見出し画像

AFCチャンピオンズリーグMD5 武漢三鎮足球倶楽部戦のメンバーを予想する


全般的な状況

浦和レッズはここまでの4節で1勝1分2敗でグループJで武漢三鎮と並んで2位につけているが、残り2節で1位の浦項スティーラーズと勝ち点8差となり、1位での勝ち抜けが無くなった状況である。

ACL(東地区)順位(MD4終了時点)

従って上位3チームが該当する、2位での勝ち抜けしか可能性がない。他グループを見てみると、浦和のグループJ以外はいずれも1位と2位(グループ)の対戦を残しており(逆に言えばそういう組み合わせだからこそこういう結果が残っているわけだが)、例えば1位と2位が同勝ち点で並ぶグループG、グループHの場合は1位と2位の直接対決を引き分けた1勝1分の場合が、2位と3位が並んでいるグループF、グループIの場合は、1位と2位の差が勝ち点3以上開いているので、1位が1勝1敗、2位が2勝の場合がいちばん最終的な勝ち点が大きくなる。
その理屈で見た場合の2位の理論的な最大勝ち点は、グループFが12、Gが13、Hが11、Iが12になり、浦和が後2試合を勝った場合でも勝ち点は10にしかならないので、自力での予選突破はないということになる。

とは言え、山東泰山に勝って勝ち点7にしたら、2位中の3番目か4番目あたりになっている可能性はあるので、せめてもの可能性を得るためにも勝っておきたい。

(追記)MD5 1日目を終えての状況

ACL(東地区)順位(MD5 1日目終了時点)

MD5の1日目にグループGとIの試合が行われた。各グループの展望と勝ち抜きに必要なポイントを見てみる。

グループF

今節、2位の全北現代はここまで勝ち点1のみの傑志に勝つとして勝ち点9、1位のバンコクと3位のセーラーズの対戦でどちらが勝っても2位チームの勝ち点は9なので、最終節に勝ち点9のチームが引き分け以下なら可能性が残る(セーラーズの相手は傑志なので、セーラーズvsバンコクはバンコクが勝って勝ち点9は全北のみになっていてほしいところ)。

グループG

最終節、仁川はここまで勝ち点のないカヤに勝つだろうとして、山東泰山とFマリノスの対戦は、どちらが勝っても2位は勝ち点12になる(山東の勝ちなら仁川のみ12、Fマリノス勝ちなら3チームが12で並ぶ)ので可能性がない。

グループH

どうにも調子が悪そうな浙江が読めないが、今節順位通りブリーラムが勝つと勝ち点9、甲府とメルボルンはどちらか勝った方が勝ち点10で首位になる。最終節、ブリーラムが甲府に引き分け以下なら可能性がある。
もちろん、甲府vsメルボルンが引き分けたり、浙江vsブリーラムが浙江の引き分け以上に終われば勝ち点的にはもっと楽だ。

グループI

最終節、蔚山vs川崎が川崎の引き分け以上になってくれれば、JDTがパトゥムに勝っても2位は勝ち点9〜10なので可能性がある。

まとめ

5グループ中2位の上位3チームが勝ち抜けなので、下に2チームいればいい。浦和としては、他の対象チームが現在の首位等の強いチームとの対戦を残していることが希望になる。
グループF、H、Iのうち2グループで崩れれば、浦和が連勝するという前提の上だが可能性は十分にある。


予想のポイント

欠場が確定している選手・スタッフ

  • 酒井宏樹(怪我)

  • 伊藤敦樹(怪我)

  • 明本孝浩(出場停止)

  • スコルジャ監督(出場停止)

欠場しそうな選手

  • 吉田舜

ACL MD5山東泰山戦予想メンバー

リーグの福岡戦から中3日での山東戦。基本的には福岡戦のメンバーが基盤となることが予想される。ホーム埼スタの今年最後の試合ということもあり、安部裕葵のメンバー入りの可能性もないとは言えない。

この終盤戦、不調というよりも気負い過ぎ(神戸戦の西川のプレーも含め)な感が中心メンバーの経験値の低さを物語るような試合が続いているが、Jリーグとは違う相手に対して自分ができることを見せてほしい、そんなことを思う。