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養育費もらっていると母子手当もらえない?

母子手当は、母子家庭で20歳未満の子どもを養育している人が受けられる手当です。養育費をもらっていると、母子手当がもらえないのではないかという疑問を持つ人もいるでしょう。

結論から言うと、養育費をもらっていても、母子手当を受給できる場合があります。しかし、養育費の額によっては、母子手当の受給資格を失う可能性があります。

母子手当の受給条件

母子手当の受給条件は、以下のとおりです。

  • 母子家庭で20歳未満の子どもを養育していること

  • 世帯の所得が一定額以下であること

養育費の額が、世帯の所得の一定額を超える場合、母子手当の受給資格を失う可能性があります。

母子手当と養育費の所得合算

母子手当の受給資格を判断する際には、養育費も所得に含めて計算されます。養育費の所得合算は、以下のとおりです。

  • 養育費の額 × 80%

例えば、養育費の額が月額10万円の場合、養育費の所得合算額は8万円となります。

母子手当の支給金額

母子手当の支給金額は、子どもの年齢や世帯の所得によって異なります。

  • 子どもが0~2歳の場合:月額24,000円

  • 子どもが3~5歳の場合:月額18,000円

  • 子どもが6~12歳の場合:月額12,000円

  • 子どもが13~17歳の場合:月額10,000円

養育費をもらっていても母子手当をもらえる場合

養育費をもらっていても、母子手当を受給できる場合があります。以下の場合に、母子手当を受給できる可能性があります。

  • 養育費の額が、世帯の所得の一定額以下の場合

  • 養育費の額が、母子手当の支給金額よりも少ない場合

  • 養育費が、子どもの生活費に充てられていない場合

養育費をもらっている場合は、母子手当の受給を検討しましょう

養育費をもらっていても、母子手当を受給できる場合があります。母子手当は、母子家庭の経済的な自立や子育てを支援する制度です。養育費をもらっている場合は、母子手当の受給を検討してみてはいかがでしょうか。

母子手当の申請方法

母子手当の申請は、住んでいる自治体の役所で行います。申請には、以下の書類が必要です。

  • 申請書

  • 子どもの出生証明書

  • 母親の戸籍謄本

  • 母親の収入証明書

  • 養育費の額を証明する書類(養育費分担調停調書、養育費の支払い約束書など)

母子手当の受給を希望する場合は、早めに申請しましょう

母子手当の受給を希望する場合は、早めに申請しましょう。母子手当は、受給資格を満たした日の翌月から支給されます。



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