情報の選択肢が多いと決められない

こんにちは、節約お兄さんです。


インスタグラムで発信し続けて、もうすぐ丸2年が経ちます。

「え、もう2年!?」と思うこともあれば、昔の記事を見ると「うわ〜、こんなこと書いてたの?恥ずww」といった感情が湧き出てきます。少しは成長したんだなと。


で、本題なんですが、情報が多いと決め切れない問題について。

昨今ですが、情報がとにかく増えすぎている気がします。インスタグラムについてのオンラインサロンもちらほら増えて、新規の参入の増加スピードが半端じゃなくなっています。似たようなアカウントも増えて、見る方も疲れるんじゃないかなと。

僕自身も含めお金についての情報発信している人も多く、「iDeCoについて」「つみたてNISAについて」「ふるさと納税について」といった内容が色んな人が事実と考えを混ぜながら発信しています。

なので初めてお金の勉強をする人からすると「みんな違う意見でどうしたらいいか分からん」問題が発生しているかなと。

これについて、自分なりの考えをまとめてみました。


選択肢が多いと決断しづらい

マーケティングでよく言われる「ジャムの法則」、ご存知でしょうか?

「選択肢が多いと決断がしづらい」という結果は研究などでも発表されています。

実在するスーパーマーケットに設けられたジャムの試食コーナーにおいて行われた。試食コーナーは、日によって 6 種類または24種類のジャムのサンプルが陳列され、消費者はそれらを自由に試食することができた。実験者によって、試食コーナーに立ち止まる消費者の数と、実際にジャムを購入した消費者の数が記録された。実験の結果、試食コーナーに立ち止まった消費者の数は、24種類の場合(242人中145人、60%)で、 6 種類の場合(260人中104人、40%)を上回っていた。このことは、消費者が選択肢数のより多い環境を好むという、従来の一般的信念と一致している。その一方で、実際にジャムを購入した消費者の数は、逆に 6 種類の場合(104人
中31人、30%)で、24種類の場合(145人中 4 人、3 %)を上回ることが明らかにされた。この結果は、選択肢数の増加が選択結果の満足度を低下させ、結果として選択行動そのものを放棄させた可能性を示している。Iyenger & Lepper(2000)は、選択肢数の増加によって選択行動が放棄されたり、選択結果満足度が低下する現象を選択のオーバーロードと呼んだ。
引用:「選択肢数と選択の繰り返しが選択結果の主観的満足度に与える影響」より

日常生活でも「居酒屋のメニューが多すぎて迷っちゃう」「クローゼットの中にある服が多すぎて今日着ていく服が選べない」など、「選択肢はあるんだけど決断ができない」ということが起こっていると思います。

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