【ナビゲーター】
柳瀬博一さん（東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授）

気温がぐんぐん上昇して、ソメイヨシノ🌸も咲きそうな勢い。柳瀬さんは東京工業大学のキャンパス内で既に開花を確認したそうですよ。

さて、今日は3月11日。東日本大震災の発生から9年になりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で政府主催の追悼式をはじめ様々な式典が中止・縮小となってしまいましたが、それぞれにあの日を振り返って教訓を再確認しておきたいものです。

あの日は地震発生後、ほとんどの公共交通機関がストップしました。その影響もあって幹線道路を中心に大渋滞が発生していました。もしあの状態で大規模な倒壊や火災が発生していたら、救急や消防が駆けつけることはできなかったでしょう。

車に乗っているときに地震が来たら、車を道路の左端に止めてエンジンを切り、鍵はつけたまま、車を使わずに避難することが大切です。ご自身の身を守ることにつながるだけでなく、他人の命を救う機会を増やせます。いざというときに行動できるよう、普段から意識しておくことが必要ですね。

ところで、今日柳瀬さんが着ているセーターは、気仙沼ニッティングの手編みのもの。もともとは東日本大震災の復興支援として2012年にスタートしたプロジェクトでしたが、柳瀬さんのお友達でもある御手洗瑞子さんが「ボランティアとしてではなく、商品価値の高いものに」と、地元の編み手を組織して製品の質を高めていったところ、瞬く間に人気ブランドとなりました。東京では、北参道にアンテナショップがあります。

気仙沼ニッティングのサイトはこちら
💻　https://www.knitting.co.jp/

🔍東京のアンテナショップ　
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-41-8　東京メトロ副都心線北参道駅から１分


来週もお楽しみに！