最近Liveでよく使う小ネタ

最近使うようになった小ネタをメモにまとめます。
内容的には知ってる人はとっくに知っている内容な気もします。

1.サンプルのフェード自動作成オフ

サンプル(特にドラム)を貼り付けるとき、設定でフェード自動作成がオンになっていると以下のようにアタックが潰れてしまうので、自動作成オフにしています。
(設定⇨Record→クリップ端にフェードを作成 をオフ)
ドラムサンプルをよく貼り付ける人はオフにした方がいいと思いますが、用途によりけりですね。

自動作成で貼り付けた直後。フェードでアタックが消えている。
本来の波形

2.リターントラックにアナライザーを入れる

リターントラックにアナライザーを入れることで特定のトラック同士だけをアナライザーに通せます。近い楽器感であればグループトラックにまとめてもいいのですが、ベースとキックなど、グループ化すると使いづらそうなやつをモニタリングするときにおすすめです。
リターントラックはミュートにしておくか最終段にUtilityを入れてMuteにしておくと間違って音が流れないので単純にモニタリングだけできます。
常に画面下部に表示されるのも大変良いです。
EQ8を挿してMid/SideモードのSideにして特定の楽器のサイドの成分だけ確認する、という感じで使うのもありかもです。

リターントラック
キックとベースの低音チェック用の設定例。見やすくするためにオートフィルターにローパスを入れています。

3.ボーカルチョップ作成メモ

Liveそのものの機能とは関係ないですが、最近よくやるやり方のメモです。
①ピアノ等でメロディを打ち込む
②使いたいオーディオデータをMIDIの真下に作成し、ノートに合わせて波形を切断する。(特に何もせず置いて切るだけでOK)
③グリッドをオフにしたのち、②で切断した各範囲ごとにoption+shiftを押しながらドラッグして波形から使いたい部分を選択

頭の中でパッと思いついたり、全体の波形からぱぱっと作れる人はこんなことする必要がありませんが、自分はあまり得意ではないのでこんな感じでやっています。

上がメロディ案で下が使う波形データ。


以上です。何かの役に立てば幸いです。

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