勝手にVtuberテーマ曲コンピ vol.2で作った曲の解説
こんにちは。
本日、私が人生初参加したコンピ「勝手にVtuberテーマ曲コンピ vol.2」が発表されました。それぞれの参加者が推しVtuberをテーマに曲を作る、という企画です。全曲無料でダウンロードできるので是非聴いてみてください。
私の曲はこちら↓
全曲XFD
DLリンク: https://muri-nishimori.booth.pm/items/3224456
さて、この企画で私は推しVtuberとして虚無ちゃんをテーマに曲を作ったのですが、初コンピと言うこともありせっかくなのでどういう考えで作ったかを長々と解説しようと思います。
①虚無ちゃんについて
配信を観に行きましょう。良さがわかるはずです。。。
Youtube
もっと詳しく知りたい人は
VoidWiki様を読みましょう。
https://www.mumin-0u0.life/voidwiki/index.php/ようこそ!VoidWikiへ
②推しVtuberは誰か?について
コンピに参加するに改めて自分の推しVtuberは誰だろう?と考えました。個人的にはその時その時で良いなと思った人の動画を集中して観ることが多いのでなかなか悩みましたが、長期間観ている人は誰だろうと思って考えてみた時、一番長期間(と言っても1年ちょっとですが)継続して一緒に見ているのが虚無ちゃんだったので、自分の推しVtuberは虚無ちゃんだったのだなと気づき、虚無ちゃんをテーマで曲を作ることにしました。
③どんな曲にするか?
どんな曲を作るか?については結構悩みましたが、個人的に虚無ちゃんの穏やかで優しい感じが良いなと思っているので、その感じが表せている曲にしたいと思いました。
最初はかわいい系の曲にできないかと試行錯誤していたのですが、コンピ参加を決めてすぐに虚無ちゃんの3周年記念で見た目が大人かつドレスな感じになったので、せっかくだからかわいい系よりはこの大人っぽい感じと上品な感じを出せるような曲にしようと思いました。
なお、この時は大雑把な構想しか決まっておらず、個人的にもテーマを決めて曲を作るのができないタイプなのでここから大量に没曲を作り始め、2ヶ月くらいしてようやく今の曲の形ができました。
④曲(インスト関係)について
穏やか・優しい感じ・大人っぽい・上品をテーマにいろいろと考えた結果、
・BPMはゆっくりめ
・演奏は全体的にうるさくなく、派手な音をあまり使わない
・ピアノ、ストリングス、ブラス等の生音っぽいものをなるべく使う
というのを意識して作るようにしました。また、上品な感じを出すためにリズムは3拍子でも良いかなと思いましたが、出来上がったメロディが3拍子ではなかったのでそこはそのままにしました。
また、あまり派手な音を使わない代わりに、打楽器系を多めに使ってみました。あまりこういうことはしないのですが、個人的には好みの感じにできたと思います。
⑤ボーカルについて
ボーカルは私が普段きりたんを使っているのできりたんだけにしよう思ったのですが、歌詞の話(後述)と、虚無ちゃんの姿が1〜2年目の比較的幼めな見た目から3年目で一気に大人っぽくなったことから、時系列的に昔めの部分を歌っているところはきりたん、最近のことを歌っているところはめろうにしました。具体的にはイントロはめろう、1番はきりたん、2番はめろう、という感じです。
また、サビのところだけはめろうよりもきりたんの方が声が合っていたため、メインをきりたんにし、めろうはユニゾンにしています。
本当は1、2、3年目で東北きりたん、ずん子、イタコで分けようと思ったのですが、イタコはピッチがうまいこと合わず、ずん子は声が幼すぎたので、上記の割り振りになりました。ただ、ずん子はサビだけユニゾンで入れています。
⑥歌詞について
長くなりますが全部解説します。
イントロ
”モノクロな世界の中 気がつけばさまよって
視界の隅に浮かんでいた 君の声に気がついた”
ここは出会編で、特に何か観たい動画があるわけではないけどもなんとなくYoutubeを眺めている時に虚無ちゃんの動画を見つけた、というところです。視界の隅〜は虚無ちゃんが”存在ふわふわVtuber”であることと、視界の右斜め上を向いた時に目が合う、というところからこのような歌詞にしました。
Aメロ
”優しく囁く声に 心の奥寄り添っている
ひたむきなその姿を 遠くから見つめてた”
"優しく〜寄り添っている" のところは虚無ちゃんの配信を見始めた最初の頃の印象で、優しい声や落ち着いた感じの声と、リスナーさんを思いながら話しているところ→寄り添って話している、というイメージを歌詞にしました。(話逸れますが虚無ちゃんと無民のみなさんの雰囲気めっちゃいいですよね・・・)
"ひたむきな〜"からは今もそうかもしれませんが、私自身がアーカイブ勢なので配信でお話しすることはないのですが、配信の中でリスナーさんとお話ししてるところをアーカイブで見ている気持ちで書きました。(ネガティヴなイメージではないです!)
