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仲が良い=尊敬しあえているということ〜経堂のルンタさん

「この店はいつオープンしたんですか?」「ちょうど去年の今頃です。」「ええ!?まだ一年?なんかそんな感じがしない…」初めて来てくれた方と最近よく交わされる会話。店がさ、茶色いからさ、新しいのに昔からある的な感じでさ、全くフレッシュさがない店だよね、わかるわかる。でも落ち着くよね。

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shifukuの茶色く年季の入ったインドな感じの内装は、経堂のルンタさんにお願いしたもの。shifukuがたまプラーザにお店を出す一年前に一か月だけの限定ショップをやった時(その時のことをかいたブログ↓)

https://note.com/shifuku/n/n0747ee92a7df

に借りたアーユルヴェーダのアトリエにルンタさんの家具が置いてあって。

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ステキな場所を借りれるだけでも嬉しくてきゃいきゃいしてたのだけど、あれ?ちょっと待って、私たちが集めた服ととても相性がよくないか?と。

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ステキなものが余計にステキに見える、これ大事。だからお店を出すときはルンタさんに内装をお願いしようと決めていた。

内装の打ち合わせの時に、ルンタさんから

「あのう…店の奥に柱なんて建ててみたいんですがどうですか?」

なにそれー✨なんかよくわからないけどルンタさんなら絶対ステキな感じになるにちがいないと二つ返事。

去年の今頃、インドから柱が届いて大興奮してたなー。

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これが

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こうなる。

こないだ、改装したルンタさんにいってきたら、ルンタさんにも立派な柱が立っていた。

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でかいな。

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これはshifukuの奥にあるテーブルなんだが、元は臼だったという。臼を見てガラスをカットして上に置いてテーブルにしようなんて思っちゃう、一瞬の閃き。

閃きって、その人の中で蓄積したもの。ルンタさんがいつもにこやかで、フットワークが軽く、嘘みたいなコトをさらりとやってのけるのは、沢山の経験と苦労(本人たちは苦労と思っていないと思うが)の賜物なんだろな。

その賜物をしょったルンタさんたちとの内装の打ち合わせはいつも楽しくて。ルンタチーム同士、笑いながら話す姿に本当に仲がいいんだなあと思った。

ルンタチームは仲が良い

上っ面なものじゃなくて。自分に無いものは相手が補ってくれるということを潜在レベル意識で理解してる感じ。そこには尊敬の念が生まれるから、全員違うことに気づき、違うことをしてるのに、何となくまとまってちゃんとゴールに辿り着ける。


ルンタさんの言葉

「好きで仕方のないこと

愛してやまないこと

大事だと思えること

をみつけたら

自分を惜しまず

言い訳をせず

愛情をこめて

取り組むこと」

無邪気。邪気がない。ちゃんと大人なんだけど子供みたいに好きなことに一生懸命であること。きっと一年前、私たちはそれをルンタさんから感じて内装をお願いしたのだと思う。

ルンタさんに

「資材がいつ届くのか、いつオープンできるのか、気が気じゃなかっただろうに、どっしりと構えて文句も言わずに待っててくれてありがとう」的なことを言われたのだが、何もこわくなかった。だって全てを任せられる人たちに頼んだという自負があったから。この人達とならどんなことが起きてもそれがベストなんだといつも思わせてくれた。

頼む時期、ルンタさんが他にもやってる仕事との兼ね合いでルンタさんがインドに行く時期、インドから柱やらドアやらガラスやらいろんなものが届く時期、私たちが年内にお店をオープンさせたいとの思い。全ての要素がカチッとはまってshifukuは12月23日にオープンできた。

オープン日の写真↓私、今年も同じニット着てる!てかお店が今と比べてスカスカだなー。

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一つでもかけてたら、少しでもズレてたら、大幅にオープンは遅れ、コロナ禍に巻き込まれてオープンしていただろう。状況はガラッと変わっていたと思う。あな恐ろしや。

魂と体は一心同体で私たちは自分の体と死ぬまで一緒だ。内装って、ずっと一緒に生きていく体みたいなもの。だから、どうしてもこの人たちにお願いしたいと思った一年前の私たちを褒めてあげたいわー。

自分が生きる道は自分で決めて、あとはいろんな人と一緒に歩んでいくことの楽しさをルンタさんの存在に教わったんだなと、ヒシヒシと感じている、1周年であります。

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