2024シーズンのヘグモ・レッズを応援しよう(3)〜4月
J1リーグ第6節の柏-浦和戦だけが金曜日開催だった関係で、第6節の大部分は4月分になります。また、4/1は日本の「デッドライン・デイ」の結果が出る日でもあります。
4月(デッドライン・デイ)
柏戦の顛末
試合中、小屋松知哉と伊藤敦樹が同時に負傷退場した件は、敦樹が小屋松にタックルした結果であったらしく、結果として小屋松は下腿の骨折により全治は5〜7ヶ月、敦樹も膝じん帯の捻挫で全治4〜7週間との診断になった。
引き分けに追いつかれたのは、味方を傷つけられたレイソルの選手の奮起のためであったのか、わからないがそういう要素もこのゲームならあってもおかしくなさそうではある。
デッドライン・デイ
4/1、今治が武田英寿をレンタルで獲得。
伊藤敦樹が故障で離脱。
柏、京都、新潟が大久保智明にレンタルのオファーを提示。
レッズは大久保へのオファーを承諾。
大久保は柏レイソルを選択、期限付き移籍が成立。
Jリーグ第6節の結果は
柏 2-2 浦和
新潟 2-0 名古屋
横浜FC 0-0 福岡
京都 1-0 神戸
鹿島 2-1 広島
湘南 0-3 G大阪
鳥栖 1-2 FC東京
C大阪 3-1 横浜FM
札幌 4-0 川崎
3月の月間MVPは名古屋の和泉竜司が受賞
デッドラインデイの結果
J1のクラブに加入した選手に限定すると
原輝綺(清水)→札幌(レンタル)
奈良竜樹(福岡)→鹿島(レンタル)
井上健太(横浜FM)→新潟(レンタル)
佐々木翔(広島)→神戸
福井太智(Bayern München)→FC東京(レンタル)
Alexandre Letellier(Paris Saint-Germain)→福岡(レンタル)
山原怜音(清水)→京都
Koo Dae-Young(フリー)→新潟
鹿沼直生(磐田)→横浜FM
鈴木拳士郎(沼津)→新潟
Caio Cesar(長崎)→湘南
Son Ho-Jun(フリー)→京都
ジャーメイン良(磐田)→鹿島
乾貴士(自由)→横浜FC
大久保智明(浦和)→柏(レンタル)
福井太智はどうやらFC東京と浦和の双方からオファーを受けてFC東京を選んだ模様。神戸がオファーした家長昭博については、クラブか本人のどちらかがどうやら断った模様。
ルヴァン杯GS第3節横浜FC(A)戦
伊藤敦樹を負傷で欠く中、どういうスタメンを選んでいくか興味深いところ。
ヘグモ監督が選んだのは中島翔哉をセントラルハーフに置いた形。中島をトレクアルティスタの役割にしている。21歳以下の枠には早川隼平をウィングに置いている。横浜FCの先発中の「Oizumi」は後からメンバーリストを見ても存在しない、おそらく生成選手。
試合は3分、渡邊凌磨が和田拓也をペナルティエリア内で倒してイエロー、PKをCapriniに決められて失点。45分には小川慶治朗に2点目を奪われ、それを返せずにゲームセット。
第7節 名古屋(A)戦
ルヴァンカップで不甲斐ない結果になったあと、中3日で迎えるリーグ名古屋戦。ルヴァンカップでは21歳以下の出場ルールがあるから全く同じ形にはならないが、果たしてどういう形を選択するか、興味深い。
伊藤敦樹の代わりは岩尾憲と保守的な選択。中島翔哉を偽9番に置く戦術に戻した形。
試合は19分に酒井高徳のパスを受けたGoianoにシュートされて失点。しかし24分にはSolbakkenのCKを渡邊凌磨がヘディングで押し込んで同点に追いつく。しかし35分に森下の右からのクロスをゴール前の山田陸にシュートされて再びリードされる。リードされたまま試合が進む中、左サイドからの明本孝浩のクロスをBryan Linssenに代わって投入された興梠慎三がシュートし土壇場で再び同点に追いつく。
試合はそのまま同点のまま終了した。
