囲碁 野狐9段への道3

野狐5段レーティング
今日もあと1敗で4段に降格のがけっぷちでの対局でした。
互先で僕が黒でした。


結果は、コヨセまで打ち、3,4目ほど足りず僕が投了し、白中押し勝ちとなりました。
序盤からヨセまでずっと互角の形勢でとても細かい碁だったと思います。勝ちきれなかったことがとても悔しいです。


実戦譜

実戦ではこのような分かれになりましたが、


検討図

こんなかんじにしたほうがやや良かったかもしれません。


実戦譜

左上黒43で切りを入れて、左辺の白の目がないことを追求していきましたが、黒も割かれがたちで打ち方が難しかったです。黒23と黒29の間の薄みが残っていたのもネックでした。


実戦譜

右下で隅と辺のフリカワリがありましたが、


検討図

単に黒91とひらいたほうが上辺黒の厚みと連動してよかったかもしれません。


実戦譜

実戦では黒117で開きましたが、

検討図

星から小ゲイマジマリで隅を守ったほうがよかったかもしれません。


実戦譜

この時点で形勢判断機能で黒が8.5目リードしていたのですが、なぜか何も変わったことが起きていないのに半目差になってしまっていました。やはり形勢判断機能は当てにしてはいけないということが身をもってわかりました。

AIにかけてみたところ
黒43で切るところまではやや黒よし
黒43以降はやや白よし
一時は白の勝率90%近くまで言った場面がありましたが、
黒が中央を大きく囲った場面くらいから黒がやや優勢になり、
黒193くらいからまたやや白優勢になり、そこからずっと白優勢でした。

序盤の黒のうち回しは意外にもAI的にもほぼほぼパーフェクトだったようです。
ただ、黒43が問題で、ここで勝率を20%ほど落としてしまいました。


検討図

左上はこんな感じの分かれにするのが良かったようです。


検討図

黒81から白84までの利かしは損でした。打つなら検討図のように単に黒81でした。


検討図

実は上辺は切りが成立していて、一線にコスむのが手筋だったようです。
なので、白はつなげず黒が先手で得をすることができていたようです。


検討図

実戦では右辺で黒119で下がりましたが、本当は、ハネを利かして手抜きがうまいヨセだったようです。


実戦譜

黒125から黒135までの打ち方はAI推奨と完璧に一致していました。うれしい!

反省はこんなところで締めます。

閲覧ありがとうございました。

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