本紹介 明治維新で変わらなかった日本の核心
1.本紹介
この本を紹介するためには、題名にもある通り「日本の核心」を説明する必要があります。
この「核心」を今からご紹介します。
ところで、外国の方から
「日本って何なの?」
と聞かれたとき、何て返信しますか?文化?四季のある気候?金?人?...
実のところ、この答えが本書の「核心」です。この「核心」は、権力、金、官職などのすべてを正当化し、このために計り知れない血が流されてきたものです。この答えはズバリ、天皇です。天皇は日本との密接な関わり、今現在我々が当たり前だと思っていることにも直結しています。例を出して考えていきます。
天皇は八百万の神の子孫であるがため天皇自身が自分に位を与えました。
さらに臣下の人達に要職を与えていった。
征夷大将軍(以後将軍)も右に同じである。
また将軍もそれに習い官職を与えていきました。
官職とは天皇によって正当化されているものですから、我も我もと頂きにくる。
つまり、官職を持っていれば黙っていても金が手に入ります。
さらに、どんなに兵隊や領地を持っていても、天皇に認められなければ全国の人々を従わせることはできません。
あら不思議。これは現在にも、つながる所があると思いませんか?
ポッと出てきた集団でも官職が無ければ誰もついていきませんしね。
本書が説明していることは、天皇が日本の「核心」すなわち根幹にあることにより、我々が通常だと認識していることがあるということだ。
さらに、この身分社会の名残がまだ社会にとどまっているために我々は今まさに行動にでなければならないとも私は考察した。
本書は「武士の家計簿」でも有名な磯田道史さんと、東京都知事を勤めていた猪瀬直樹さんが、歴史家・元政治家という二つの視点から、日本の「核心」について考察していく本です。
是非呼んでみてはいかがでしょうか?
2.あとがき
やあ(´・ω・`)図書委員会です。
予定通りの時間に投稿できて良かったです(表紙は間に合わんかった...)。
今回特に試験が近づいてきたくらいしか書くことはないので、ここでおわります。
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それでは、さようなら、さようなら、さようなら。
広報部長
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