今年買ったもの2023
2022年に引き続き、今年も仕事で使う機材の入れ替えをしました。
《撮影機材編》
①【TAMRON】
A067 [50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD ソニーE]
2022年に購入したα7M4に使えるフルサイズセンサー用の望遠レンズ。
以前までに使っていたAPS-C用55-300mmでは大規模な会場での望遠距離が物足りなく、またカメラ内の超解像ズームやクロップをしてしまうと画質の保証が難しく感じていました。
このレンズにした事によって、望遠距離を延ばす事ができ、暗所でのフルサイズセンサーの恩恵で画質向上ができたように思います。
②【TAMRON】
A062[20-40mm F/2.8 Di III VXD ソニーE]
こちらはAPS-C用18-135mmからの買い替え。
A067を購入して望遠側は充分になったので、フルサイズ用の広角レンズでF値が明るめのレンズを考えていました。
個人的には望遠側に50mmくらい欲しかったですが、カメラ内の超解像ズームで対応するつもりで運用しています。
③【PERGEAR】
12mm F2 広角MF単焦点レンズ APS-C ソニーE
超広角のレンズが欲しくなったので購入。
手頃な価格だったので、あえてのマニュアルフォーカスレンズにしました。
普段はFX30でのスチール写真撮影時に使っています。動画撮影にはまだ使っていないですが、最短撮影距離が短いので、今後使っていきたいです。
マウント時に硬くて抵抗感が強いので、取り付けるたびにヒヤヒヤします…
マニュアルフォーカスはちゃんと狙ってる感があって面白いです。
④White Balance Kelvin Metar (iOS)
ハードウェア的な機材ではなく、撮影補助のアプリケーションとして購入して良かったもの。
スマホのカメラでホワイトバランスを測定できるので、マルチカメラ撮影時のリファレンスとして使っています。
ホワイトバランスの記録もできるので撮影場所や照明の変化で複数記録しておく事で、編集時に見返す事でカラコレが楽になりました。
《VR機材編》
①【Meta】
Quest 3 512GB
初代Oculus RIiftからの買い替え。
初代Questも併用していますが、VRゴーグルの進化に感動しました。
画質向上はもちろん画像処理速度も速くなっていて、初代QuestではAdobe Premiere Proからのイマーシブプレビューで再生がままならなかった8K動画を安定してプレビューできるようになりました。
個人的にはMR機能向上にかなり感動していて、Quest3を装着したまま最寄駅から自宅までパススルーだけで帰宅しました(非推奨)。
MR機能を使ったアプリを開発したい気持ちになっています。
②【BOBOVR】
M3 Pro バッテリーパックストラップ
Quest3標準のストラップはゴム式になっていて締め付けは調整できるものの着脱が不便で、締め付けが強いと顔が痛いし、逆に弱くするとVRゴーグルがずり下がってきていました。特に眼鏡を付けている人はかなり着脱しにくいと思います。
純正のオプションストラップは高価なので手が出せず…
VR界隈の有識者が教えてくださったサードパーティ製のこのバッテリーパックストラップは純正の半値程度で購入でき、実際に使ってみるととても着脱が簡易になりました。
標準ストラップよりも重いので総重量は増えるのですが、前後の重心が安定し頭や顔にかかる負担が分散されるようになり、体感的にはVRゴーグルが軽くなったように感じます。
③【SHOKZ】
OpenRun Pro ブラック SKZ-EP-000007 [骨伝導 /Bluetooth]
VRゴーグルを着ける際に邪魔になるのがイヤホン。
改善策としてワイヤレスイヤホンを考えていたのですが、視覚と聴覚が遮断されるのが怖いので骨伝導イヤホンにしてみました。
骨伝導イヤホンが出始めの頃は音質に期待する程ではないと感じていましたが、だいぶ経って音質は相当良くなっていました。
個人的には、ASMR系の聴取はインナーイヤホンよりも骨伝導の方が好みです。
④【GL.iNet】
GL-AXT1800(Slate AX)
Quest3がWi-Fi6に対応したので、ルーターもWi-Fi6対応にしました。
ガジェット系YouTuberのドリキンさんが、VR系YouTuberのミスターVRさんと対談された際に紹介していた商品で、ホテルなどのWi-Fiを拾って私的なネットワークエリアを構築できると知りました。
VRゴーグル、パソコン、VRカメラを同じネットワーク上に接続できるようになって、セッティングが楽になりました。
《その他》
①【RODE】
WIPRO [Wireless PRO]
Wireless GO 2からの買い替え。
GO 2のままでも良かったのですが、純正のバッテリー付き充電ケースやラベリアマイクが付属されている事や、マイク端子挿入部分がスクリュー式になっている事、TimeCodeも乗せられると考えると、買い替えが最善だと判断しました。
発売日に予約したのですが、残念ながら初回予約分が埋まってしまい手元に届くまで2週間ほどかかりました。
到着してからすぐにセミナー撮影の案件があり、安心して音声を収録できました。
②【Yukidoke】
EX602 HDMI分配&エクステンダー
HDMIのスプリットとLANでのエクステンドができるので、セミナー撮影で登壇者のパソコンから出力するパワーポイントや動画などを手元のレコーダーで確認しながら収録ができました。
(例)
パソコン→HDMI→EX602TX→HDMI→会場モニター
↓
LAN(cat6)
↓
EX602RX→HDMI→レコーダー
このシステムがとても便利でした。
③【NANLITE】
Pavotube II 6C RGBWW
小さくて光量のあるLED照明が必要になり購入。
アプリで光量や色を調整できるので、照明演出の範囲が広がりました。
④【CORSAIR】
CP-9020200-JP [RM850x -2021-]
編集用パソコンで突然モニターがブラックアウトしたり、USB機器が認識しなくなったり、マウスの挙動が重くなったりして、不安定になる事が度々起こりました。
とりあえずパソコン内部の清掃と、電源交換を行う事で解決。いまは安定して編集作業を行えています。
プラグイン型の電源ユニットを初めて使ってみたのですが、不要なケーブルが付いていないのでケーブル同士が干渉せず接続はスムーズで、パソコン内部の配線も綺麗に格納できました。
⑤【Blackmagic Design】
DaVinci Resolve Studio
無料版で触っていましたが本格的なカラグレと書き出しが必要になり、いまさらながら購入。
8K素材のプロキシ作成に関しては、Adobe Media Encorderよりも圧倒的に速いです。
ただソフトウェア単体だとイマーシブプレビューができないので、実務にはなかなか使わないと思います。
以上、2023年購入した機材でした。
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