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児童虐待相談 LINEでSOS後押し テクノロジーの強みとは… / 2018/10/31モーニングCROSS出演まとめ"オピニオンCROSS neo"

<オピニオンCROSS neo:松浦>
▼児童虐待相談 LINEでSOS後押し テクノロジーの強みとは…

児童虐待相談、LINEでSOS後押し 全国初、都が来月試行

堀さん「テーマの発表はこちら。『テクノロジーの強みを活かす!』」

自分「まずは数字のおさらい。児童相談所への児童虐待相談がどれだけ増えているのかをグラフにしてみると一目瞭然。2007年は4万件だったのが、2017年…わずか10年で10万件近くドーンと増えているような現状があります」

堀さん「『189(いちはやく)』のダイヤルもだいぶ浸透してきた感じはしますけどね。メディア上では」

自分「とはいえ宮瀬さんの話にもあったとおり、実際のところ子どもたちや親からの連絡が伸びてきているとはいえ、そんなに増えてはいない。ほとんどが警察からの連絡という形で伸びています。だから本人たちからは、なかなかSOSが出づらいような状況です」

堀さん「なるほど」

自分「『家で大騒ぎしている』『夜中にあそこのご家庭で子どもが泣き叫んでいる』と他のところから通報があって、警察官が来て話を聞いて、そこから通報を受けるというパターンが非常に多い。しかも誤報も多い。単純に大騒ぎして泣いているだけなのに、警察官が来て困ったという話もネットで探すとあるんです」

堀さん「僕の周りでもいましたよ。『夫婦喧嘩だったんだけど…』というのは」

自分「やはり当人からの発信を受けるようにしないといけないという観点からすると、今回のLINEの取り組みは非常に良いかなと思います」

自分「LINEに限らず、テクノロジーの強みは二つあると思っています。『時間/距離の解決』と、『重さ』の解決があると思う。時間/距離の解決でいうと、やはり相談に行くまでが非常に(大変)…じゃあ子どもが電車に乗って行きますか?親がわざわざ時間を取って行きますか?というと、それは行きづらいと思います。でも、LINEなどのメッセンジャー(アプリ)であれば、すぐに相談できる。

重さの解決…これは物理的な重さではなくて、心理的な重さもあると思うんですよね。『相談に行くんだけどどうしようか。わざわざ電話をかけて、ピッポッパ』…ピッポッパって、もう言わないけど(笑)。そういう形で(電話を)かけるまでの心理的な重さ。やはりLINEだと立ち上げてすぐにメッセージだけでも送ることができるので、心理的な重さの解決にテクノロジーが役立っている。実際これに限らず、企業サポートなども最近はオンラインチャットでのサポートが非常に増えています」

堀さん「便利になった!僕もこの間、iPhoneのロックがかかった時にチャットで解決しました」

自分「そうすると、24時間365日(対応できる)。一次受けなどもAIが対応するような形になったら、人が24時間起きている必然性もない。第一陣はbotで対応して、さらに問題があれば人手が対応する。こういう形でテクノロジーの強みは活かせるので、この話は非常に良いんじゃないかと思いました」

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堀さん「最近は健康相談などもAIが答えてくれるアプリが僕の周りでも流行っていて。夜中でもご飯を食べて(アプリを)見たら『よく頑張ったね。でも、あと何キロカロリーはこうしようね』とすぐに返ってくる。『はい、分かりました』って、相手はAIだと分かっていても安心するなと」

自分「そうですね。あとは他の記事にもありましたが、テキストのコミュニケーションだけだと、どうしても頷くだけになってしまう。『そうだね、そうだね』と悩みを聞いているだけだと弱いよね、という話もありました。

ただ、今は『Vtuber(ブイチューバ―)』といわれるバーチャルYouTuberで表現の部分も出てきたので。今はテキストだけかもしれないけれど、Vtuberで画面を通じたやり取りも含めてできるような…顔の感情の部分はテキストだけだと出ないけれど、出るような形になったらいいなと」

田上さん「テキストだけだと、やはり相手の反応が見えないのが怖いですよね。こう書いているけど、どういう表情で打っているのかが分からないとコミュニケーションが成り立たないので、テキスト以外の情報が副次的に入ってくるのが望ましい」

▼放送後に思ったこと

実際、銀行系のサービスだと多いですからね。時間/距離と重さの話だと直近こんなニュースもありました。

これもテクノロジーによる時間/距離と重さの解決ですね。LINEはいろいろサービスでてきるんだけど、この方面に特化が望ましいなあ。フィンテックもその解決なんだけど、もっとシンプルな方向でもいいんではとは思ったり。

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!