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LT大会第1弾!「DevOps & QAエンジニアLT大会」イベントレポート



はじめに

皆さんこんにちは!「SHIFT EVOLVE」運営の昆野です。

「SHIFT EVOLVE」では、エンジニアがコミュニケーションを通してELOVLE(進化)するべく、毎月技術イベントを開催しております。(始まったの先月ですが・・・笑)

先月(6/25)のイベントレポートはこちら

今月は、LT大会第1弾となる「DevOps & QAエンジニアLT大会」を開催しました。初のLT大会、初の社外エンジニア登壇、そして私にとって初の社外向けイベント登壇(関係ない)と、初めて尽くしとなった本大会の様子を一部厳選してお届けします。

当日参加できなかった方もぜひ、LTの「稲光」を感じ取っていただけると幸いです。


LTテーマをサクッと解説

今回のLTテーマはDevOps&QA。DevOpsとはソフトウェアの開発(development)と運用者(operation)を組み合わせた言葉であり、ざっくりと言ってしまえば「開発者と運用者は密に連携しながら開発/運用して」「ビジネスの価値を高めつつ、ユーザーに素早く届け続けよう」というものです。

だいぶ簡単に説明しましたが、言うは易く行うは難しとはよく言ったもので、実現に苦労している方も多いのではないでしょうか?(もちろん私もそのうちの1人)。そんなDevopsにQAまでくっつけちゃったら、それはもう難攻不落のLTテーマになるわけです(笑)。

そんなLTテーマにエントリーいただいた皆様、本当にありがとうございました!次の章では、本大会に登壇いただいた9名(+不肖私)のLTを紹介していきます。


LT大会はじまりはじまり~

当日のテーマとスピーカーは以下の通りでした。(発表順)

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各LTの資料はこちらから閲覧できます(要connpassログイン)。


■エントリーNo.1 品質はチーム全員で保つもの!

トップバッターは「アジャイルチーム全員で品質を保つためにQAが出来ること」で発表いただいた、m_yokotaさん。

アジャイルでプロジェクトを進めていく中での、『品質』の責任のありかと、QAとしてやるべきことについてお話していただきました。

品質の責任をチーム全体で意識することは、本当に・・・重要ですよ(感涙)。非常に落ち着いたトークで時間もぴったり、素晴らしい皮切りでした!

■エントリーNo.2 とりあえず通話しとけば解決

つづいては「何でも言える場づくりのすゝめ ~オンラインver~」で発表しました私、昆野 恭介。

今のご時世、避けては通れないオンラインでのコミュニケーションについて、私なりのコツをお話ししました。

本大会で一番Devops関係ない話をした自信があります(オイ)。でもコミュニケーションはDevopsでもQAでも、どこでも大事ですもんね?(ね?)

《小話》
私の資料で利用していた鳥獣戯画風のイラストは、「ダ鳥獣ギ画」というフリーの素材サイトから利用しました。他にも使いやすいアイコンや素材がまとまっているので、いつもの素材に飽きた方は覗いてみるといいかもしれません。
ダ鳥獣ギ画:https://chojugiga.com/terms/


■エントリーNo.3 一つでも当てはまったら要注意な崩壊devops達

つづきましては「こんなDevOps・QAは嫌だ」で発表いただいた、関 満徳さん。

dev、ops、QAのそれぞれの立場で、devopsのループが壊れてしまった場合の例をお話ししていただきました。

思わず「あるある~」と言いたくなるような例と、スライド112枚(!)を利用した小気味よいテンポのトークで、LT大会を配信していたSHIFT Liveは大盛り上がりでした!

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画像の注釈:当日LTを配信していたSHIFT Liveの様子(写真の発表者はyYoshitomiさん)。右側の欄でコメントが打てるほか、動画枠の右下にあるアイコンを押すことでリアルタイムに反応することができます。


■エントリーNo.4 効率が悪いなら手段を変えればいいじゃない!

つづいて発表いただいたのは、橋本 拓也さんの「運用に困っていた重いバッチを高速化したらそもそもの運用が変わった話」。

あらゆる手段を利用してバッチの高速化を実現した結果、運用まで改善した経験をお話ししていただきました。

今回のお話ではボトルネック解消のためにバッチの記述言語をも変えたとのことで、まさに目的のために手段を変えて成功させたお手本!運用と開発が密接につながっていることも感じられ、非常に良いDevops事例だと思います。

■エントリーNo.5 お腹は最高のアジャイルプロダクト(笑)

