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渋谷の工事の整理整頓(仮)20190628

最終金曜は喫茶モトコ。ですが公務でお休み。モトコさんが送り込んで来た代打は浜のりゅうじ。

りゅうじさんのお仕事である構造設計者は何をしている人?
構造設計者にとってのお客さんは建築家で、建築家から図面をもらって、地震とか台風に堪えられる柱や壁を設計する人。
日本では工学部に建築学科が有り、建築家も工学部出身の人が多いが、
海外だと建築家は工学部出身ではないことがほとんど。建築家は芸術系らしいです。

スタジアム建設を構造目線でひも解くのが今日のメインテーマ。
この屋根どうやって支えているんだろう?と職業柄気になるそうです。
巨大建築では膜屋根が軽くて使われやすい。東京ドームとか。

今でも電卓で手計算しています。ノールックで届く定位置に置いてあるそうです。もちろんパソコンも使います。

橋の話になって出て来た言葉はピン。
ピン接合は移動に対して固定、回転を許す。対する言葉は剛接合。
柱にかかる3つの力を考える(曲げ、軸力、剪断)
さらに詳しく知りたい場合にはトラス構造(ピン)とラーメン構造(剛)とを検索すると良いです。

国立代々木競技場はレジェンド。吊り橋構造を建物に応用するのはおそらく世界初。
ザハ案の新国立競技場は今の技術なら出来たかも?

リスナーから寄せられた木村俊彦先生。知らなければ業界から抹殺される?
日本の構造設計者の家系図を作ろうとしたら、ほぼ最初に書かれる人。
wikipediaだと渋谷近辺では青山のスパイラルや明治神宮の神楽殿、東京体育館を手がけられたみたいです。

こんな感じの今回の放送はこちらから聴けます
https://note.mu/shiburadi/n/n9c3ec9e04ae4

渋谷の工事の過去のアーカイブはこちら
https://note.mu/shiburadi/m/m4129bfa48ca1

以上、番組構成作家による渋谷の工事の整理整頓(仮)でした。

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