UiPath×BIツールで広がる新しい可能性
1.はじめに
本記事は、下記の企画に参加しています。
Qiitaのアドベントカレンダー
2.nest×UiPath Friendsのイベントに参加しました
12/1(金)に福岡市にあるエンジニアカフェ でnest とUiPath Friendsのコラボイベントが行われました。
nestとはウィングアーク1st社 が自社製品・サービスを利用しているユーザーのためのコミュニティです。
今回はその中でもBIツールであるMotion Board とUiPath Studio を組み合わせ、データの可視化と自動化で創造力を発揮し、新たな価値を生み出そうというイベントでした。
3. 目からウロコ、自動化による作業工数削減のその先へ
UiPathといえば、RPAツール。RPAツールと言えば自動化による作業工数の削減が定番です。とは言え、これはもう定番過ぎて「それしか無いの?」といった感があります。(もちろんこれは重要で、なくならないものではありますが)
そこに颯爽と?あらわれたのがMotionBoard×UiPath Studioのコラボレーションです。
UiPath Studioが得意なこと
UiPathはRPAツールですから繰り返し処理が得意です。特定のディレクトリを監視し、ファイルが増えたら処理実行と行ったこともできます。また非正規化データを正規化することも豊富なデータテーブル操作機能を以て可能です。
MotionBoardが得意なこと
MotionBoardはBIツールで正規化されたデータを読み込んでさまざまな可視化を表現、集計することが得意です。
両者のコラボ
この両者がコラボレーションすれば、非正規データを正規化し、集計することで今までできなかった新しい視点での分析が可能になります。
文字にすると、両者が得意なことをかけ合わせれば当たり前じゃん、と思うかもしれませんが、自動化の先に工数削減だけでなく、新たな価値創造がある、ということが私にとっては非常に画期的なことでした。
4.MotionBoardはコミュニティエディションの夢を見るか?
残念がながらこの記事(2023年12月現在)を書いてる時点では、MotionBoardはUiPath Studio コミュニティエディションのような個人が無料で使えるモノはありません。是非とも出してほしいですが、なかなか簡単にはいかないでしょう。
が、BIツールなかでも「かゆいところに手が届く」といわれるMotionBoardとUiPathのコラボには、先程も言ったように自動化のその先、正規化されていないデータの向こうにある新しい視点が開ける可能性があります!
nest九州・沖縄とUiPath Friends九州は次のコラボ機会も検討中ですので、是非ともお楽しみに!