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2024シーズンのヘグモ・レッズを応援しよう(2)〜3月

シーズン開始の2月を1勝1敗の無難な立ち上がりで立ち上がったヘグモ・レッズ、ルヴァンカップが始まる3月をどう戦っていくのか?
ちなみに舞台裏ではバイエルンの福井太智に対して、福岡、湘南、横浜FM、FC東京が期限付き移籍のオファーを寄せています。8月までゲーム的に秋春制のリーグは試合が動いていないので、能力値等によって一旦格付けをされてしまうと、覆す可能性が残されていないのです。


3月(ルヴァンカップ開始)

第3節C大阪(H)戦

ホーム開幕戦、本来は埼スタが使えず駒場での開催でしたが、ゲーム的には設定がわからなかったので、そのまま埼スタでの開催になっています。

J1リーグ第3節 浦和 vs C大阪

ホームゲーム開幕戦はやや大味な試合となり、先制点は4分、右サイドからの酒井のクロスをセレッソのKim Jin Hyeonがこぼしたところに飛び込んでいた渡邉が押し込んだもの。28分には酒井の右サイドからのパスをペナルティエリア内右角付近で受けたSolbakkenがそのままペナルティラインの外側を舐めるようにドリブルで中央まで運んで加入初ゴールを豪快に決めた。
そのまま後半に入ってもレッズの攻勢は止まらず、51分、カウンター気味の展開から伊藤敦樹のスルーパスを受けたSolbakkenが連続ゴール。64分にはLinssenのスルーパスを受けた中島翔哉が4点目。66分にはGustafsonから伊藤、中島と繋いだ連携で中島の2ゴール目。86分にCapixabaの右サイドからのクロスをLeo Cearaが決めて1点を返すもそこまで。

J1リーグ第3節 浦和 vs C大阪 結果
J1リーグ:Solbakkenが浦和レッドダイヤモンズを首位に導く

ヘグモ監督は中島を偽9番に置いて、必ずしもそこが本職ではない渡邉をインサイドに置いてシュートを打たせる戦術をとりあえず気に入ったようで、2試合連続でこのフォーメーションを使っている。

第3節の結果は

  • 横浜FM 1-2 広島

  • 新潟 2-0 札幌

  • 横浜FC 1-1 鹿島

  • 川崎 0-2 湘南

  • 神戸 2-1 G大阪

  • 京都 0-1 FC東京

  • 福岡 1-1 柏

  • 鳥栖 1-3 名古屋

  • 浦和 5-1 C大阪


3/7、第3節のベスト11が発表された。レッズからは酒井、Solbakken、伊藤、Linssen、中島の5名が選出。

週間ベスト11が発表

ルヴァン杯GS第1節札幌(A)戦

ルヴァンカップのグループステージは、浦和は現実には清水、川崎、湘南との組み合わせのグループBでしたが、ゲーム中では札幌、京都、横浜FCとの組み合わせのグループAになっています。
AIはミッドウィークのカップ戦でも、コンディションに問題がなければAチームで臨みがちですが、さて。なおご存知の通り、21歳以下の選手を1人以上入れなければいけないルールになっています。

ルヴァン杯GS第1節 札幌 vs 浦和

ヘグモ監督は21歳以下に堀内陽太を選択、インサイドに置いて中島翔哉を左、Linssenをワントップに置くフォーメーションに戻してきました。
41分にCKを跳ね返した後のカウンター気味の展開から菅大輝の左からのクロスをピンポイントでKim Gunheeに頭で合わされて失点。後半からヘグモ監督は堀内に代えて渡邊凌磨を投入、シニアな面子で揃えるも、67分にCK崩れから福森にシュートされ失点、劣勢を覆せないまま敗戦となった。

