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Tableau DATA Saberへの挑戦と技術試練で躓いたポイント

こんにちは。SHICHITEN (七天)です。

現在、TableauのDATA Saber -Bridge-2ndにチャレンジをしていて、これが初めてのnote投稿になります。

少し脱線しますが、もう大晦日ですね。
年末年始って1週間ぐらい休みがあるけど、意外とやらないといけない行事や準備が多くてほぼ休みないよなーと毎年思っている気がします。
年内最後にやり残しがないようにnoteを投稿して今年は締めたいと思います。


話を戻しまして、11月頃から始まったDATA Saberへの挑戦も半分を過ぎ、ようやく技術力を試すOrd1~10が終わりを迎え、Publicに集中できるといったところです。


今回のnoteではDATA Saberの技術試練で躓いたポイントや感想なぜDATA Saberにチャレンジしたのかについて軽くまとめていきたいと思います。




まずは一言

完全にナメてかかってました。。。

ワンピース空島編のベラミーぐらいナメてかかってました
(それは言い過ぎ)


頻繁ではないにしろTableauは業務で触ってるし、別のBIツールではビジュアライズやデータドリブンを推進していたこともあり、ある程度は解ける自信があったが、なにも見ないで1発合格できたのは多分なかったと思います。

それに自分に足りないことや、大事な助言をたくさんくれるKTの動画はとても刺激的でした。

今までデータにまつわる本やブログは読んできたけど、ハンズオンをしながら助言される言葉では重みが違うのかな、、


特に自分の心にグサッと刺さった言葉は「Flow


アイデアを持ってFlowの状態になるには、完全にその技が身についていないといけないということ。

※DATA Saber Boot Camp Week2 "Visual Best Practice: Art and Science of Visual Analytics


この表現ってどうやるんだっけ、、って考えているようでは駄目で、無意識でできて初めて深いFlowに入れる。

確かに今までTableauを触っていて、「この表現どうやるんだっけ‥」ってなると途中から「なんのためにこれやってるんだっけ‥?」ってなることは多々あったし、時間もかかっていた。
これを改めて気付かされただけでもDATA Saberに挑戦してよかったと思っています。


他にもDATA Saber -Bridgeに参加して良かったことはたくさんあるんだけど、それは合格してから記事にするとして、今回は技術試練の復習をしていこうと思います。


1. HandsOn - Fundamental

時間はかかったけどクリアできたでしょ!と思って不合格。初っ端に鼻を折られました。
内容としてはそこまで難しくはないけど、Tableau触ったことがない人には初回からハードルが高い問題なんだろうなぁとも思いました。
解答するのにも2時間ぐらいかかってしまい改めて時間かかってるなぁと反省した記憶がある


躓いたポイント

Q6:製品IDの先頭を区切る方法 
なるべくツールの機能を使うほうがパフォーマンスが良いらしい
いままで関数だよりでやっていたので見直す機会になった。

Q7:3重軸を作る問題
これは情報量が多くなるので今後作ることはなさそうだけど、動画を見ないとわからないかった。ただ動画を見ればわかる解答がわかる問題ではある。


2. Visual Best Practice I

あ、こーゆう問題のパターンも来るんだ。ぱっと答えられるから時間かからなくて楽じゃん~っと思ったのはこのときまで。この手の問いが今後1番辛いということに気づくのはまだ先の話、、、


躓いたポイント

〇〇を見るのに適切なグラフは?みたいな問いが、全て複数選択なのが難しかった。
ただ、KTの動画を見れば答えられる内容ではあるので、2回ぐらいチャレンジして落ちたら動画を見ることをおすすめします。


3. HandsOn - Intermediate I

Q2のtdsxを使ってデータを結合するのがよく分からなくてつまずいた。改めてブレンドやリレーションシップについて学べることができたり、便利なのに使っていない機能が多くて個人的には何度か復習したい問題だった。
ってか、データってドラッグアンドドロップで入れられたのか‥!!


Tipsメモ

  • 地図の緯度をコピーして2重軸にして重ねられる

  • SUM([利益])>0みたいにして色に入れると真偽で赤字にできる

  • 分析→「メジャーの集計」を外すと集計されていない状態のデータを表示

  • Q4の全体利益とその詳細毎の利益データの可視化や除外してランキングがどうなるかの作り方は今後活用できそう

  • セットは2つのセットを選択して結合セットを作ることができる

  • フィルターでは合計利益の金額でのフィルターではなく行レベル毎での赤字除外ができる


4. DATA Platform

事前に鬼問とは言われていたけど、、一問に対する複数解答の選択肢が多すぎる。
10回以上はテストに落ちました。。
重要なのはしっかり文章を読んでケアレスミスを無くすことと、言い切ってしまっている場合はそんなに言い切れるかを考えることかなと思っています。


躓いたポイント

データを見ないで判断することによるデメリットは何?高速に決断を下せるときってどんなときだろうか?「高速に」がポイント

自動化できるような作業を手作業にすると
コストがかからない←ここだけ否定形なので要注意
※自分はしっかり読まずにコストがかかるって脳内変換していましたw

すべての人がデータを見て理解した上で会話することによる効果はなにか?
みんながData Drivenという言葉を使っている状態を目指したいんだっけ?