前半のラストは「アジャイルの中のテストって何? 改め 半年間とあるプロダクトを運営してみて感じたメトリクスの重要性」で発表いただいた、佐藤 博之さん。

日に日に成長するお腹をプロダクトに見立て、メトリクスを駆使してプロダクトを改善(=ダイエット)したお話でした。

面白さについ惑わされましたが、『多方面からのメトリクス分析で新たな気づきを得る、それによって行動が変わる』というのは、どのプロダクトにも通用する真理かもしれません。ちなみに私が一番ツボだったのは『腹のリファクタリング』です(笑)。


_____ここで休憩タイム..o〇_____


■エントリーNo.6 人間がするテストの未来を想像してみよう

休憩をはさんで、後半は「テスティングとダイバーシティ - 自動テストを超えていけ」で発表いただいた、藤田 昇さんから再開。

テスト業務が自動化されつつある今、それでも人間がやるべきな・人間しかできないテストについて、体験談をもとにお話ししていただきました。

確かに『アプリのインストール・セットアップがどれくらい簡単か』って、人間にしか確認できないよなーとしみじみ。でも正直インド人の記憶しかありません(笑)。


■エントリーNo.7 誰でも使える簡単(だけどちょっとお高めな)Devopsツールをご紹介!

つづいては「DevOpsを加速する最強のツールの話」で発表いただいた、石井 一成さん。

在宅環境でも簡単にDevOpsできるツール『オフィスチェア』について、おすすめとその理由を熱く語っていただきました。

誰でも使えてそれなりの効果を出せるオフィスチェアって、言われてみれば最強のツールですよね、うんうん。シンプルに在宅ワーク環境の充実を検討中の方にもおすすめできそうです。


■エントリーNo.8 opsの制限からdevを解放せよ!

つづきましては「とあるDevOps案件のk8s」で発表いただいた、水野 源さん。

Devopsであやふやになりがちな責任分界点(いい言葉です)を明確にするため、コンテナツールとk8s(クバネティス:オーケストレーションツール)を利用した事例をお話していただきました。

システム全体の複雑度が上がったりそもそもの向き不向きもあるそうですが、技術の力でゴリゴリにDevopsしている好事例。こういうお話を聞くとDockerとかk8sとか使ってみたくなって、それもいいモチベーションになりそうです。

■エントリーNo.9 改修や変更が多くてテストが追いつかない?それならテストの自動化だ!

つづいて発表いただいたのは、「アジャイル開発とE2Eテストの話」で発表いただいた、yYoshitomiさん。

アジャイル案件で自動テストを導入するメリットと、その際のコツについてお話しいただきました。

本発表で紹介されていたcucumberは自然言語で表現でき、エンジニアやテスター以外の視点でもテストできるとのこと。E2Eテスト故、メンテナンスや他のテストとの兼ね合いも考えなければなりませんが、非常に強力です。


■エントリーNo.10 相手の役割やミッションを知れば、ちょっと優しくなれるよね

本大会のトリを飾るのは、『壁は「ここ」にもあったんだ ~チームの壁を取り払う第一歩~』で発表いただいた、三谷 瞳さん。

開発とQAの両方の経験をもつ、三谷さんだからこそ気づけた視点とアドバイスをお話しいただきました。

一緒に働く相手を思いやるというのは、Devopsに限らず大事なことですよね。こちらも誰でも実践できる、トリにふさわしいLTでした!


おまけ|懇親会

LT開催後に、登壇者と参加希望者で懇親会を開催しました。本当はその様子も画像で掲載予定だったのですが、私のミスで画像が保存できておらず・・・

なのでその代わりに、懇親会で飛び出した名言(迷言?)をちょこっとだけご紹介!

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おわりに

LT大会(と懇親会)の「稲光」は感じていただけたでしょうか?

「SHIFT EVOLVE」では、今後もさまざまな技術イベントを予定しています。

7月は21日(水)に「クラウドネイティブなんでもLT会」を開催予定!
「ほーん聞いてやるよ」って方はぜひご参加ください!
「ちょっと登壇してみようかな」という方も大募集中です。
「SHIFT EVOLVE」の公式Twitterアカウントやconnpassアカウントのフォローもよろしくお願いします。


Twitter:https://twitter.com/shiftevolve_jp
connpass:https://connpass.com/user/shift-meetup/open/


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執筆者プロフィール:昆野 恭介
新卒でSHIFTに入社したアジャイルQAエンジニア2年生。
主にテストの自動化を担当しつつ、スクラムマスターとして活躍できる日を目指して奮闘中。生粋のインドア派で、趣味はゲーム・ホラー映画等。
自宅にいながら参加できるので、最近は社外のオンラインイベント等にも出没し始めているらしい。

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