ルヴァン杯GS第1節 札幌 vs 浦和
YBCルヴァンカップGrp A:北海道コンサドーレ札幌が難なく勝利

グループAの他の結果は

  • 京都 1-1 横浜FC


3/6、ブラジル Corinthiansが川崎のLeandro Damiaoにオファー。

Corinthians、Leandro Damiaoにオファー提示

3/10、CorinthiansがLeandro Damiaoとの交渉成立、移籍が成立しました。

交渉成立:CorinthiansがLeandro Damiãoを獲得

第4節 神戸(A)戦

中2日でアウェイ神戸戦。ヘグモ監督は中島の偽9番戦術に戻し、Solbakkenをおそらくはコンディションを見てベンチに、代わりに前田直輝を初先発させた。
一方の神戸は大迫勇也の代わりに川崎修平を先発させている。どうやら武藤嘉紀は2/25の札幌戦で肋骨の亀裂骨折を負って全治5〜11日、大迫は3/4のG大阪戦で負った脳震盪のために7〜10日離脱している模様。また前のプレーでは何度も得点王になっていたLincolnは、神戸にGKのPhelipe Megiolalo、Matheus Thuler、Bàlint Vècsei、Jean Patric、Juan Mataの5名の外国籍選手がいるために、登録外になっている模様。

Jリーグ第4節 神戸 vs 浦和戦

膠着した展開の中で、17分にGustafsonのCKからScholzがヘディングシュートで先制、85分には自陣からのロングカウンターの中、岩尾のロングパスを受けた渡邊凌磨がゴール前に抜け出してシュート、決定的な2点目を決めた。

J1リーグ第4節 神戸 vs 浦和戦
J1リーグ:ノエビアスタジアム神戸での勝敗を分けた決定力

優勝候補相手のアウェイでの勝利は非常に大きい。相手の主力が出場できないタイミングだったというのも運に恵まれたと言えるでしょうか。
第4節の結果は

  • 新潟 2-2 川崎

  • 神戸 0-2 浦和

  • C大阪 0-0 鳥栖

  • FC東京 0-0 横浜FC

  • 鹿島 1-1 福岡

  • 湘南 3-2 京都

  • 柏 0-2 名古屋

  • 札幌 1-0 横浜FM

  • G大阪 2-1 広島


3/14、YBCルヴァンカップGS第1節とJ1第4節のベスト11が発表された。レッズからは小池龍太、Gustafsonの2名が選出。

週間ベスト11が発表

3/17、福井太智は横浜FM、福岡、湘南からのオファーを拒否した。

未だ不透明な福井太智の去就

第5節 新潟(H)戦

1週間おいてホーム新潟戦。新潟は高宇洋が肋骨の骨折のため出場は微妙な状態。
レッズは前節に引き続いて小池を右サイドバックで先発させ、酒井を左サイドバックで使っている。

第5節 浦和 vs 新潟戦

試合はレッズの一方的なペースとなり、90分を通じて新潟のシュート3本に対してレッズは27本のシュートを浴びせるも、むしろ61分に高木善朗がGustafsonに倒されてPKをゲットする。
このPKは西川がストップ、84分には前田直輝のパスを渡邊凌磨が決めてとうとうリードを奪うかと思われるも、これは前田がVARでオフサイドを認定され認められなかった。
試合はこのまま無得点のまま終了した。

第5節 浦和 vs 新潟戦
第5節 浦和 vs 新潟戦結果

第5節の結果は

  • 名古屋 3-0 FC東京

  • 浦和 0-0 新潟

  • 横浜FM 0-1 鹿島

  • 横浜FC 0-0 京都

  • G大阪 1-1 札幌

  • 鳥栖 1-0 神戸

  • 福岡 1-0 湘南

  • 広島 2-0 柏

  • 川崎 1-0 C大阪


3/21、C大阪はFortuna Düsseldorfの内野貴史に対しシーズン終了までのレンタル移籍をオファー、内野は京都と札幌から届いていた同様のオファーを断り、C大阪にレンタル加入することが決定した。