サビ1
”今は
何気ない日々のふとしたとき 気づけば君に話すことばかり考える
穏やかな時間を過ごして この幸せな日々のことを何と呼ぼう”
ここは私がアーカイブ勢でコメントできていないため私自身だけのことではないですが、私が配信を見ながら感じたイメージで書きました。
"何気ない〜考える"のところは、サビ前で出会って遠巻きに見ていたところから気がついたら一緒にいることが多くなり、配信内でどういう話=コメントをするか?ということを考えることがどんどん増えていく気持ちを書きました。気がついたらその人とどういう話をするか?ばかり考えてしまう、という、好きってこういうことですよね・・・。
"穏やかな〜呼ぼう"のところですが、ここは何度も書いていますが虚無ちゃんの配信(穏やか、だけでないですが!)を見ながら過ごす日々がリスナーさんにとっての幸せ、ということで書きました。
2番Aメロ
”穏やかに過ごす夜も 遊んで迎えた朝も
かけがえのないときは全て 大切な思い出の中”
"穏やかに〜朝も"は虚無ちゃんの夜配信でやっているお絵かき配信やASMRなどを聴きながらゆっくり過ごす時間だけじゃなく、耐久配信で朝まで遊んだ日々等、配信で一緒に過ごした時間の多さを表そうと思ってこのようにしました。
"かけがえのない〜思い出の中"はそのままですね。一緒に過ごした日々は全て大切な思い出の中。
サビ2
”今は
朝は君の声で目覚めて 名前を呼ぶ声が心を優しく包む
いつの間にか僕の世界が 君との輝きに彩られていた”
"朝は〜包む"のところは、1番の時(出会った時)は配信をよく観る、くらいだったのが、気がつけば朝は朝配信を見ながら迎えるようになり、朝配信でリスナーさんの名前を呼ぶ声を聞くのが日課になる、という感じで、いつの間にか生活の一部になっていた、という気持ちで書きました。
"いつの間にか〜"のところは上記の通り虚無ちゃんの配信が生活の一部になることで日常生活が鮮やかになっていった、というのを表しています。また、イントロの”モノクロな世界”との対比も意識していて、出会う前=モノクロ⇨出会った後=鮮やか、というふうにしています。
サビ3
”気がつけばいつもそばにいる 心地の良い距離感で過ごしていく日々を
ひとつひとつ君と重ねて この幸せな日々が続くように”
詰め込んでいます。。。
”気がつけばいつもそばにいる”、というところはサビの最初でも書いている通り、配信が生活の一部になっているということですが、、、
”心地の良い〜日々を”のところですが、ここはどうしても入れたかったところです。私が虚無ちゃんの配信の中で好きな言葉が”心地の良い距離感”なのですが、Vtuberで推しというと全部の配信をリアルタイムで追ったりかなりの部分を推しを追うことに使わないといけないと思いがちですが、必ずしもそうではなく、自分に合った距離感で長くいっしょにいられるようにという気持ちが込められていると感じています。こういうリスナーさん想いなところも虚無ちゃんの魅力の一つだと思いますので、この言葉を入れました。
"ひとつ〜続くように"のところは、それぞれが心地良く過ごせる距離感で、これからも虚無ちゃんと幸せな時間を過ごせますように、という気持ちで書きました。
最後
"世界で一番幸せな日を君と"
"世界で一番幸せ"というのは3年目の虚無ちゃんの配信で特にテーマになっている言葉だと思っていますので、最後に持ってきました。虚無ちゃんはリスナーさんと一緒に入れて世界で一番幸せと言ってくれていますが、リスナーさんにとっても虚無ちゃんと過ごす日は”世界で一番幸せ”な日だと思いますので、最後はこの言葉で締めくくりました。
⑦タイトル”幸福”について
全体的に一番のテーマが虚無ちゃんと過ごす日々=幸せな日々、ということなので、それを表す言葉として幸福をタイトルにしました。
”幸せ”とかでもよかったんですが、イントロの歌詞で書いたように偶然出会えた幸運という気持ちも入れたかったので、(本来の意味とは違うかもしれませんが)”幸福”をタイトルにしました。
⑧まとめ
解説は以上になります。私自身曲作りは大変未熟ではありますが、今まで作った中で一番好きな曲ができたと思います。誰か一人にでも共感してもらえるような曲になっていれば嬉しいです。
長文でしたが読んでいただきありがとうございました。
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