第7節の結果は以下のとおり
横浜FM 1-0 横浜FC
神戸 1-0 新潟
広島 1-2 鳥栖
C大阪 1-0 札幌
FC東京 1-1 湘南
福岡 2-1 京都
G大阪 0-3 川崎
名古屋 2-2 浦和
柏 2-1 鹿島
4/4、ブラジルGuarani FCが横浜FMのYan Matheusと広島のVieiraをレンタルで獲得。
4/8、FC東京のJakub SlowikuにアメリカMLSのDC Unitedが関心を示していると報じられる。なお、MLSの移籍ウィンドウは1/31〜4/24だとか。
4/11、週間ベスト11が発表。レッズからは土壇場で同点ゴールを決めた興梠慎三が選出。
週末に控える首位攻防戦、浦和(2位)vs札幌(1位)に向けて両監督の一言
第8節 札幌(H)戦
前節、名古屋との上位対決を引き分けたレッズだが、引き続き首位攻防戦。
ヘグモ監督の選択は前節と同様、中島翔哉を偽9番に置き、中央には岩尾を置くやや保守的な布陣。
試合は17分、54分に札幌にPKが与えられ、共にKim Gunheeに決められて2失点、63分には敵陣前からのロングカウンターから浅野雄也に決められて3点目、アディショナルタイムにも左サイドからの菅大輝のクロスをMilan Tucicに決められ4失点と、相手の倍の20本のシュートを放ちながらホームで相手の術中にはまる0-4というショッキングな結果に終わった。
試合後の記者会見
いかにもミシャが言いそうで笑えるw
第8節の結果は
横浜FC 2-0 広島
新潟 3-2 福岡
浦和 0-4 札幌
湘南 2-0 横浜FM
鳥栖 2-1 柏
川崎 1-1 名古屋
京都 1-1 G大阪
鹿島 2-0 神戸
FC東京 0-1 C大阪
ルヴァン杯 第4節 京都(A)戦
ルヴァンカップ予選グループAで折り返しの時点で0勝1分2敗で最下位に沈んでいるレッズ。プレーオフステージへの進出にはグループ1位か、各グループ2位中の上位3チームに入ることが必要。
サンガは武田将平が足首の骨折、レッズは伊藤敦樹が膝じん帯の捻挫で欠場が濃厚。
ヘグモ監督はSolbakkenを初めてワントップに起用、中島翔哉をインサイドで起用した。44分山原怜音の左からのクロスをPatricに決められて失点。
その後もSolbakkenも前田直輝がそれぞれ3本ずつ決定的なシュートを放つなど、京都の3倍にのぼる21本のシュートを放つも、京都GK Warner Harnを始めとした守備陣に防がれ、逆に後半アディショナルタイムに豊川雄太に追加点を決められ、破れることになった。
レッズはこの敗戦でグループリーグ敗退が決まった。
第9節 浦和 vs 川崎(A)戦
4月をここまで1分3敗と不調が続くレッズ、特にきちんと守りを固める相手を崩しきれない展開が目立つ。ボールをつなぐタイプである川崎相手にきっかけを掴みたいところ。
ヘグモ監督は初めてEkanit Panyaを先発で起用するなど、この苦境からの脱却のための試行錯誤の跡が見える。
試合は開始7分に汰木康也に左サイドからペナルティエリア内へドリブルで突破され失点、52分と57分に脇坂泰斗にゴールを決められ、カウンターの局面でSolbakkenのパスで抜け出したLinssenが59分に1点を返すも届かず、1-3で破れることになった。
第9節の結果は
広島 1-1 FC東京
神戸 1-0 横浜FM
新潟 0-1 鹿島
C大阪 2-1 柏
京都 2-1 鳥栖
札幌 1-1 福岡
名古屋 1-0 湘南
G大阪 1-0 横浜FC
川崎 3-1 浦和
4月結果
J1リーグ
4月時点でのトップは先月に引き続いて6ゴールで湘南の財前淳。2位には札幌の浅井雄也と新潟のGustavo Nescauが5ゴールで並ぶ。
レッズでは4ゴールで渡邊凌磨が同率4位につけている。