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所有機材【SONY/PXW-Z150】

2017年8月に購入

 フリーランスで仕事をするために、まず初めに購入したビデオカメラ。
 購入にあたって、比較検討した業務用ビデオカメラは「HXR-NX100」「HXR-NX5R」「HXR-NX3」「PXW-X70」。
 若干のソニー信者だったので、他のメーカーのビデオカメラは調査せず。業務用カメラだとソニーの方が箔が付くと思ったので…

 以前に勤務していた制作会社では「HXR-NX5」「HXR-NX3」がメイン機だったので使い慣れたカメラも考えたが、『時代は4K』と言われ始めた頃だったので、今後も長く使っていくなら4K対応は必須だと考え「PXW-Z150」「PXW-X70」のどちらかになったのだが…

 実は、その3ヶ月前に友人の結婚式があり「FDR-AX100」を既に購入していたので、大きさやシステムがほぼ同じ「PXW-X70」は除外することにした。
 やはり、三連リングの便利さは忘れられない。


良くない点と対処法

レンズが暗い
 レンズの口径が「HXR-NX5」「HXR-NX3」の72mmよりも小さい、66mmなので集光しにくく暗所には弱い。
 ただ、使用感では「HXR-NX5」「HXR-NX3」よりもゲイン値を上げた時に、ノイズが出にくい気がするので、暗所ではゲイン値を上げて対応。
 「HXR-NX5」「HXR-NX3」は9~12dBでザラついていたが、「PXW-Z150」は15dB上げてもなんとかなる。

ボタンが少ない
 「HXR-NX5」「HXR-NX100」や後継機にあたる「PXW-Z190」の様な液晶横のボタン群の数が少なく、「HXR-NX3」に近い操作性で設定変更の時はかなり深く潜る必要がある。
 ショートカットボタンが7箇所あるので、よく使う機能はいずれかに割り当てれば良いので特に不満無し。

ガンマイクはオプション
 「HXR-NX5」「HXR-NX3」のようなガンマイクは付属していないので、別途マイクとXLRケーブルを購入する必要あり。
 別途「TASCAM/TM-150SG」を購入したのだが、「PXW-Z150」のマイクホルダーに径が合わなかったので、「SONY/3-680-582-02」スペーサーを挟んでみたが、心許ない感じだった。
 その後、「RODE/SM3」を購入してコールドシューにマウントさせることで、ようやく安定させることができた。

・4K30P
 最近では4K60Pが主流になりつつあるが、購入当時はまだ4K30Pが標準だったのでこれは仕方がない。
 後継機の「PXW-Z190」「PXW-Z280」は4K60P対応。

総評

 撮影時には必ず持参する。舞台、発表会、セミナー、イベント、インサートなど何でもこなせるビデオカメラ。
 ウェディングやシネマ、CMなどボケ感や独特の色味を出すのには向いてないかもしれないが、幅広くやるぶんにはちょうど良いカメラ。
 光学12倍、全画素超解像2倍の合計24倍までズームできるので、三脚で固定できればかなり遠くまで寄れる。29.0~348.0mm(35mm換算)なので、個人的にはもう少しワイド端が欲しいところ。ワイコン付ければ解決。

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