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【検証】嘉田由紀子氏の困難女性支援法反対①

 2023年2月7日、嘉田由紀子氏は、【有本香Channel】に困難女性支援法に反対した国会議員として出演しました。【有本香Channel】がどういうチャンネルかは、例えば嘉田由紀子氏が出演する2ヶ月前の番組のタイトルが「国会での杉田水脈政務官イジメをただちにヤめよ! その背景にあるものとは?」であることなどからご推察ください。

 フルバージョンではないようですが、YouTubeでも見られます。

 ここで嘉田由紀子氏が誇らしげに語っていた困難女性支援法に反対した理由について、数回に分けて検証してみます。
 困難女性支援法案は、超党派の議員立法で2022年4月12日に参議院に提出され、13日に可決、5月19日に衆議院で可決成立した法律で、今年4月から施行されています。こちらの東京新聞の記事が同法案についてコンパクトにまとまっているので貼っておきます。

 さて、件の番組の冒頭、有本氏は、Hanada2023年3月号に「「Colabo問題」疑惑の核心」を執筆したこととの関連で、困難女性支援法に反対したたった2人の議員のうちの1人として嘉田由紀子氏を招くと紹介しました。2022年、困難女性支援法に反対していた有本氏が、反対した国会議員がいないことについて怒ってTweetしたところ、それを嘉田氏がみて、嘉田氏のほうから「私は反対した」とコンタクトをとったと話していました。
 Colaboの話はYouTube版では最初のほうに少し出て来るだけですが、嘉田氏は「Colaboの後ろにいる人たち」は、1960年代のフェミニスト活動家たちで、「みんな知っている」とし、その世代の男性嫌悪、「男は金と種」という考えが今日も引き継がれているから、憲法で両性平等といい、男女共同参画といいながら男性差別、男性排除になっているのだとし、有本氏と意気投合していました。
 もうこれだけで、こんなところでこんな話をする政治家に、知事時代も含めて投票してしまったと思うと情けなくて泣けてきます。
 嘉田氏は、自分が困難女性支援法に反対した理由については、2022年4月に自身のブログで述べているのと同じような内容を話していました。 

 2022年5月12日付の滋賀報知新聞にも寄稿しています。「真のジェンダー平等のために」反対したんだそうです。ちなみに、つい最近のFacebook投稿のコメント欄でも同じことを言っていましたので、本当に信念を持って反対したのだということだけはよくわかります。
 長くなったので、具体的な検証は②以後で。

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