いつか裸身で吊られることを
ストリップを観るために、劇場へとよく足を運ぶ。
ストリップといえば舞台上で踊り子さんが音楽に合わせて服を脱いでいき、観客に裸を見せるショーのことだ。「昭和の娯楽」「卑猥」「アングラカルチャー」……そんなイメージを持つ人も少なくないとは思うし、一時は観客数も低迷していたと聞く。それでもいまだに都内だけでも5つの劇場が営業を続けていて、ここ数年は性別問わず訪れる日人も増えて推し活ならぬ「スト活」なる言葉も生まれているらしい。自分も、そんな流行……というか波をきっかけに劇場を訪れ