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動物の遊具を撮るのが好き


公園にある動物の遊具が好きだ。



表情が可愛かったりするので、良い被写体だと思ってついつい写真に撮ってしまう。
何気なく撮っていたけど、写真に撮ることで今までどんな公園にどんな動物たちがいたかを記録できていることに気が付いた。動物の写真を見ればどの公園だったかが思い出せる!まあ、だからどうなるってことでは無いんだけど。強いて言えば、作った人はちょっと喜んでくれるかな?というか、一体誰が企画して作っているんだろう。業者なのはわかるけど、企画しているのはデザイナーなのか芸術家なのか…こんなに魅力的な動物たちばかりなのだから、きっとキャラクターや動物の造型に理解が深く子どもの行動や心情を考えられる人が作っているのだろう。


ちょっと検索してみたら、こんなものまであった!しかも、現在住んでいる福岡市の自治体によるもの。

表紙の下月隈公園(?)のライオン、めっちゃ可愛いやないかい。会いに行ってみたい。インスタ映えする遊具シリーズは、ポートレート撮る時の参考になりそうだな…なんて思ってしまった。


ちなみに漫画内でも紹介した群馬県伊勢崎市の公園の遊具。この公園に行った時に、写真とともにインスタグラムにこんな文章を書き残していた。

「春が揺れる」

本当にあと2週間で桜なんて咲くのだろうか?新芽は膨らんでいても、人気(ひとけ)のない夕方の公園はあまりに寂しいので疑わしい。桜が咲いたら駐車場に停められないくらいの人で賑わうそうだ。たった2週間も持たない程度の花を、どうして日本人はこんなに愛でるのだろうか。かくいう私もどん底にいた冬に、「桜が咲くまでは生きてみよう」なんて思って冬を越えたことがある。丸一年前のことだ。冬を越えて盛大に咲くから、待ち遠しいのか。たとえば桜が夏に咲く花だったら、こんなにも愛されていないのかもしれない。

今年は春が来ることが少し怖かったんだけど、迎えてしまえばなんてことはない。私は昨日と変わらぬ私をやるだけみたいだ。怖いのは、変化する前だけなのかもしれない。季節はなにをも恐れずに、絶え間なく変化している。蕾は日に日に膨らんでいる。

そう言えばこの写真を撮った時、住み慣れた関東を離れ引っ越しする直前でとても不安だったことを憶えている。写真と文章があったから思い出せた。

もういつも本当に同じことしか言っていないけれど、写真でも文章でも漫画でもイラストでもなんでもいい、今感じていることを残しておきたい。今の気持ちを、感性を、新鮮なまま未来まで取っておきたい。もちろん自分の表現を誰かに認めてもらいたいからということもあるけれど、飽きっぽい私が「今感じていることを残しておきたい」ただそれだけの動機で色々なことをやれているな、と思います。

もちろん自分の感じたことや感性に特別自信があるわけでは無いのだけど、自分の今感じていることは、未来の自分にとっては必ず価値のあることになるはずだと思ってやっている。貯金も投資も長期的な計画も苦手な私が、唯一続けてきた記録なんだ。お金にならなかったとしても、これだけは死ぬまで続けていきたいな。


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思ったことや考えたこと、感性を忘れてしまうのが怖いです。
写真と文章で今の自分が見たもの、感じたものを残しておきたくて
noteとインスタグラムでフォトエッセイを綴っています。

Instagramアカウント▶︎  @38st_film
イラストポートフォリオ▶︎ さとう七味



読んでいただきありがとうございます!何か心に引っかかるものがあれば嬉しいです。