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Call of Duty: Vanguard α版の感想

今シーズンの競技シーンが終わりに近づくと、いよいよ次回作という感じがする中、
次回作のCall of Duty: Vanguard のα版が3日の期間来ておりましたので、その感想・レビューです。


α版でのモード:Champion Hill

α版では、Champion Hillというモードのみがプレイできます。

詳しい内容は、EAAさんの記事に譲りますが、Gunfight系統のモードとなっており、始めはDuoのみですが、29日2時から3人チームのモードも開放されました。

このモードについては、面白いと思います。実際私もリアルフレンドと一緒にやりましたが、慣れてきたらそこそこ勝てるようになりましたし、1位も2回とることができました。


2人×8チームで2on2の試合を繰り返していき、最後まで勝ち残る形式ですが、ライフを温存し続ければ勝てるチャンスがあり、直接対決で負けていても他の対戦で順位が変動したりするため、運の要素も多少あります。
1位になるためには、実力でしかないわけではないのは、評価しています。


まだα版ですが、このモード自体の欠点はあります。
Gunfight系統といいましたが、目標物といえるのが、エクストラライフトークンのみ(キャッシュが落ちているが微々たるもの)であり、

それ以外は基本、デス数しかスコアに影響しません。


そのため、”待ち”の戦法が非常に強いゲームであり、積極的にキルするような要因が全くありません。特に、デスしすぎてライフが尽きかけていると、なおさらです。
ライフが有利で、相手側のライフが2・3ライフしかない場合、エリミネートしてキャッシュを得るために積極的に攻めることになります。

つまり、ライフの優劣によって試合展開が固定化してしまうことです。


なので、私は1日プレイしましたが、飽きてしまいました。


そして、マップについて致命的な欠点があります。

リスポーンが甘いのは、α版ですしここで議論すべき話ではありませんが、

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このCourtyard (中庭)のマップ構造が問題です。左右対称で、センターに壁で覆われた建物が2つあるマップ。

普通ならシンプルでいいマップなのですが、このマップに限らず、壊せる壁があります。
ただ、この壊せる壁がすべての問題であり、センターの壁で覆われた建物はほとんどが壊せる壁であり、すべて壊すと射線がどこでも通るくらいにスカスカになります。

そして、この壊せる壁の状態は永続し、入ったロビーのラウンドが続く限り、壁状態は引き継がれていきます。
つまり、一度壊れるとその後ずっと壁は壊れたままです。

Champion Hillは4つマップを使用しますが、残りチームが少なくならない限り、同一ラウンド中すべてのマップで何かしら対戦しています。

そのため、ラウンド2以降にCourtyardで対戦するプレイヤーは壁が何かしら壊れている状態でプレイすることになります。



そして、この仕様によって起こる悲劇がこちらです。

初期リスポーンが壊れる壁越しの同一直線上にあるため、いきなりスタート早々理不尽な形でキルが発生します。
一応ですが、ツイート主であるコテつな氏を貶める意図はありません。


この問題は正直深刻ですので、壊れない壁を増強するべきだと思います。

また、壊れる壁1枚越しの場合、壁向こうの敵のネームプレートが表示されてしまいます。そのため、一方的な壁抜きができてしまうことも問題です。


Vangurad全般 の気になる点

他にプレイしていて気になったのが、Champion Hill限定なのか、

マップ外で銃声がしているため、音が聞き取りづらいことです。
ミニマップの赤点については、MWでなかったため、そこは良しとしても、赤点がない以上、より視覚聴覚情報が重要なのにも関わらず、それを妨害するのは如何なものか。

また、全般的に暗めであることは、気になりました。
これはBOCWのMiamiと同じことで、リアルを追求したがために見づらいと不評となり、明るくなったり、挙句の果てにMiami strikeという改良マップがでることになりました。


とこのように書きましたが、

問題解決に取り組む事項として、
ダメージを受けた際の所謂”赤ジャム”状態のビジュアル
リスポーン位置調整
マップのビジュアル(視認性?)
オーディオの調整
ネームプレート問題
壊れる壁越しのエイムアシスト

と発表しています。おそらく上で挙げた問題点も解決してくることになるかと思います。



期待している点

MWベースで作られているため、BOCWよりもキルタイムは速くなります。それについては個人的にはキルタイムが速いほうが好きです。


また、アタッチメントについてもMW並かそれ以上との話もあり、一長一短ではありますが、リアル指向であれば忠実に再現してくる点は注目ですし、第二次大戦の武器でリアルに描写する作品はレア。


α版ベースだと、BOCWの方がクオリティは高く感じましたが、ある意味”まだα版”です。


その上、Champion Hillという限定モードで武器についても数種類しか開示しておらず、マルチプレイのマップについてもまだまだ公開されていません。

おそらく、β版でオープンにしてくるとは思います。
あまり明らかになっていない分、”伸びしろ”と言えます。


次は、オープンベータとなりますので、皆さん楽しみに待ちましょう。

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