5. HandsOn - Intermediate II

結構難しい場所もあって、動画を見ないと解答できない部分はあった。
もう一度解けって言われても答えられなそうなので、復習する必要はある。また、ページ機能を使ったことがなかったけど、使い方によっては面白い!今度なにかで使ってみたい!


躓いたポイント

Q7の各行毎のTOP3指定
パラメーターを使ってどうこうするのかと思ったけど違った

Q9の移動平均を使った問題
移動平均を使ったことがなかったけど、直近の傾向を見るのにめっちゃ便利だと思いました。今後活用する機会はありそう

Q11の箱ひげ図作成


6. Visual Best Practice II

既存のチャートを見やすくして、わかりにくい理由と変更した理由を記載する問い
ここも複数解答が結構あって、つまずくポイントかも?


躓いたポイント

どこが問題?の解答をする際は(今回のグラフでは)を冒頭につけて問いを読むといいかもしれない。
個人的には今まで分かりにくいように感じていてあまり使っていなかったツリーマップの良さに気づけたので良かったです。


7. Performance Best Practice

Tableauのパフォーマンスに関わる問題。
なぜか一発合格できてしまったので動画を見て要復習が必要でした。

クエリパイプラインとして正しい順番だけは、忘れずに覚えておきたい。


8. HandsOn - Advanced I

ここから、LOD計算を使い始めます。
初見では半分ぐらいしか解けずに、動画に助けられた。


躓いたポイント

Q1のパラメーターを計算フィールドでコピー作成してフィルターに入れるなんて思いつかんて、、Q6もそうだけどTableauってアイデアしだいでなんでもできるよなーと実感する問いが多かった気がする

あとは、問題を読んでそれを理解してビジュアライズするまでが結構難しい。。
質問に対してベストなビジュアライズはなんだ?ってことを考えさせられることが多かった。


気づきメモ

  • 製品など数が多いディメンション×形状のビジュアライズは今後も使うことが多そう

  • パラメーターは整数で作って表示で日本語にするとパフォーマンスがいい

  • やっぱりビンとセットが苦手。復習する

  • IIFはthenを使わず()でやりたいときに使うIF文!(知らなかったw)

  • RMF分析は社内でもやってみたいと思えた※動画50分~56分付近


9. HandsOn - Advanced II

Q11に関しては適切なビジュアライズを初見で解ける人はいるのだろうか。
前半はわりと簡単だけど、後半は関数を知らないと解けない問題もある。(目視では解けても適切なビジュアライズはできない)
やれるところはやって、難しいところは動画を見ながら解くことをおすすめしたい。


気づきメモ

  • Q5の最高記録更新をわかりやすくする表現は活用する機会ありそう

  • やっぱりリファレンスラインは便利。もっと学んで使っていこう

  • 過半数あれば傾向としては言っていい


10. ZEN問答

ord4と同じ雰囲気を感じて、案の定合格するのに時間がかかりました。
複数選択が多いのと、KTの動画を見ても完璧に答えをあわせるのはやや難しいようにも思えた。
動画を見ればある程度答えにたどり着くとは思うけど、まずは動画をみずに何度か挑戦して自分の理解とアンサー動画の違いを把握してみたほうがいい

あと、実際に自分だったらこれを言うけど、、ではなくどれを言わないかを考える。
※自分だったらこれをやるって選択をしてしまったけど、実際にはこれも正しいしこれも正しいみたいになるので全てチェックを入れる



以上が技術試練で躓いたポイントでした。

技術試練はどこが間違っているのか教えてくれないので、間違いを自分で探すしかないのがすごく大変でした。
ただ、普段の業務では間違えを教えてもらえることはあまりないのでより実践的だし良い気付きは得られたと思っています。

全体を通して、思ったことは試練を受けていて楽しかったということ。
自分の知らない技術や考えが身につくので、常に成長を感じられました。
まだまだ自分に落とし込めていないので、復習はしっかりしていきたいと思います。



最後に、

なぜDATA Saberを目指したのか?


一言でいうと「今よりデータを好きになりたかった」からです。


データドリブンを推進してくれる人って、まだまだ社内では少なくて、相談する人も共に成長を楽しめる同士も一企業内でみると少ない業種なのかなーと思っています。

そうなってくると、周りから得られる知識も少なかったり、古い文化を更新できず不満が出てきたり、井の中の蛙になったり、時には孤立になったり、、
だんだんとデータを扱う仕事に面白みを感じづらくなっていました。
(やりがいはあったけどね!)

それにデータドリブンを推進していくぞ!てなったときに、まずは自分がデータの可能性を信じて好きになっていないと心の底から推進することはできない!と思って、「データを好きになる」を第一目標に参加してみました。


結果として、まだ1ヶ月半ですが、参加してとても良かったと思っています。

今回の挑戦結果がどうあれ、しばらくはこの道で仕事を頑張ってみようとも改めて思えたので、DATA Saberへの挑戦は自分のキャリアの指針にもなってくれたと思っています。





事務局にありがとう

師匠にありがとう

そして、全てのApprenticeにおめでとう



エヴァ風に締めくくれるように卒業試練に向けて、引き続き頑張っていきたいと思います。


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