日商簿記2級 商業簿記 連結会計3

おはようございます。
連結会計3回目をやっていきます。
前回は、連結会計における、内部取引高と債権債務の相殺処理、貸倒引当金の消去、未実現利益の消去について学習しました。
今回は、まず、連結損益計算書(連結P/L)の作成の仕方についてみていきます。
連結P/Lと個別P/Lの違いは、大きく分けて三つあります。売上原価の内訳を表示しないこと、販売費および一般管理費のなかにのれん償却があること、当期純利益から非支配株主に帰属する当期純利益を差し引いて親会社に帰属する当期純利益を計上することの3つです。
次に、連結賃借対照表(連結B/S)の作成についてです。
連結B/Sの個別B/Sとの違いは、資本剰余金・利益剰余金の内訳を表示しないこと、純資産の部に、非支配株主持分を表示することの二つです。
次に、連結株主資本等変動計算書(連結S/S)の個別S/Sとの違いについてですが、これは一つだけで、非支配株主持分の欄を加えるだけです。
連結精算表はについてですが、これは、個別財務諸表(個別B/S、個別P/L、個別S/S)をもとに、それに連結修正仕訳を反映して作成します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?