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渋谷のほんだな

2024年4月26日(金) 12:00〜12:55
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「多くの宗教信仰の深き思いが写真になった」
【本日のゲスト】
小林伸一郎さん(写真家) 写真左
https://kobayashi-shinichiro.com

10代の頃からQueenやDeepPurple等来日アーティ
ストの同行写真を担当していたゲストさん。
どこから、どの向きで、どんな時間帯にどんな光で
写真はどんな順序で、何と何を並べて・・・
プロの写真って、どれをとってもポスターになるん
ですね。時間と歩数、リスクは相当負担してますよ
もう半世紀もこんなことやってるんです。
写真が大好きなのがヒシヒシ伝わる1時間です。

【本日の本】
「大神仏」 神々のエントランス 第1弾
小林伸一郎著 東京キララ者出版 3,300円
https://www.tokyokirara.com/items/80840179
何しろ1枚1枚がとても綺麗な写真です。
・閉鎖したドライブインの屋上に佇む大仏
・ホテル三日月のプールを見下ろす大仏
・大きな手だけで作ったお迎え用のゲート
・後頭部しか見えない森の中の大仏、
・仏像の隣がユニクロ etc...

えっ?何じゃ?、すげー!、えぐっ、カラフル
迫ってくる、こわっ、哀愁などインパクトの塊。

日本にはどんだけ新興宗教があるのでしょう?
どの時代も心の拠り所が必要で、その思いが神仏
の創作という目に見える対象物になるのでしょう

教団の思い入れの深さは相当で、撮影で訪問する
と、やたら飲み物、菓子を勧められ、話をしよう
と誘われるそうです。でも絶対飲まないそうです

自分は生きていていいんだという納得感、守られ
ているという安心感、壮大な力に対する憧れ、
勧誘に使えるアピール度、大きさや奇抜さは神様
の懐の深さなのでしょうか
写真から出るオーラがそれを物語っています。

これこそ評論家や賞がお客さんじゃない、写真家
が読者に見て頂く用に、自分の表現で作った自分
の本なんですね。

この神様、仏様の写真集シリーズはまだまだ続く
予定だそうで、国内のキリスト、涅槃、女神、
マリア様・・・乞うご期待

【告知】個展を開催します。
4月27日(土)〜5月12日(日)の
水、金・土、日12:00〜18:00
山手線田端駅から徒歩7分 WISH LESS gallerry
https://wish-less.com/archives/9534
初日4月27日18:00〜はサイン会が開催さます。
小林先生の過去の作品も販売されます。

【パーソナリティ】
原カントくん
書籍のお求めは本屋B&Bへどうぞ♪
http://bookandbeer.com

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