ジョブ理論

世の中のマーケティングの考え方とは違う視点を与えてくれた本。
人々は、〇〇を雇う(ジョブ、仕事)という目線であらゆるものを選ぶ。
だから、機能やプロダクト視点でマーケティングをすると間違ったものになると指摘されている。
機能をさらに増やし、高性能な製品を作るのではなく、それが購入した人のどんな物事を解決するのかという目線が大切。
例えば、ミルクシェイクを買う人は美味しくなると、さらに購入するのではなく、適切な量であったり、ライバルは飲み物ではなく、小腹を満たすバナナやお菓子かもしれない。
それは購入する人によって変わってくる。とのこと

だから、データに出てくる数値は全く意味のないこともある。それを理解した上で適切なマーケティング手法を取ることが大切。

また、消費者がはじめに購入するときばかりを気にするが、
実際に使用するときまで考えなければ、本当の購入に対するデータとは言えない。
そこから、自分たちの製品が本当に購入者のジョブを解決したか、と考えるべき。

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