわかること 2015年の出版統計から、(1)電子出版の成長はやはり本物だった、(2)「雑誌」は不況だが「書籍」はむしろ拡大基調――という前向きな要素が読み取れる。林智彦氏が解説する。 japan.cnet.com
電子書籍の話も出ましたので、

「自分は最近は9割9分電子書籍を利用。買う量は5年前に比べるとむしろ増えた。紙の書籍だと家が占有されていて整理に困ったが、場所を取らないのとどれだけメモを取っても汚れないのがいい。結構メモを書く方なので電子書籍だとマーカーが引けるのがいい。」
とコメントしました。

また、地方自治体に書店が少なくなっているという話題については、

「イオンみたいに買い物自体が集客装置になっているのは蔦屋書店くらい。函館にある蔦屋書店に行ったことがあるが、車じゃないといけないようなところにあるんですが、そこだけでエンターテインメイントの場になっている。書店だけでワクワクさせてくれる。知的好奇心を満たせる場は大事なので、こういった業態は増えてくるのではないか。」

という話をしたんですが、少し気になった点としては、

「経済本、ビジネス書はネガティブよりポジティブにこうした方がいいという本が多く積まれてるんですが、政治の分野だと嫌韓本がヒラで積まれてるのをみると「ん?」と思うこともある」。
と最後に話しました。

ま、書店がユーザのため、なにができるかという再設計がいると思うんですよね。空間作りなのか、それともレコメンドエンジンなのか。ただ、売れ筋を並べてあるだけでは、どんどん電子書店に食われるでしょうね。

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!