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ホーチミン/東京子育て比較

0歳児と1歳児を連れて、東京からホーチミンに来て1ヶ月が経ち、ようやく客観的に比較できるようになってきました。
乳幼児を抱えて、来られる方のためにも、独断と偏見で比較してみたいと思います。

結論

乳幼児がいる場合、それなりの収入があれば、ホーチミンでも東京でもOK。そうではない場合、東京の方が良いです。独身であればきっとホーチミンでの生活は楽しいと思います。

以下、独断と偏見で項目ごとに比較してみたいと思います。

子育環境

交通道路インフラ

東京の方が圧倒的に良い。ホーチミンには公共交通機関という概念がそもそもないです。
地下鉄も2021年まで開通が延期。
移動は基本、grabですが、毎回乗ったり降りたりするのが地味に疲れます。
道路はデコボコ、歩道にバイクがびっしり止めてあったりと、ベビーカーで歩くのは大変です。また、段差も多く、スロープも少ないです。

子供に対する対応

東京は基本的に無関心ですが、ホーチミンの人は総じて子供に優しい。
街を歩いていても、お店でも、grabの運転手さんも、みんな子供に笑顔で接してくれます。この点はホーチミンに来て、本当に良かったと思います。

保育園・幼稚園

こちらでは保育園はありません。幼稚園は早くて1歳半からでないと入れません。

探せばあるのかもしれませんが。。
うちの下の子は東京だと保育園に預けることが出来ますが、ホーチミンでは預けられませんでした。共働きの場合、必然的にナニーさんを雇うことになります。
共働きを実現しようとすると、ナニーさんの給与と幼稚園代でとんでもない金額が毎月飛んでいきます。。

ナニーさんは、フィリピン人フルタイムで6万円〜、ベトナム人で4万円〜くらいだと思います。
幼稚園は日系で6万円くらい〜、インターで8万円〜くらい。色々な幼稚園があるので、教育方針や子供、家庭の状況に合わせて選べます。 入園待ちの幼稚園も少しありますが、大抵入れます。
インターの場合、日本で同程度の教育を受けさせようとすると倍以上かかるのでコスパは良いです。

医療費

これは圧倒的に東京の勝ち。なんといっても無料ですし、検診とか面倒ですが、充実していて安心です。
外来特約含めて会社が負担してくれるのであれば良いですが、そうでない場合は高額な医療保険料が必要になります。
ローカルの病院に通うのであれば不要です。

離乳食、ミルク

離乳食は世界中の離乳食があり、種類が豊富。
和食の離乳食にこだわるのであれば、東京の方が良いですが、ホーチミンの豊富さの方が僕は好きです。粉ミルクは日本の粉ミルクも沢山あります。



ベビー用品

日系のショップに行けば、少し高いですが、大抵のものはホーチミンでも手に入ります。日本でまとめ買いしてくる必要もそんなにないと思います。ホーチミンでも不自由は全くありません。
オムツもパンパースは山積み。我が家のナチュラルムーニーは中々置いてなく、探すのに苦労しましたが、ありました!

絵本

紀伊國屋書店に行けばあります。
我が家で人気の関西弁の絵本もありました。
だるまさんシリーズもあるし、良い本はしっかりと押さえられてるなぁという所感。
東京には敵いません。。

ベビー服

ホーチミンには、可愛くて安いベビー服が沢山あります。
好みにもよるので、何ともですが。。外資系ブランドの子供服は日本の方が豊富です。
写真はご近所の子供服屋さん。

住環境

家賃は思ったほど、安くありません。日本の地方中堅都市と変わらないくらい。もちろん、東京に比べれば安いですが、たとえ高層マンションでも、蟻は大量発生しますし、バルコニーにヤモリは出ますし、所々気になるところもあり(玄関ドア下のスキマが広い、すお湯があまり出ない等々)、ダメな人はダメかもしれません。
家具、電化製品は備え付けですが、付いてるものと付いてないものがあり、物件によって違うみたいです。
我が家ではベビーベッド、掃除機、炊飯器と電子レンジは自分達で買いに行きました。

子供の遊び場

まだ子供が小さいので、遠くには行けず、近くのショッピングモールとキッズスペースのあるカフェ、マンションのキッズルーム辺りをうろちょろしてます。
東京にいる時と今のところ、そんなに行動パターンは変わらないです。
小さいお子さんがいる場合はショッピングモールが近くにあると良いかもしれません。
キッズスペースのあるカフェが沢山あるのは東京よりも○です。

これが意外と大切。
我が家では浄水器もつけていますが、水道水は飲みません。
ホーチミンの飲み水は基本、まとめ買いです。

まとめ

乳幼児がいると東京で普通に生活するよりも、子育てにお金が日本の何倍もかかります。ただし、飲食料品、光熱費、通信費は安いです。
食べ物と飲み物に関しては東京よりもコスパ良く豊か。
移住で予想以上にお金が無くなりましたが、何とか生きてます。
そして、ホーチミンに来ても仕事と育児に追われる毎日は変わりません。笑
我が子達は自由闊達度合いがパワーアップしてきているので、なおさら。
親は大変ですが、それでも子供に多様な経験を積ませたいと思う方はぜひ。

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