内野貢史が期限付移籍でセレッソ大阪に加入

3/24、湘南は横浜FMの角田涼太郎を獲得。

交渉成立:湘南ベルマーレが角田涼太郎を獲得

ルヴァン杯GS第2節京都(H)戦

ルヴァンカップは代表招集のタイミングと重なることがある。京都戦ではGustafsonがスウェーデン代表に、Solbakkenがノルウェー代表メンバーに招集されて離脱中、京都は武田将平が足首の骨折、福岡慎平がふくらはぎの張りで出場は微妙という条件。

ルヴァン杯GS第2節 浦和 vs 京都戦

レッズが押し込む流れが続くも、最後のところで決められない。そんな中、左サイドからの荒木大吾のクロスを原大智にヘディングで合わされて失点する。
87分には中島がPKをストップされるも、アディショナルタイム突入直前の90分、松尾、中島、酒井とつないだボールを前田直輝が難しい体勢から豪快に決めて同点に追いついた。

ルヴァン杯GS第2節 浦和 vs 京都結果
YBCルヴァンカップGrp A:浦和レッドダイヤモンズ、終盤のゴールで引き分けに持ち込む

他のGS第2節結果は

  • 横浜FC 1-0 札幌

2試合を終えてレッズは0勝1分1敗でグループA最下位


3/29、3月末に移籍ウィンドウが閉じるのを前に、駆け込みで福岡が伊藤敦樹への獲得方針を表明。

アビスパ福岡は伊藤敦樹に照準

3/30、一方で今治は武田英寿のレンタルでの獲得を狙う。

今治、武田英寿の期限付き移籍を画策

同日、レッズはレンタルのオファーを承諾。残りは選手の判断。
一方、レッズはFC Bayern Münchenの福井太智をレンタルでの獲得を狙う。

浦和レッドダイヤモンズ、福井太智の期限付移籍に関心示す

3/31、FC Bayern Münchenは期限付き移籍オファーを承諾。

浦和レッドダイヤモンズ、福井太智の交渉成立

他にも、期限切れギリギリの駆け込みで名古屋は清水の松崎快に、新潟は横浜FMの井上健太に、柏はスペイン2部Burgos C.F.の25歳の守備的MF Kévin Appinに期限付き移籍オファーを、京都は清水の山原怜音に獲得オファーを、湘南は長崎のCaio Cesarに獲得オファーを、FC東京は関川郁万に獲得オファーを、福岡はPSGの32歳のフランス人GK Alexandre Letellierにレンタル移籍オファーを、それぞれ提示している。また、神戸が川崎の家長昭博と広島の佐々木翔にオファーを提示している。


第6節 柏(A)戦

移籍ウィンドウ最終日、代表勢が帰ってきた中での一戦。
この試合でヘグモ監督は久しぶりにLinssenをワントップ(プレッシングフォワード)で起用、その策は果たして。

J1第6節 柏 vs 浦和 戦

試合は10分にCKからボールを受けたScholzのパスを受けた明本が低い弾道のミドルシュートを決め先制、後半50分には右サイドを突破した中島のクロスをLinssenが決めて2点目。ここまで楽な試合になるかと思われた。
しかし53分、小屋松知哉と伊藤敦樹が接触、2人とも負傷して退場、柏は仙頭啓矢、浦和は岩尾憲に代わると突如柏ペースに。63分にMatheus Savioにカウンター気味の形から中央から決められて失点、続く68分にはスローインから右サイドを再びMatheus Savioに突破されてミドルシュートを豪快に決められて同点に追い付かれた。その後は両者とも得点できず、2-2の引き分けに終わった。

J1第6節 柏 vs 浦和 結果
J1リーグ:浦和レッドダイヤモンズがJ1リーグ首位に浮上

3月結果(第6節分を除く)

J1リーグ

J1リーグ順位表

レッズは5試合終了時点で3勝1分1敗の2位。横浜FM、神戸といったあたりの出遅れが目立つ。

J1リーグ得点者リスト

3月時点でのトップは湘南の財前淳で5ゴール、2位は名古屋のDino Islamovićで4ゴール。レッズでは渡邊凌磨と中島翔哉が3ゴールで3位に入っている。