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対策は?老化現象が早くなっている!

僕は海外在住で今年もクリスマスから暮れも正月もこちらで過ごしました。クリスマス後から帰省(?)して妻の実家で過ごすことになりました。滞在期間中、妻は地元ということもあり高校時代の同級生と同窓会的な小じんまりとした忘年会があることを聞き、その集まりに行く事を伝えたら、同級生の一人が親切に迎えにやって来て、僕自身もその人とは実は面識があるので何十年ぶりということで再会しました。最近気になった点で、その時の話をシェアします。
迎えに来たその人は門の出口にやって来て、外は冬なので暮れるのも早く玄関の灯りの下に照らされるまでは、一瞬誰だかわかりませんでした。しかし照明の下ではっきり見た時は、本当に驚きました。全体的な印象的は、浦島効果?というのか、10数年ぶりにあったその人の容貌はずいぶん老けた感じでした。髪の色も白髪がめだつというより、ほぼ灰色に近いということもあったかもしれません。(僕自身が他人の美醜を偉そうにいえる立場ではありませんが………)横に立てば確実に、同年というよりずっと年上の兄貴というぐらい差があるように感じました。(ちなみに僕と妻は同年齢ですから、同級生も同じ歳です)
実はこの印象は妻もその同級生とは久しぶりであったので、同じ印象を持ったと、あとで言ってました。山と谷に囲まれた中小規模のこの北イタリアの町は、人口は周囲の村も含めて10万に届くかどうかといったところです。生活が、人々の移動行動範囲に絶妙に合っているようで、大きくもなく小さくもない非常に快適のように感じられました。僕らが住むミラノは世界的な都会のように名前は知られていますが実際は人口140万ほどで日本の大都市ほど多くはありませんし、街の面積も大きくはないのですが、移動したり必要なものを手にするには、機能的に微妙に不便で雰囲気が荒れていると思うこともあります。

空気の良い、雰囲気の荒れてない自然環境もそこそこに残っている。家族が住むにはピッタリの所なんでしょうが、同窓会で一緒に撮ったという皆との写真を見せてもらいましたが、追い打ちをかけてびっくりしました。それは、玄関口で実際に見た同級生だけ一人が特別変わったかのように思ったのですが、その他の同級生もほとんど同じくらいの見かけの老いを表していていたので、その進み方には驚いてしまいました。

普通日本人は彫りの深い西洋人と比べると平たい顔をしているのでシワができにくく、一般に若く見られると言われますが
それを差し引いても何か釈然としないものが残ったのです。

いろいろ考えてみました。しかしこれという条件は見当たりませんでした。参加した同級生は、少なくとも経済的問題もなくしっかりとしたそれぞれの職業に就いていて、今回は参加しようとする意志も行動力ある、いわば一般普通の善人です。

さてここはノートなので論文みたいなものをグダグダ書くつもりはないので、サラッと結論に運びます。

ミラノのような肘突き立てながら神経質にストレスいっぱいに生きていくのは、充実した人生とはいえないかもしれませんが、この北の中小の町のようなところも、逆にルーティーンというか、マンネリズムが横行していて、変化に乏しいところで公務員的な仕事に就いて過ごしていると、刺激も少ないのかなんて勝手に想像してしまいました。実はこんなことより他に根本的な原因があるのかもしれませんが、同級生と一緒に写った妻の姿が同級生の妹かに見えてしまったという、お世辞抜きの事実にやはり僕らは都会にいても辺鄙な所にいても、心のなかでどこかワクワクしながら生きて行くような心構えを持ちたいと実感しました!





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